私は心臓病児の家族会「全国心臓病の子を守る会」に入会していて、毎月機関紙が送られてきます。
守る会は年会費がかかりますが、その大半はこの機関紙の作成・発送にかかる経費のようです。

この機関紙には、医療や福祉や教育や就職などなど、毎月決まったテーマで特集が組まれていたり、循環器の医師紹介だったり、割と興味深い読み物です気づき
会員限定の機関紙なので、一般販売はされていないし、ネット公開もされていません。
心臓病と言っても人それぞれ病名や重症度も違うので、関係の無い内容もありますが、勉強になることもたくさんあります。
(でも忙しくて毎月読み込めないのよね泣き笑い

その中で毎月あるコーナーが会員による寄稿のコーナー。
テーマがあることもあるし、フリートークみたいな時もありますが、大半は生育歴と印象的な出来事や思うこと、みたいな内容が多いかなと思います。

その原稿依頼が回ってきました真顔
皆さん、書きたい方が率先して書いているとばかり思っていたんですが、よく考えたらそんな人いっぱいいないですよね。

詳しくはよく分かりませんが、毎月県支部ごとの割り当てがあって、今回はうちの県支部担当とのこと。
県支部の幹部会議で話し合い、私に依頼しようとなったそうです驚き

少し前に守る会県支部の交流会や講演会があった時に参加させていただいて、いろいろ勉強させていただいたり、教えていただいたり。
強制ではないものの…お世話になっているので、さすがに断れません真顔

今回テーマは無く、字数制限のみ。
500~1500文字だったかな。

ゴールデンウィークくらいからちまちま書いていったんだけど、ほら、私のブログを読んだら分かるでしょ?
1500字以内に収めるのって難しー笑い泣き

息子の生育歴を簡単に書いて、こども園に入るまでと入ってからのこと、とても良くしてもらっているという内容で書きました。
2000字くらいになったかな。
削って、削って。
あぁ、「推敲」ってこういうことを言うんだなぁとしみじみ実感無気力

何とかギリギリまで字数を削って、依頼主の県支部の担当者にメール送信。
一緒に載せる息子の写真も厳選して送信メール

こういうの、初めての経験だったので、その後どうなるのか分からなかったのですが、本部役員さん的な方の中に、機関紙担当の方がいらっしゃって、すごく丁寧に校正して下さいましたおねがい

メールで内容が送られてきて
「息子さんの名前にはルビ(読み仮名)を振りますか?」
「大学病院の名前は載せますか?載せた方が親しみを持ちやすいですが、載せなくても大丈夫です。」
「ここはこう書いた方が分かりやすいと思いますがいかがですか?」
と様々なアドバイスをいただきました。

それでも訂正は強制ではなく、極力ご自身の想いに沿ったものの方がいいので、と割と柔軟に対応して下さいましたおねがい

タイトルや小見出しは、私は考えていませんでしたが、いくつか候補を挙げて下さり、私がしっくり来ると思うまでやり取りし、最後まで私の考えを尊重してくれました。

もともとこういうことが得意なのか、お仕事でこういうことをされているのか分かりませんが、守る会の役員さんもおそらく私達と同じく病児の母のはず。
原稿を書いて、メールでやり取りしただけの私の気持ちや表現を最大限尊重するなんて、簡単なことじゃないと思います。

毎月、皆さん立派な寄稿文が載っていますが、ここまで丁寧に添削・校正していたんだなぁと知っただけでも、ものすごく発見でした目キラキラ

まだ先になりますが、出来上がりが楽しみです。
届いたらこども園の先生方に読んでもらいたいなと思っていますスター