4歳児クラスの春の遠足は、こども園から徒歩20分程度の公園まで。
行きは3~5歳児クラス合同で歩いて行きます
運動発達ゆっくり、心疾患持ち、体力の無い息子が無事に遠足に行って帰って来られたか…先生が付いているから心配は無いものの、みんなについていけたのかな?先生やお友達に迷惑かけていないかな?疲れ果てて動けなくなっていないかな?
仕事中、気になって気になって
歩いて疲れるだけならいいのですが、それを何日も引きずるようだと生活に支障が出てしまうので。
こんな風に思うのはよっぽど心配しすぎだと思われそうですが、実際に2歳児クラスの秋の遠足の後、疲れすぎて廃人(?)のようになってしまい、生活がままならなかった経験があるのです
帰りはいつもと同じ時間にお迎えに行きました。
教室で元気そうに過ごす息子の姿を見て、ひとまずほっとしました。
息子と一緒に加配担当のタナカ先生が出てきてくれました。
「行きは頑張って歩けたんですけど…」
とタナカ先生。
この「けど」が全てを物語っています
言われる前からだいたい想像がつく
ただ、ちょっと意外だったのは、てっきりタナカ先生が手を繋いで一緒に歩いて下さったと思っていたのですが、今回は看護師のアマノ先生(ともう1人クラスのお友達)が一緒に歩いて下さったとのこと
タナカ先生が息子の引率をして、他のフリーの先生が4歳児クラスの補助に入ってくれるのだと思っていたので、全くの予想外
看護師の先生が付き添って下さるのは、とっても安心なんですよ。
でも、同じ日に未満児クラス(0~2歳児クラス)が園周辺の散策に出かけているんです。
その子達が転んだりして怪我することもありえるじゃない?
看護師は園待機の方が良くない?
と思って、びっくりしたのよ。
遠足後、アマノ先生にはお会いできていないので、又聞きです。
みんなの列から離れて後ろでゆっくりと歩いていたそうですが、途中から息子は表情を無くして一言も話さなくなったらしいです
最近こういうことはほとんど無くなったけれど、これは息子が疲れているサイン。
(アマノ先生からいつも薬を飲ませてもらっているので信頼関係はできていると思います。人見知りで話さなかったとかではないです。)
公園に着いてからはそれなりに楽しそうに遊び、お弁当もしっかりと食べて、元気に過ごしていたそうです
帰りは3歳児クラスの子達は園バスに乗って帰園。
4・5歳児クラスの子達は歩いて戻ります。
息子は
「あるいてかえれる」
と言い張っていたそうですが、行きに喋らなくなったこと、気温・湿度が上がってきたこともあり、遠足前のお散歩で後半はかなり歩くスピードが落ちていたこともあり、やっぱり車に乗せようということになったそうです。
息子の希望には沿っていない気がするけれど、でも先生方の判断が正しいと思います。
もともと息子は園の公用車に迎えに来てもらい、乗って帰る予定だったそうですが、少し前にチラッと「バスにのりたい」と息子が話していたことを覚えていたタナカ先生。
園長先生にその旨を伝えると
「バスに乗せてあげて!」
とおっしゃってくれたそうです
去年遠足を欠席して乗れなかった園バス。
小型のワゴンタイプの園バスなので、10人くらい乗せて2往復する予定だったそうです。
3歳児クラスで普段バス通園している子を公用車に乗せて、息子のためにバスの席を空けてくれたそうなんです
そして、年下の3歳児クラスのお友達に混じって、園バスに乗って帰ったそうでーす
えー、よかったじゃーん!
いい記念じゃーん
息子は、バスから同じクラスのお友達が歩いている姿を見たらしく
「あるきたかった…」
と呟いていました。
特に悲しそうな悔しそうな顔はしていませんでした。
実際には歩きたい気持ちとバスで帰りたい気持ちが半々だったんじゃないかなとは思います。
でも、その気持ちがあればね
1年前なら行きだけ歩くことさえ考えられなかったことなので、行きに歩き通せただけでも素晴らしい。
来年の体調や発達の状態にもよるけれど、来年頑張って往復歩く目標を持てれば、それはそれで合格なんじゃないかな?と思いました。
遠足で何が楽しかったとか、まだうまく説明できるほどじゃありませんが、リュックの中には空になったお弁当箱とビニール袋に入った(すでにしおれた笑)たくさんのタンポポが
今回の遠足が息子の自信に繋がったかどうかは分かりませんが、それでも参加できただけで意味があったと思います