こども園にお迎えに行った時、廊下で待っていたら園の看護師のホリエ先生が近づいてきて、私に声を掛けました。
「息子くん、便秘なかなか良くならないみたいですね。でも、さっきトイレで出ましたよ!」
「あぁ、そうなんですね。よかった!」
…これで話が終わるかと思ったのですが、それからあれこれと息子の便秘について聞かれました。
出る時は毎日同じような時間帯に出ますか?
便の状態はいつもあんな感じ?(薬の効果で緩い)
久しぶりに出たら硬いですか?
便秘の薬はどの先生に出してもらっているんですか?
あれやこれやと聞かれた後、
「アマノ先生とも相談してみますね。」
と言われました。
その翌日、ホリエ先生は午前中勤務の看護師のアマノ先生と話して、2人でいろいろと便秘解消のための案を出して下さったようです。
翌日のお迎えの時に、またホリエ先生に声を掛けられ、いろいろとアドバイスを下さいました。
毎朝同じ時間に出なくてもトイレに座ってみるのはどう?
お腹のマッサージはやってる?
大学病院の内分泌の先生にも相談してみたらどうですか?
などなど。
私は、ホリエ先生がどうしてこんなに便秘のことを熱心に聞いてくるのかな?と不思議に思っていました。
すると
「息子くん、食べるの大好きなのに、給食のおかわりが足りないとかわいそうですよね。」
みたいなニュアンスのことを言われたのです
あぁ。
そういうことか
少し前に、お腹がパンパンになるほどおかわりをするのに、なかなか便が出ないので、これ以上食べたら吐くんじゃないか心配、食べたものはまぁいいとしても、薬を吐き出されたら困るので、給食のおかわりを少し減らしてもらいたい、と担当のタナカ先生にお願いしていたのです。
小柄な割にはよく食べると思います。
アレルギーや食事の制限は特に無いので、栄養満点な給食は食べたいだけ食べたらいいと思っていました。
それでも、お腹がはち切れそうになるまで毎日食べるのは違うと思う
けれど、おかわりを減らしたら、物足りなそうな顔をしています、とタナカ先生も話していました。
あ、先生達は給食を減らすやり方を良くは思っていないんだな…と思いました
担任の先生も、看護師の先生も、息子が便秘で困っている、母(私)がそのことで悩んでいる、と思って、助け舟を出してくれたのは分かっています。
でも、その気持ちを素直に受け取れない自分がいる。私のやり方を否定されたような気持ちになっている
最近薄々感づいてはいたけれど、私、調子が悪くなっているな…(←体ではなく、気持ちが)と分かりました。
便秘についての解決策をホリエ先生が提案して下さっているのに、どれもこれも頭の中で「いや」「でも」と否定しています
「そんなの全て試しているけれど、でも治らないのよ。そもそも便の状態がという話ではなく、腹筋の力が弱いから、と思っているので、普通の便秘対策を当てはめないでほしい」みたいなことを頭の中で考えてしまうのです。
今はアドバイスを素直に受け止められない気持ちです。
4月になって、こども園の担任の先生が変わり、それでも昨年度の担当のタナカ先生が持ち上がり、今年度も引き続き担当していただけることになりました。
穏やかな新学期だったのに、ここに来てまた心を閉ざしがちになりました。
理由は分かっています。
春の保育参観が近づいているから。
2年前の保育参観の記憶が蘇って、ネガティブのループにはまっています
続きます。