1歳8ヶ月から通っている個別療育(OT)。
今月末で契約満了となるので、残り2回となりました
最近は夫が仕事休みの日に連れて行ってもらうことが多いのですが、間もなく利用終了となるので、私が連れて行きました。
こちらの事業所では、親は療育の訓練室の隅で座って見学します。
運動発達を伸ばすことを主な目的として通っているのですが、最近の息子は座っておままごとをするのがブーム
全然動きません
ここは子どもがやりたいことをさせてくれることが多いので、おままごとを自由にさせてくれるのですが、その中で体や指先をうまく使えるよう、OT(作業療法士)さんが的確に誘導して下さいます。
おままごとからどういう流れだったのか、担当OTのホランさんが息子をトランポリンに誘いました。
息子がせがんだのかよく分からないけれど、なぜかホランさんが息子をだっこしてトランポリンを跳ぶことに
私は心の中で「えっ、息子はもう体重が15kg弱あるから、だっこしてトランポリンなんて大変じゃない?!」と思いました。
仕事柄、元気いっぱいのお子さんの対応をされることが多いOTさんは体を鍛えているかもしれないけれど、どちらかと言うと小柄なホランさん。
息子をだっこしながらトランポリンを跳ぶ姿に驚きました
その時、ふいに小さい頃の息子の姿を思い出したのです。
運動発達がゆっくりで、できないことにはすごく慎重な態度の息子。
療育に通い始めた頃、トランポリンも1人では跳べませんでした。
そんな時、ホランさんが何度もだっこしてトランポリンを跳んでくれたのです
表情の乏しかった息子が目を輝かせて喜んでいました。
自分では跳べないけれど、意外とこういう刺激が好きなんだなぁと、喜ぶ息子の顔を見て、私もとても嬉しく思いました。
今はもうトランポリンも1人で何とか跳べるようになったんだけど、あの頃のようにだっこしてもらってトランポリンを跳んで喜んでいる息子。
ずいぶん大きくなったな。
こんなに成長したんだな。
と思わず、ジーンとなってしまいました
その日はとても寒くて、換気のために窓が少し開いていました。
ヒューというすきま風が寒すぎて…。
感動した気持ちは吹き飛んでしまいましたが
息子は成長もゆっくりだし、しばらくやらないと体がすぐ忘れてしまうし、体力も無くて。
療育に通ったからぐんぐん伸びた、というタイプではありません
それでも、たくさんのことを経験させてもらえたし、いっぱい成長しました
まだまだ息子には個別のサポートは必要だと思いますが、契約上、ここが区切りとなるのは仕方がありません。
(他の療育2箇所は継続します)
次回は最後。
思いっきり楽しんでくれたらいいなと思います。