こども園の訪問支援に同行させてもらってから少し日にちが経ちましたが、個別療育のOT(作業療法士)のYU先生と電話でお話する機会がありました。
まずはお礼を伝え、気になっていたことをいくつか尋ねました。
普段は、訪問後に1時間程度の報告の時間を設けていただけるのですが、今回は私も同行したため、報告の時間はありませんでした。
息子にバレないように(結局バレました
)、私は運動遊びの時だけこっそり見に行きましたが、OTさんと相談員さんは教室での様子も見学されていました。
YU先生「今回の運動遊びで息子くんの様子を撮影するためにお遊戯室でカメラのセッティングをしていたので、実はほとんど見ていません
私が見に行った時は、お友達と廊下で並んでいましたよ。」
(ちなみに園から撮影許可はもらったそうです。)
YU先生「そうですね、いつも見学した内容を振り返って、最近の園での様子などをこちらから質問して、お答えいただく感じです。そこから話が広がっていくこともあります。」
これはYU先生の力量と言うよりも、園長先生や担任のタナカ先生の性格にもよるのかもしれません。
ここからが本題です。
どのくらい話そうか迷う気持ちもありましたが、YU先生がずっと親身になって話を聞いて下さる姿なので、思い切って本音に近いところまで話せました。
仕事の休憩時間にかかってきた電話だったので、時間的に深く掘り下げて話すことはできませんでしたが、それでもとても有意義なお話を聞かせていただけました
私「訪問支援の時、いろいろとお話させていただき、その時は話せてよかったと思っていたんですが、時間が経つと、あぁ言わなきゃよかったかな…という気持ちが出てきてしまって…。」
YU先生「え?そうなんですか?私はおかあさんのお話を聞いて、すごく考えさせられました。訪問支援って、おかあさんのご希望としては将来のことを考えながら今できることを探る、という感じで考えていたのですが。おかあさんの言われたように今を大切にするという考え方、担任の先生に対する想いっていうのは確かにそうだな、大事だなと思いました。」
私「でも…担任の先生って1年ごとに変わるから、先のことを考えて何かをして下さい、と求めることはできないじゃないですか?今年の担当のタナカ先生は割と受け止めて下さる先生で、よかったんですけど、来年度にまた担任の先生が変わって、同じように受け止めて下さるとは限らないですよね。私が心配している、不安に感じる、と伝えることで、担任の先生が慎重になりすぎたら、それは息子のためにはならないし。そうやって毎年時間をかけて話をしていかないといけないから、もういいわー、と思ってしまいそうなんですが、何かあった時に聞いてませんでした、じゃ困るし。。」
YU先生「あぁ、なるほど。でも息子くんのことは、将来のことと今のこと、どちらが大事とかじゃなくて、今のことと先のことが両輪となって息子くんの成長を支えていく…というのかな?その2つを繋いでいくのが訪問支援の役割なんだなと、すごく自分の中でストンと腑に落ちた気がしたんです。」
この言葉がすごく嬉しかったんです
今も将来も、どちらも大事だということ
息子は今特に困っていないけれど、これから先に困ることが出てくるかもしれないから、訪問支援をお願いしている、と普段から話しています。
でも、本当に今困っているのは私…

それでも、いきなりそんな話はできないし、様子を見て、少しずつ不安を出していき、ここに来て新年度(担任交代)への不安も重なって。
そのことをうまく言葉にできずにモヤモヤしていたんだけど、YU先生がうまく受け止めて言葉にして下さったことで、私の心の重たさが少し楽になったような…

次回の訪問支援は今年度最終。
ということで、私は参加しませんが、1年の総括のようなお話もされるそうです。
どんなことを話すか、事前にまとめて私に教えていただけるのだとか。
来年度、また担任の先生が変わるとクラスの雰囲気や目指すところが変わってくるのだろうけれど、うまく来年度に引き継ぎ、前向きな方向性が示されればいいなと思います。
短い電話の時間でしたが、ありがとうございました
