今回の訪問の報告を聞いた後、私から質問をしました。

「えーっと、ちょっと聞きにくいことなんですが…こども園の先生とお話する中で…お母さんが病んでる魂…みたいな話が出たことはありませんか?」

保育所等訪問支援をお願いしている個別療育の事業所の担当美人OT(作業療法士)さん、そして本社?から来られている訪問支援担当の男性OTさん。
私の質問に少しびっくりした顔をしていました。

美人OTさんは
「え?!いや、こども園の先生方とは息子くんの発達や日常の様子等を話しているので、そういうお話は聞いたことがありません。…こども園と何かあったんですか?」
と驚き顔で言いました。

こちらの事業所には、息子が2歳0ヶ月の頃から通っています。
療育の内容にはとても満足していますニコニコ
マンツーマンで見てもらえるので、一人一人のレベルや興味、得意不得意に合わせて活動内容を決めているので、何歳だからこれをやりましょう、という目標設定はありません。
同室の子がいたとしても、別のことをやっていることが多いし、ちょっとのことでもめちゃくちゃ褒めてくれるので、人と比べて悩む時間も少ないです。
もちろん隣の子の方がよくできているわ~と思うこともあるけれど、みんなそれなりに困って通っているんだよな~と思えば、比べる必要も無い。
そもそも私は息子の発達のことは全然気にしてません。

美人OTさんは私が悩んでいる姿、落ち込んでいる姿は想像がつかないんだと思います。


美人OTさんとはモニタリングや訪問支援の報告でお話しているので、とても信頼しています。

男性OTさんは正直なところ、まだ数回しかお会いしたことが無いので、話を聞かれるのは少し抵抗がありました。

でも、ここに座っているので仕方無い真顔

ここまで話してしまったので、話すことに決めました。


なるべく感情的にならないように、簡潔に…を心掛けたけれど、どうだったかな。



こども園に行くと健康にスクスク育っているお友達の姿が嫌でも目に入ってしまうので、すごく複雑な気持ちになってしまう。

できることが増えていくのは嬉しいけれど、どうしても先のことを考えてしまい、いつかは運動制限が始まってできなくなる日が来る。なので、「これができるのは今年が最後かもしれない。」とついつい考えてしまう。

制限がかかる日が来ることを考えると、今やりたいように何でもやらせてあげていいのかな?と悩む。

でも、今できることを何でも制限してしまうのは違うと思う。息子の気持ちも尊重したい。

こういう気持ちがあることを園長先生だけは知っているけれど、担任の先生は毎年変わるし、先の話をしても、どうしたらいいのか困るだけ。今の息子の姿を見てもらいたいという気持ちから、担任の先生に先の不安は話さないと決めている。

なので、時々園長先生にだけ話すけれど、私がいつも同じことをウジウジ考えているから、園長先生はうんざりしていると思う。最近は担任の先生と話すことを重視していて(進級して担任が変わるタイミングだったので)、園長先生とはあまり話さない。

今までの相談先だった集団療育も辞めたし、相談支援も手薄くなってしまい、話せる場所が無くなってしまった。


…という内容を、淡々と、感情的にならずに話せたと思います。(病んでるとは思われていないと思う。)


今回はこども園への訪問支援ということで、美人OTさんは主に私と息子とこども園の関わりについて、話を進めて下さいました。


OTさん「こども園の園長先生とは何でも話をできる関係なんですね~。」(←ポジティブ)


私「そう…ですね。でも、私いつも同じところをグルグルして悩んでいるので、よくイラッとされます。叱られることもあるし、言い合い寸前みたいになったこともあります。」


OTさん「えー、園長先生は結構ハッキリとモノを言われる方なんですね?」


私「いや、優しいですよ。いつも話を聞いてくれます。言い合いみたいになった時もあるけれど、根に持ってネチネチ言う人じゃないし、私も嫌いだと思って言っているわけじゃないので、最後は和やかに話して終わるんですよ。」


OTさん「信頼関係ができているんですね~。」(←ポジティブ)


何でもプラスに捉えてくれる美人OTさん。

ありがとうございます泣き笑い

 

訪問支援自体は、息子の運動面や、こども園での生活面が主目的なので、私の話を聞いて悩む気持ちも理解しつつ、これからの目標としては疲れない体づくり、そしてできる動きのバリエーションを増やすことを重視するのが良いという結論になりました。


体を動かすと言っても、効率よく動けば疲れにくい=心臓の負担を減らせるにっこり

動きのバリエーションを増やす=できる動きを増やす、そうすれば生活の中で動きに余裕が生まれて、疲れにくいし、自信を持って活動に取り組めるにっこり


これは、将来運動制限があってできないことが増えても、日常生活を円滑に送るために必要な力だろう、ということです。


そして、体を動かすことが大事だと幼少期は言われがちだけど、それ以外の活動の選択肢を増やして、(激しい)運動をしなくても楽しいと思えるようにしていくことが大切かもしれないね、ということでしたおねがいラブラブ


私はもともと、児童発達支援(療育)では少しでも発達を伸ばすため、こども園や訪問支援ではできないなりに楽しくみんなと過ごせるため(発達を伸ばすことは重視しない)と考えていました。


ところが、こども園での成長が目覚ましいほんわか(私の想像以上に)

いや、いいことなんですよスター


でも、成長した先のことが不安ショボーン

できるようになった先に、健康な子と同じ未来は待っていないと思ってしまうのですショボーン


息子の成長のために、療育の先生やこども園の先生が喜んで手を貸して下さる姿を本当にありがたく思っていて、一緒に喜んで下さることが嬉しくて。

でも、目指すのはそこじゃないって言えなくて。


それが言えなくて、何となくモヤモヤしている毎日。

こども園にお迎えに行くと息苦しい気持ちになってしまって、でも言葉にできない。


子どもの成長は嬉しいはずなのに、だからそうじゃないって否定するようなこと考えたらダメな気がしてしまいます。


もちろん正解なんて無いんです。

結果が出るのは何年も先かもしれないし、どんな選択が正しかったかなんて、結局分からない。

私がいいと思っても、息子が大きくなったら私のことを恨むかもしれないし魂が抜ける


今回、2人のOTさんが私の話を聞いて、それで答えなんて出ないけれど、私が迷っている気持ちを初めて知ったと思います。

目指すところが成長だけじゃないと、そういう別の選択肢も考えてくれたのが、とても嬉しかったし、これからの療育や訪問支援にも影響してくるかもしれません。


しばらくしたら、また私の考えも変わるかもしれません。


美人OTさんは

「またお母さんのお考えもいつでも話して下さいね。」

と声を掛けていただけました。


まだ考えがまとまらない部分もたくさんあるけれど、今回こういう話ができて本当によかったです。

次に繋がると思います。