ヌーナン症候群の息子は2歳11ヶ月。
低身長の検査入院をしました。
息子の通う大学病院では、2泊3日で成長ホルモン負荷検査が行われます。
成長ホルモン負荷検査は何種類かあるらしく、病院によって、検査内容が異なるかもしれません。
また日帰り入院や、検査の種類によっては外来で行うものもあるかと思います。
検査入院2日目。
この日は検査本番
朝から採尿。
前日の夜、看護師さんから紙コップを渡されたけれど、まだオムツなので採尿パックをオムツに貼ってもらい、朝一番に看護師さんが回収にやってきました。
そして、この日は朝9時頃から成長ホルモン負荷検査開始予定。
そのために…
朝から絶飲食(お茶・水のみOK)
看護師さん、かわいいイラストをありがとうございます
夜中は当然寝ているので、前日の夕食以降、何も食べていない息子。
検査が終わって、お昼ごはん(病院食)が出てくるまで何も食べられない
大泣き・大暴れするんじゃないかとビクビクしていました
そんな息子に付き合う私は体力も必要。付き添い入院の私まで絶食は耐えられません(笑)。
朝5時くらいにひっそりと起き出して、暗い病室でひっそりと朝ごはんを食べました。
さすがに息子が見ている前でモグモグする勇気は無い(絶食には付き合わない)
カバンの中からガサゴソ食べ物を出す音が気になったので、前日の夜にカバンから出して置いておけばよかったな、という反省
で、息子はどうだったかと言うと。
いつもと環境が違い朝ごはんが来ないことに気づいていなかった
朝からアンパンマンのジグソーパズルに没頭し、「ごはんは?」とか「お腹空いた」とか、一言も無かったです。
同室が赤ちゃんばかりだったので、食事が届いたり、においが漂ってきたりとかも無かったので、本当に助かりました
9時から薬剤を点滴投与するということで、8時半くらいに息子だけ処置室に連れて行かれ、点滴のルート取り。
採血も痛くて毎回泣くけれど、点滴のルート取りの方が針も太くて?たぶん痛いと思われます。
処置室が隣の部屋だったので、息子の泣き声が丸聞こえで、難航しているのが伝わってきました。
しばらくすると、若い病棟担当の先生に抱っこされて、病室に帰ってきました。
看護師さんじゃなくて、先生に抱っこされているなんて意外
今回の入院は内分泌のS先生が主治医ではありますが、別で病棟担当の先生が付いてくれました。
若くてかわいらしいお顔の男性医師。そしてイケメン研修医が勉強のためについてきました。
今回は体調の良い状態での検査入院だったため、予定外の難しい処置や判断が必要な場面はほぼありませんでした。
ヌーナン症候群の子を見る機会はあまり無いと思うから、思う存分学んでほしいと思います
若い病棟担当医から、検査の説明を受けました。
点滴のルートから最初の採血をしたそうです。
これは成長ホルモンの検査ではなく、通常の血液検査。
この時、BNPも調べてもらいました。
この日の成長ホルモン負荷検査はアルギニンという薬を点滴で30分ほど流し、点滴開始時から30分おきに全5回採血します。
アルギニンの副作用としては吐き気など。でも5%程度の割合で、頻繁には起こりません、とのこと。
小さい子は手の甲に針を刺して点滴をします。その同じ針のところから採血もします。
点滴のルートから採血するので、痛くはないみたいです
検査が終わるまで点滴針を留置するので、外れないように、管を引っ張ったり、引っ掛けたりしないように包帯でぐるぐる巻きにされます。
なぜベイマックスの絵?(笑)
2歳児はたぶん知らないでしょ
点滴が始まってすぐ…。
寝ました
点滴のルート取りで泣き疲れて。
様子を見に来た主治医のS先生が
「え?寝てる?! 眠くなる副作用は無いはずなのに?」
と笑っていました。
でも、寝てくれて助かりました
「お腹空いた」も「痛い」も「退屈」も何も無いまま、5回の採血が終了~
病棟担当医も「めちゃくちゃ楽でしたー」と笑っていました。笑
すっごい大暴れ・大泣きを覚悟で臨んだ検査入院だったので、予想外の出来事。
お昼ごはん前に起きて、届いた病院食を食べ、午後からはフリータイム。
午前中いっぱい寝てしまったので、お昼寝はせず。
午後から病棟のお風呂に入り、ちょっとだけ病棟内のキッズルームで遊び(コロナの影響で時間制限あり)、あとは病室のベッドでジグソーパズルをしたり、シール貼りをしたり。
何とか時間を潰して、就寝
2日目が無事に終わりました。