2290gの低出生体重児だった娘。
産後すぐに膣壁血腫の処置をして、安静に休んでいた私は、授乳はすぐにはできなかった。
ここの個人病院は、もちろん母乳育児推進ではあるけれど、それでもどちらかと言うとミルクを足してでも赤ちゃんを育てましょう、という考え方。
休んでいる私のところに、助産師さんが搾乳に来ることもなかった。
赤ちゃんが産まれたら、自動的に母乳が出ると思っていた。
ところが、私はたぶん体質的によく出る方じゃない。
切迫早産で入院していたし、37週に入ってすぐに産まれたから、産前におっぱいマッサージとかもしていない。
膣壁血腫で出血も多めだったと思うので、貧血気味。
初めてのお産で、母乳が湧いてでる要素なんてどこにもなかった
そして娘。
体が小さく、ほとんど飲めない。
ほぼ出ていないおっぱいを吸いながら、寝る
哺乳瓶を口に入れても、寝る
1回の授乳で10mlも飲んでいなかったと思う。
じゃあお腹が空いて頻繁に泣くかと思いきや…泣くこともほとんど無く。
赤ちゃんが泣くたびに授乳しましょう。
なんてよく聞くけど…
じゃあ泣かない場合は
?
赤ちゃんに吸ってもらうことで、母乳が出るようになる、とか、3時間おきに搾乳することで刺激になる、とか、今なら理解できるんだけど…。
その時は分からなかった
助産師さんが病室にやってきて
「あれ、どうして授乳しないの?」
とか、聞かれるけれど、私としては
「泣いてないのに、どうして授乳しなきゃいけないの?」
って思っていた。
とりあえず形だけおっぱいを飲ませて(ほとんど飲んでいない)、その後、病院から決められた規定量のミルクを飲ませる。
たぶん最初は20mlとか40mlとか、そんな量だったと思うけれど、飲みながら寝ちゃったりして、30分経っても、哺乳瓶の中身はほとんど減っていない。
助産師さんが様子を見にやってきて
「30分も哺乳瓶くわえさせてたら、赤ちゃんが疲れちゃうよ?」
とか言うのよ
それで、代わって飲ませてくれるけれど、慣れている助産師さんだから、少しは飲んでくれるけれど、それでも全て飲ませるのは無理で、とりあえず時間が来たから切り上げる、という感じ。
次の授乳も同じ。
その次の授乳も同じ。
いつまで経っても飲む量は増えない。
規定量って何?
これは3kgくらいの平均的な体重で産まれた子の飲む量じゃないの?
うちの子は小さいんだから、そんなに飲めなくて当然でしょ。
無理やり飲ませる必要なんか無いんじゃないの?
なんて、もちろん言えなかったけれど、心の中ではずっと思っていた。
大学病院で息子が産まれた時、飲みが悪くて鼻チューブでの経管栄養だった。
娘も経管栄養レベルだったと思う。
それでも、ここは個人病院。
経管栄養なんて無かった。
娘の体の機能的な問題や病気があったわけではなかったから、大きい病院に搬送されることもなかった。
ただ飲まないだけの赤ちゃんに、ひたすら哺乳瓶でミルクを与える。
赤ちゃんって、お腹が空いたら泣くんじゃないの?
お腹が空いたらゴクゴク飲むんじゃないの?
生理的体重減少から、退院予定日になっても体重が増える気配が無かった。