耳鼻科でリンデロンを処方され、劇的ににおいのある世界を堪能したのもつかの間、また無臭の世界に戻ってしまいました。
このひと月ほど、久しぶりにとても幸せな食生活を送ることができました。とにかく何を食べても美味しい。味覚は即ち嗅覚といってもいいくらいです。食事は味というより風味なんですかね。しかし…また食感だけの味気ない食生活に逆戻り。リンデロンの注意書きに「点鼻をやめるとすぐにダメになることが多いです」とありますが、私、点鼻やめてないんですけど。
リンデロンの容器は5cc。左右に2滴ずつ、朝晩やって1週間分だそうです。処方されたものはすぐになくなり、職場の診療所で追加してもらい、さらには今週受診した呼吸器内科で再追加してもらい…これまで毎日欠かさず点鼻しているのです。それなのにこの1週間、においを感じることができません。差し続けるとだんだん効果が薄れる「逓減効果」でもあるのかな??
呼吸器内科では、これまでのヌーカラに変えてファセンラを打ちました。ファセンラは薬の機序がヌーカラと違い、好酸球を直接叩くもので、理論上は体内の好酸球がゼロになるのだそうです。だとすると、副鼻腔に集まっている好酸球もなくなる?→鼻茸が退縮する?→めでたく嗅覚復活!…と期待するのですが、今のところ何の変化もありません。
医師からは、これでしばらくやってみて嗅覚改善に効果がなければ、選択肢としては手術…という話がありました。いや、ですから、再発リスクがないならばとっくの昔に受けていたんです。いろいろ聞くと、きつい思いして手術しても再発したという話がたくさんあって、やはり前向きになれないんですよね…。そんなことないよ、という方がいらしたらぜひコメントで教えていただきたいです。
ひとまず、ファセンラ様が体内で大活躍することを強く願っております。