
知念 実希人さんの作品は、初めて読みましたが、面白かった~(^o^)
葉山の岬病院に来た研修医碓氷は、余命数か月のゆかりを担当する
遺産のことで命を狙われて外の世界におびえるゆかり
家族を捨て家を出た父の記憶にとらわれる碓氷
それぞれを縛る不幸、それをお互いが何とかしてあげたいと考える
二人はお互いを自由にできるのか。。。
そこまでのお話が前半の恋愛部
後半は、圧倒的な焦燥感にはじまり
そして、圧倒的な喪失感にとらわれて
どうしようもない謎に包まれる
小さな光に希望を見出し、
何かに突き動かされる主人公と共に
同じスタンスでひたすら読み進むことになる。。。
そしてそうそう後半、横浜の街中の描写がたくさん出てきます
横浜に明るい人なら尚楽しい作品です
私もすべての情景が目に浮かびましたので
臨場感を持って楽しく読むことができました
恋愛部分も心地よい
ミステリー部分もよどみない
作者に仕組まれた展開にも潔く身を任せられ
とってもほろ苦く幸せな気分になるお話でした