「村上海賊の娘」和田竜 | ピンゲンのブログ

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和田竜さんの「村上海賊の娘」を読みました

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時代は、安土桃山時代
織田信長が天下統一を果たすべく活躍した時代
 主人公は、瀬戸内海を庭にして暴れまわる村上水軍の当主、村上武吉の二十歳の娘の景(きょう)。
当時の価値観では、醜女(しこめ 不細工)で悍婦(かんぷ じゃじゃ馬)。
舞台は、現在大阪城の建つ地にあった石山本願寺
ここを守る一向衆顕如とそこを攻め落とさんとする信長の戦のさなか
初陣の凛々しい景の大活躍のお話

他の歴史物にない当時の様々な様子の解説が秀逸
一向衆が力を持ったその理由
海賊と呼ばれる者達の生活
和歌山の根来衆や雑賀衆の活動
信長の気性とその行動
当時の命に対する考え方
当時の武将の敵味方事情
当時の女性の性に対する考え方

信長方の泉州海賊・真鍋七五三兵衛(しめのひょうえ)と泉州侍達
中盤から彼らの生き方・価値観・言葉が頻繁に登場するんですが
ものすご~く柄が悪く、汚いその言葉が
今も大阪南部地方から和歌山で使われており
私には親近感がわく言葉なんです(^o^)

おもたとおりじょ
心を盗りに来たんやしよ
こら、あかな
おどれら、あいつらいわしちゃれ
いてまうぞ
ゆうても知れちゃら

何をかっこいい!心地良い!
どんな奴が氣持ちいい!!と思っているのか
泉州者の気質が、短い言葉で面白いほど伝わってくる

今もそのまんまの言葉遣いや考え方は、当時からそうだったんですね(^o^)
感動しきりです

村上海賊の娘
男勝りの景の活躍もそれ以外もとっても面白かったです(^o^)