謎のホルモーを中心にしたドキドキわくわくの六話でした。
短編集ですので読みやすく、と~っても面白かったです。
サイドストーリーって、本編の居心地いい空気を未練がましく引きずってるだけのものが多くって、基本的に好きではないんですが、これはそれだけでない仕上がりでした。
鴨川ホルモーの名場面を裏から、必須アイテムを歴史から、登場人物を深堀して、
絡み合ったサイドストーリー、スピンオフ、今後の発展の可能性を秘めたお話
まさかの東京でのドキドキ、黄竜の展開にわくわく、
登場人物の異様なわけは「そういうことだったのか」って、
本編を書いた時に既に種を仕込んであったとしか思えない、小憎らしい設定の数々。
「ありがとう、私を見つけてくれて」
これが本文最後のフレーズ なんだか素敵でしょ

本の見開き紹介文は、次の通りです。
このごろ都にはやるもの、
恋文、凡ちゃん、二人静。
四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、
負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、
励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。
このごろ都にはやるもの。
元カレ、合コン、古長持。
祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、
オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。
四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。
挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。
古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、
若者たちは恋謳い、魑魅魍魎は天翔る。
京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。
都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。
変幻自在の第二幕、その名も堂々「ホルモー六景」、ここに推参。
良かったです。お奨めです。是非是非(^O^)v