さて、今回の一時帰国もいろいろあったけど、自分にとって一番の出会いは、熊野古道だったみたい。
熊野古道は、なんだかずっと興味があったけど、なんだかとても遠いイメージがあって、わざわざ行こう!という気にはなっていなかった。
だがしかし!今回は念願の島田由香さんとのワーケーションに参加できるということで、どこにあるのかもよくわからずに尾鷲に行くことにしていた。
高校時代の友人が宿探しなどをぜーーんぶやってくれて、泊まることにしたのが”料理民宿ささき”! ここが本当に素晴らしかったのだ。この宿のことは、また後ほど書くことにするのだが、この宿がなんと熊野古道のかなりハイライト的な場所からものすごく近い宿だったのである。これも尾鷲に来る直前になんとなくわかったことで、まさか熊野古道と尾鷲が近いなんて、まったく気づいていなかったのだ。
もう、これは勝手に、熊野古道と出会うために甘夏ワーケーションがあったと信じているぐらいである。
さて、宿から近かった場所とは、馬越峠という峠である。
この峠は、なんと江戸時代に整備されたもので、雨が多い尾鷲(尾鷲は、屋久島と降水量1,2位を争うほど雨が多い地域である)の通行のための石畳の道なのである。
そしてお姫様や偉い方々が籠で、この峠を通ったのだという。
これを聞いた時には、なんとも、江戸時代の人たちが作った石畳の道を歩くことになるのか!となんともノスタルジック?な気持ちになったのだ。
この日は、午後から天気が回復するとわかっていたので、午前中の暴風雨&雷の時間は宿でおとなしくしていた。外には絶対に出たくないような天気を眺めながら部屋でゆっくり過ごすのもなかなか良かったのである。
あまりにも天気が荒れていたので、もう東京に戻ろうと準備まで始めたのだった。だがしかし、なんとその時に急に晴れてきたので、やはり熊野古道を歩くことにしたのである。なんとなく神様が帰るな!って言ってくれた感じがする。
そして優しい宿の奥さんに道の駅(海山)まで送っていただいたのである。
ランチをいただいて出発したのはいいが、なんとものすごい雨と雷となったので、いったん道の駅に戻ってきたのである。
そして観光案内の方とお話をしていたら、この方はただの観光案内の方ではなく、熊野古道のガイドもできる語り部の方であったのだ。そして、ここら辺の熊野古道は、伊勢路というルートで、現在伊勢路をすべて歩くツアーを日にちをあけてかなりの人と一緒に歩いているのだという。なんと参加費500円と言っていた。
なんとこの方は、そんなすごい方だったのだ!この方と出会うために神様が雨と雷を鳴らせたのではと思ってしまったのだ。
ほんと、この素敵な出会いに感謝だったのである。
さて、語り部の方とお別れして、むかった馬越峠入口である。道の駅から歩いて5分ぐらいだっただろうか。
天気も回復してきた中で、歩けるのが本当にうれしかった!
道の駅の人たちがみんな声をそろえて、今日は滑るから気をつけるように言ってくれた石畳。
はあ、美しい。
なんと江戸時代からの遺産である。
太陽もでてきた。
雨あがりの道と森が、神秘的である。
小川に癒される。
何の木かわからなかったんだけど、どうやらヒノキとスギが混在しているということだった。尾鷲は、ヒノキでも有名ということだった。
はあ、ほんと美しい森
そうそう、道の駅で1400円で買った杖。
この杖で熊野古道を制覇しおうかと思ったんだけど、荷物があまりにも多かったので、民宿ささきの人に熊野古道を歩く人に渡してくださいと置いてきた。
(そんなに迷惑じゃないといいな。)
雨上がりのつるつる石畳だったので、ほんとこの杖にお世話になった。
夜泣き地蔵だったかな?
見晴らしが少しいいとこで、青空も!
ちょっとした新緑も気持ちいい
うわーー!こんなきれいだったんだ!(改めて気づく!)
歴史を感じる石畳
きゃー後で、写真を見るのっていい。
おお!こんなとこ歩いてたんだ。(記憶喪失?)
所々、いろんな案内もあるのがいい。
歩くしあわせ
こういう歴史を感じる祠とかがいい。(北アルプスの山とかには、こういうのはあんまりないよね。南アルプスの甲斐駒とかは、歴史を感じるものが結構あったけど。)
拍子抜けするぐらいあっというまに峠を越えて、尾鷲側に。
休憩所から尾鷲市街を見下ろす感じ。
今回助けてくれた杖。私が転ばなかったのは、この杖のおかげ。
木でよく見えないけど、たぶんこれは大石。巨大な岩だった。たしか噴火後に、溶岩がまとまって固まったって教えてもらったような。(もう忘れてる。。。)
はあー、ほんといい道だった。
さて、ここは、熊野古道センター。尾鷲市の南の方の丘にあるすごく素敵な場所。
そして、めっちゃかっこいい建築である。
ほんときれいだった!
建物の中では、熊野古道とか尾鷲に関する展示がたくさん。
Well-beingポイント
いろんな偶然、セレンディピティを楽しむ
Have a nice Evening
お知らせ
電子書籍いろいろだしています
pingdaoがどうやって、登山を通じてハッピーになったのかを書いた本です。
勝手に幸せになる方法がたくさん書かれています。
誰にでもすぐできる方法で、ハッピーに♪
今までのトレッキング旅行に関しても電子書籍をだしています~♪
お勧めは、pingdao初めてのネパールトレッキングを書いた
「山に行って元気になろう!☆ネパールのまき☆~カラパタールとゴーキョ」です。
初めてのネパールで感じた衝撃を一緒に体験してください~。
感想お聞かせいただけたら、とてもうれしいです!
*Amazonプライム会員の方は、なんとキンドル本が月1冊無料みたいです
プライム会員の方!ぜひ試してみてください