やっとこUKにネパールから戻ってきた。

 

今回は、いろんなことが予想できていなくて、多少不安な部分があったままの出発。(ってか、いつもそうかも?)

やっぱり?怖いことが多少ある状態ででていくと、、、その反動というか、その分余計にいろんなことを感じてもって帰ってくることができるような気がする。

 

多少不安でもなんでも、なんとかなるかしら?って感じで、飛び込んでいった方がいいんだなあと今回も思ったのだ。

 

さて、今回いろいろ学んだこと、感じたこと。

なんだか今回は、長期戦(っていっても2週間だけど)&衝撃的だったので、いつもとちょっと次元が違う感じになったのだ。

 

今回歩こうとしたルートとは、エベレスト近くの3パスというルートである。(ここら辺で有名なのは、エベレストベースキャンプとかカラパタールとかゴーキョである。それらを横断する感じで3パスのルートがあるのだ)

 

3パス(峠)は以下の通りで、今回は2つの峠越えに一応成功したのである!

(2つクリアーできたことすら奇跡な感じである)

Renjo la 5360 m ( done !)

Cho la 5420 m ( done !)

Kongma La 5535m ( not completed  2つの峠越えですでに体力&精神力を使いきったためトライしていない。)

 

2週間かけて、ガイドのカルマジーとポーターのドルジーと3人で歩く旅だったのである。

 

今回いろいろ気づいたこととかいろいろ。まだ記憶が鮮明なうちに。。。

 

音符命を伸ばしてもらった

ってほんと。

今回のパス(峠)越えは、結構大変で、今までのネパールトレッキングでは必要とされなかった多少の技術も必要とされたのである。

特に、Cho La パス直前のごつごつしたロープがある岩場とか、Cho La パスを超えた後のクリスタルな感じの氷、Renjo La パスを超えた後の急な砂地、GokyoからThaknakに行くまでの氷河越えなどである。(なんだか小人が大きな岩のジャイアントに挑む感じのイメージ)

 

ここら辺の注意箇所では、3パスに精通しているドルジーが先に進み、危ない箇所ではいつも待っててくれてカルマジーと万全のサポートをしてくれた。たぶんポーターでここまでしてくれる人はいないのである。

 

そしてカルマジーは、私の後ろで、やばそうなとこでは細心の注意を払ってくれて、何度か滑った時にはすぐに引っ張りあげてくれたのだ。

 

今考えても、、、彼らがいたから今ここにいるんだなと思うのである。

1人で歩いていたら、絶対に生還できない場所だったのだ。

 

音符生命の危険を感じる寒さ

初めてネパールに行った時から、雪はないけど激寒のネパールということは理解しているはずであった。

だがしかし今回は、今までには感じたことのない生命の危険すら感じる寒さを何度か体験することとなったのである。

Renjo Laパス越えの日は、歩くと暑くなることはわかっていたので、早朝出発であるのにそれほどの防寒対策をしなかったのである。太陽がすぐでてくると勝手に思っていたのであるが、谷間のため太陽の光がでてくるのに結構な時間がかかったのである。ここで歩きを止めると凍死するんじゃないかと思うほどの寒さを感じ、太陽の光を今までの人生の中で一番待ち焦がれた日となったのだ。

 

それからCho Laパスを超えた日に泊まつたZonglhaの夜も。私は高級?ツアーなので毎晩湯たんぽをもらっている。この夜は本当にすべてが凍り付く夜(他の人の情報によるとマイナス15度ぐらいということだった)で湯たんぽがなかったら、朝冷たくなっていたのでは、、と思ったのだ。

 

すべてが凍りつくマイナス10度以下の世界。ウエットティッシュ、化粧品、歯磨き粉、ボトルの水がすべてがカチコチに凍りつく世界。時計の動きも鈍くなり、iPhoneも起動しなくなる世界。

 

けどあんな世界にいたからこそ、今この日常にものすごい感謝をすることができるのだ。

 

音符100%以上信頼できる人

今回のガイドさんカルマジーとは、私のネパール師匠Keikoさんとはじめてネパールに行った時に知り合い、それから毎回いつも一緒に歩いている。

4回しか会ったことないけど、毎回2週間ぐらいほぼずっと一緒なので、かなりの濃さではある。

わかってはいたけど、、、ほんと100%以上信頼できる人なのだ。これだけ信頼できる人とその信頼できる人が選んだ人(ドルジーはカルマジーと同じ村の人で、今回の3パスのために選んだ人なのだ)とあの地を歩くってほんとものすごくラッキーなことなのだ。

 

トレッキング中では、ガイドをしていないガイドを実際に見たし、客に早く歩けというシェルパのこととかも聞いたことがある。そんな心配は皆無で100%以上の信頼をして安心して歩けたことに心から感謝である。

 

音符感謝してもしきれない

まずは、ガイドとポーターの2人への表現しきれないほどの感謝である。今回は、特に2人の最大級のサポートが本当にありがたかった。あの私の重い荷物をずっと運んでくれたドルジー。自分一人が歩くだけで精一杯だったのに、あの場所をあの重さのものをずっと運んでくれたなんて(おまけに私のサポートもしてくれた)、本当に感謝しかないのである。

加えて、やっぱり山に行くと日常のありがたさに気がつき、感謝があふれてくるのである。暖房があるありがたさ、湯たんぽなしで寝てても死なない部屋があること、シャワーを浴びることができる環境があること、スーパーに行けば何でも売っていること、洗濯機とか電子レンジがあること。そして車があることにも、ほんと感謝できるようになるのである。

 

やっぱり、定期的にこういう世界に行って、現在の自分がいかに恵まれているかを認識することって、ほんと大切なのだ。

 

音符人に頼りすぎること ガイドという職業のすばらしさ

今回は、未だかつてないほどカルマジーに思う存分頼ることとなってしまった。ナムチェで体調を崩したせいもあり、徹底的に甘えることにしたというかそうなってしまったのだ。特に体調を崩した後は、登りがとてもつらく、登りの時にはほぼ、、、荷物を持ってもらっていたのである。。。

峠越えの日は、手袋をはめたり、ザックを背負うためだけにもものすごく時間がかかってもたもたしていたので、手袋をはめるのを手伝ってもらったりと、まるでお母さんが小さい子の世話をしてくれるような感じであったのだ。

そうそう、私の時計のアラームが調子よくないってことで、毎朝起こしてもらったりと、、、カルマジーに思う存分頼った日々でもあったのだ。

 

そして、人をガイドするってことが素晴らしい職業であることに気がついたのだ。今回は、導いてくれる人、サポートしてくれる人がいないとどこにもいけなかったし、2パスを超えることもできなかたったし、当然生きて帰ってくることがだきなかった。これって、実際の生活でも同じではないかと思ったのだ。ガイドさんがいた方が、効率的にいい方向にいくのではないかと。

 

音符身体的な健康の大切さ

今回は、まさかのナムチェバザールでの体調不良。あの日はミルクティーを2,3杯、マサラティーを3杯、そしてチキンダルバートをおいしくいただいた日だった。

早朝に寝る方向を変えたら、なんだかものすごく気分が悪くなり嘔吐&下からも、、、ラッキーだったのは部屋にトイレがついていたこと。部屋にトイレがついていることはまだ珍しい中、ほんとラッキー。部屋にトイレがなかったら、確実にいろいろ間に合わなかったのである。

 

まさかの体調不良で本当に思い知ったのは、自分自身の身体的な健康がすべての前提だということ。まずこれがないと、本当になにも始まらないのであった。

 

そして体調不良の時に、りんごを剥いてくれたり、お湯を持ってきてくれたり、ナムチェの病院に付き添ってくれたカルマジーとドルジー、、、もう、、、感謝してもしきれないのである。本当にありがとう!!!

 

あと、食べ物をおいしくいただくことができる喜び。これもほんと久しぶりに感じることができたのだ。

 

音符Everything happen for reason

最近は、自分に起こることはすべて最善のことであると信じている。そしてこれは本当だと確信している。

今回のナムチェでの体調不良もそれにあたるなあと思っているのである。ナムチェでの悲劇?は不幸そうに見えるのであるが、このおかげでいろいろいいことがあったのである。

まずは、この日程のずれのおかげで、あるすごい人と今後のルートで何度も出会うこととなったのである。予定通り進んでいたら、この人との出会いはなかったのだびっくりまさか、ネパールでポジティブ心理学のことを真剣に話す機会があるとは思いもよらなかったのだ。

 

それから、ナムチェにいい病院があって、素晴らしい先生がいらっしゃるってことも初めて知ることができたのである。自分が弱っている時に、適切な判断をしてくれて、勇気づけてくれる人がいるって、なんだかいい経験だったのだ。あと、薬はその土地のものがいいことも今回実証できたのだ!生まれて初めて海外旅行保険の申請もできそうである。ちなみに、薬含めて大体日本円で1万円ぐらいだった。

 

あと、これが起きたのがまだ標高の低いナムチェで、病院といい先生がいたことも、ほんとラッキー。これが上の方であったら、、、長居するだけで体力も奪われるし、最悪自分の足で下りることができないってことになってたかもしれない。ナムチェでの体調不良、実はものすごくラッキーだったのだ。

 

けど、一番ラッキーだったのは、最後のパスKongma Laに行く時間がなくなったことかもしれない。2つのパスで私を納得させるために、神様が仕組んだのかもしれないとも思ったのだ。無理してたら、結構まずいことになってたと思うのだ。

 

音符自分の直観の正しさ

今回は、いろんな判断をするときに、自分が直観的に正しいと思ったことをスパスパっと判断できたと思っている。例えば、ナムチェにて。以前の私だったらもしかしたら、無理やり薬とか飲んでスケジュールを強行したかもしれない。けれども今回は、これはだめだと思い、もう1日ナムチェで休むことを即決したのである。

それからLundungでも。Lundungに到着した翌日が、Renjolaパス越えの日だったのであるが、さすがに無理だと思いLungDung2泊を即決したのである。そのおかげで、いい出会いがあったし、Renjolaパス本番の前に練習することもできたのである。

 

昔の私だったらスケジュール通りいかないと、ヒストリックな感じになっていたけもしれない。けど最近は、自分にとって最善の選択ができるようになってきたかも♪と思ってきたのだ。

 

音符自分の好きなことの再認識

おもしろいことに、今回は自分の好きなものが何かってことを再認識したのである。例えば、やっぱり自分はオーガニック野菜とか、素材の味がいい食べ物が好きなんだってことなのだ。これに気がついたのは、Monjoのおばちゃんの宿にて。おばちゃんがだしてくれたパンプキンスープに、心から感激したのである。

 

あとは、山歩きの心地よさ。Joy of Walking!である。前半に、食べることも歩くことも少々苦しかったのだが、調子がよくなってからはやっぱり歩くことそして自分に向き合う山旅がやっぱり好きなんだと気づいたのだ。

 

音符スーパーヒューマンパワー

今までは、いわゆる?観光登山ルート的な道(エベレストBC/カラパタールとかGokyo行き一般的な道)を歩いていたが、今回の3Passesのルート上では、今まで出会ったことがないような人達がたくさんいたのである。

 

一番びっくりしたのは、ガイドさんをつけないで歩いている人たちであった。彼、彼女らは、本当にすごかった。テクノロジーの力を借りて、道に迷うことはなさそうである。そして、何といっても彼、彼女らの体力、気力、エネルギーが素晴らしかった。

 

私からみると彼、彼女らは、完全に普通の人間の力を超えている。まさにスーパーヒューマンパワーをもった人たちがごろごろいる区域だったのだ。

 

音符JOBとして作られた食べもの

普段は食いしん坊の私であるが、今回はほんと久しぶりに食べ物を食べたくないという状態に陥った。私がこのような状態に陥ることはほとんどないのである。それだから?今回は食べ物に非常に敏感になったようである。

ネパールのロッジのメニューは、本当に幅広く様々な料理をいただくことができる。よくあの何もない中で、ここまでのサービスができるのかと毎回本当に感動するのである。

そんな中で本当に申し訳なかったんだけど、今回はただ仕事として作った料理があまり喉を通らなくなってしまったのだ。愛が入っている料理は、食べることができるのだが、ただ仕事としてでてきた料理があまり喉を通らなくなってしまったのだ。

 

これって何でも同じで、、これからは愛をこめて仕事しようと思ったのである。

 

そう、、、私が食べられない時に、宿の人にAjinomoto入れないようにとか、スープへの卵の入れ方を指示してくれたりしてたことも思い出した。あー、ほんとありがたかった。

 

音符定期的に必要な体験

激寒の体験、高度の体験、人から助けてもらう体験。ネパールに来ると、普段の生活では全くありえない体験ばかりである。

数年ごとに来る度に、この体験はやはり数年おきには経験しなくてはと思うのである。本当に大切なことをたくさん気づかせてくれるのだ。

 

音符道具へのリスペクト

カトマンズのホテルで、利用した道具にお礼を言いながら片付けて、昨日自宅で大量の洗濯をした。本当に思うのが、どれが欠けてもこの旅が成立しなかったこと。今回は持って行った道具、衣類、雑貨すべてが大活躍したのである。

あらためて自分の山道具とかを見ながら、感謝でいっぱいになったのだ。

 

音符こわいことすると次が見えてくる

今回もまさにこの状態に。ほんと何か行動すると、不思議と次にやるべきことが見えてくるのである。

いろんな人と出会い、いろんな会話を偶然していると、次はここらへんかなあと見えてくるのである。

行くとこ:まずは、今回行けなかったKongma Laパスである。カルマジーとすでに打合せ済で、次(2-3年後かなあ)はアマダブラムBC,Kongma La, エベレストベースキャンプにすることにしたのである。

インドのレイ・ラドック なんと今回出会った複数の人たちから聞いた地名。もう、、、ここに行くしかなさそうである。

南アメリカ 実は南アメリカは一回も行ったことないのだ。南アメリカの話も今回複数の人から聞いたのだ。

自分との対話 これも複数の人たちからのキーワードだったなあと。みんな山で何してるかって、実は苦しいながらも自分との対話だったらしいのよね。

 

音符海外にくるとありのまま因子が

今回歩きながら、なんで自分は海外に行くのが好きなのかを考えていた。それも一人旅好きである。海外だと自分のことを知っている人がいないので、ありのままの自分でいることができるからかなあとなんとなく考えてみた。

今いる場所で、窮屈だと思っている人がいたら、海外にでてみるとありのままの自分を見つけられるのかなあと思ったりしてみた。

 

音符練習の大切さ

そう!今回は、峠越えの前に必ず練習をしたのである。そういえば、前にネパールに行った時にも、Keikoさんとよく次の日に登る途中の標高まで練習をしたなあと思い出し、今回もそれを実践してみたのである。Gokyoに行く前も、前日にトレーニングと称し丘を登ったり、チュックンに行く前の日もパサンジーと途中まで登つていたし、ディンボチュでもそういえば丘を登ったりしていたのを思い出したのだ。

やはり前日に、翌日の道を歩いたり、翌日の標高を経験しておくとぜんぜん違うのである。

 

 

スターWell-beingポイント

ネパール&山に行くと、Well-beingというか、なんだか感謝でいっぱいになって帰ってくる。

 

 

 

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