おもしろい本だった。どういうお金の使い方をすると幸せになるかということを教えてくれる本。
なんとなくわかっていたような気がするけど、こうやってきちんと書いてくれると、納得する人いっぱいいるんだろうな。
幸せになるお金の使い方とは、以下の5つである。各それぞれが、様々な研究事例を用いて、説明されている。
ほんと、お金を使って幸せになったら、いいよね。そのためのこつがたくさん書いてあるので、できるとこからやっていくと、いいかも♪
1.経験を買う
2. ご褒美にする。
3.時間を買う
4.先に支払って、あとで消費する。
5.他人に投資する。
1.経験を買う
コロラド大学の心理学者リーフ・ヴァン・ボーヴェンとコーネル大学の心理学者トーマス・ギロヴィッチの調査:アメリカ人の57%は、ものより経験を買った方が幸せになると答えている。
ウィスコンシン大学マディソン校のトーマス・デレイアの研究:多くのお金をレジャーに使う人々の方が、人生に対する満足度が明らかに高かった。
サンフランシスコ州立大学 ライアン・T・ハウエル:経験は、物質的なものよりも幸福にしてくれると示している。経験を通じて人とのつながりを感じられる可能性が高いからということが理由の1つだという。
Googleでは、報酬としてお金ではなく、傑出した管理職に、配偶者とGoogle経営幹部との旅行を経験させた。
経験的な買い物に対する満足感は、増していくのに反して、物質的な満足感は減少する傾向があるという研究結果も。
筆者曰く、経験はその人の本当の姿を映し出す買い物なのだという!(激しく共感)
私は、結構ものごころついた頃?大学ぐらいから、物より経験にお金を使うことをやってきた。ってか、物欲がほとんどないのである・・・。
なんだかよくわからないものすごく高いバックとか買うんだったら、絶対山とか、行ったことないとこに行くのがいい。ってかバック買うようり、ネパールとか行く方がお金かかる💦
それから、普通の観光も、学生時代で飽きており、観光地行ってもそれほど面白くないってことを知ってしまったのだ。それなので、それを悟ってからは、山旅を中心に、もっぱら変な旅行ばかりに行っている。(ちなみに最近はまっているのは、リトリート♪)
筆者によるとこの4つの基準が重要なのだという。
・人とつながり、社会的なつながりが生まれるような経験。
・この先楽しく繰り返し語ることができる経験
・自分がなりたいと覆っている自分像に結びつく経験
・めったにないチャンスを与えてくれる経験
これ読んだら、キリマンジャロがまさにこれだったなと思ったのだ。それから、日本での山旅、ネパールも。
あと最近の島田由香さんのリトリートもこれに入る。
なんだか、こういう経験するとステージアップした気にもなるのである。
2. ご褒美にする。
リズのカフェオレの例:飲む回数を減らして、ご褒美だと感動できるようにする。
テレビのCMの例:CMはつまらないが、番組に戻った時に、CMがあることにより番組のおもしろさが増す。
小さな喜びを感じ取り、それを味わう。失われていくものを大切にする。ご褒美に距離をおいたり、制限することにより、さらにそれをご褒美だと感じるようになる。
日常のささいなことでもご褒美にできることがあると教えてくれている。
私は、もともと自分にご褒美与えるのが大好きなので、よくこの手を使っている。例えば、朝のコーヒーとか、昼休み中の散歩とか音楽聞きながらのマラソンとか。
あと週末は、ご褒美と称して、ワインをおいしくいただいている。毎日飲むとありがたみがなくなるので、週末だけにしていた自分はすごいと改めて思ったのだ![]()
3.時間を買う
時間に追われていると感じている人々は、その瞬間を生きるのが難しくなるという。
(ドキっ、、、って感じである。)
いまの瞬間に集中することが幸福にとっては、大事なのだという。
ペンシルベニア大学の研究(15分のボランティア活動のこと):なんと人は、15分でも人のために何かすると、自分は生活により多くの自由な時間があると感じるのだという。
ヨーロッパ32か国 一万人以上のサンプル集団:1日あたり30分以上テレビを見る人は、みない人よりも人生に対する満足度が低かった。
Googleの20パーセントタイム:特に技術者に、仕事時間の最大20%を長年温めてきた計画に費やすことができるのだという。この時間に、Gmail等様々なサービスがうまれたのだという。グーグルの新製品50%がこの時間から生まれたのだという。
ハーバード大学は、1890年にサバティカルプログラムを提供した。サバティカルプログラムとは、年収の半分をもらって1年間休職できるという制度。インテルも同様の制度を導入している。パタゴニアは、給料を全額もらって、環境問題に取り組むサバティカル休暇をとることができるのだという。
4.先に支払って、あとで消費すると、使ったお金に対してもっと多くの幸せが得られる!
将来手に入る予定のもののほうが、すでに手に入れてしまっているものよりも多くの喜びをもたらすのだという。
オランダで1000人を対象にした研究で、旅行客は、旅行前の数週間の方が旅行後の数週間よりも、大きな幸福を感じていることがわかったのだという。
(最近トルコに行ってきたので、ものすごく実感。確かに行く前の方が幸福感があった。けど、反対な旅行もある。それは、キリマンジャロなど何か自分の人生がひっくり返るような旅行の場合は、旅行後の幸福感の方が高いのだ。)
「時間の障壁」将来起こりうる出来事か、過去に起こった同じ出来事よりも多くの感情を引き起こす。
(よくわかななかったんだけど、例として、引越前よりも引越後に手伝ってくれた人にお礼をするのがいいと書いてある。)
未来について楽しい考えをもつことができる能力=心が健康である重要な特質。
いいことを予想すると側坐核(喜びと報酬の経験に関係する脳の領域)のの神経活動に特徴的なパターンが生じるのだという。いい未来を思い描く訓練は、利点があるのだという。
実験:ベルギーのリエージュ大学などの研究者による2009年の実験
2週間毎晩数分間、翌日起こるかもしれないいいことを想像してもらったら幸福度が顕著に増えた。
他の例:ヴァージンの宇宙旅行。旅行者が旅行を最大限に楽しみにする仕掛けを見事に施した。頻繁に情報アップデート、旅行者同士の交流等。
他の例:トリップアドバイザー。トリップアドバイザーは、幸福を売るビジネス。夢を見る段階、想像を膨らませる段階なのだという。
他の例:バーチボックスの化粧品サンプル。何が届くかわからないという不確実性により、顧客が熱狂している。
バージニア大学の心理学者ティモシー・D・ウィルソンの研究
漫画がとても面白いと参加者に信じ込ませると、参加者たちは、もっと笑うようになる。政治家が見事なパフォーマンスをすると信じ込まされた人は、体調が悪いと聞かされた人よりも、話しぶりを肯定に評価した。
トリップアドバイザーで、事前に美しい写真や好意的なレビューを見ておくと、実際のものが大したことなくてもすごく楽しいと感じることができるのだという。
(これも、おもしろいのだ。はじめの思い込みって、ほんと重要と改めて実感。こういう風に思わせればいいのね。これから旅行前は、いろんないい情報を集めるのがいいみたい。)
よだれ因子:セントルイスのワシントン大学スティーブン・M・ノウリスによるチョコレートの実験。チョコレートを30分待たされた人の方がおいしいと感じた。
支払いを先送りした方がいい:支払いの痛みが消費の喜びと同時に起こる時には、その痛みがよけいに不快に感じられる。
(このレクチャーは、ほんとおもしろい。ホリデーを数か月前に決めるってことがほんといいってことをさらに実証することばかりで、うれしいのだ。)
5.他人に投資する
少ない金額でも他人のために使うと自分自身の幸福感に効果が表れる。
バンクーバーでの実験:ララ・アクニンによるお金と手紙が入った封筒を通行人に渡す実験。人のためにお金を使った人の方が幸福度が高かった。
ロチェスター大学のネッタ・ウエィンスタインによる実験:138人の大学生に、向社会的なことをしたかどうか、どんな気分だったかの日誌をつけてもらった。よい行動をした時には、気分がよくなるが、それは自分で選択したときだけだったという。
=自分で選択するということが重要
つながりをつくる効果の例:スターバックスのギフト券だけでなく、渡した人と一緒に時間を過ごした人の幸福度が一番高かった。
(ってことは、だれかに何かをおごるってほんといいことなのね。)
つながりをつくる効果の例:ドナーズチューズ。寄贈者が特定の教室の特定の生徒のグループに寄付することが選択できるだけでなく、手ごたえのある心のつながりを作り出している。教師が寄贈者に礼状をだしたり、生徒自身がお礼の手紙を書くことが多いのだという。
つながりをつくる効果の例:スプレッドザネット マラリアを防ぐための蚊帳を提供。ユニセフよりも具体的に使われるものがわかっているために、より大きな幸福を得られる。
他人に投資することにより肉体的にも健康に:イギリスのベッドフォードシャー大学の社会心理学者ウイリアム・M・ブラウンの1000人以上の高齢者対象の実験。
お金、他の援助をした人は、全体的な健康状態が良好だと答えたという。
グーグルの従業員間での仕組み:なんと承認もなしで、特別な基金から他の従業員に150ドルあげることができるようになっている。そして、唯一の条件というのが、なぜもらえるのかということを文章で書くことだという。そして、これがマネーシャーからのボーナスより効果的で、幸せにするのだという。
ベルギーの薬品販売チーム:チーム内数人に15ユーロを渡し、半数の人には自分に使うように指示して、他の半数には他のチームメートのために使うように指示をした。他のチームのためにお金を使ったチームの販売実績が急上昇したのだという。
ベターワールドブックス、オンライン古本屋:売り上げの1%は、寄付されている。つながりを創造することが重要であり、点と点をつなげて完全な円を完成させると言っている。
(これは、私がマザーハウスのバックを購入する理由と少しにているかも。)
エピローグから
エクササイズ:使ったお金を記録して、この5つのカテゴリーに分類する。このカテゴリーに入らなかったものを減らすようにする。
(これは、いいかもしれない。やってみようかな。)
筆者は、「幸福教育をしよう」と言っている。これは、私も本当に同感。幸福教育をしたら、みんないい人になるし、確実にみんないい状態で過ごすことができるようになる。
筆者は、エリザベス・ダン(ブリティッシュコロンビア大学)&マイケル・ノートン( ハーバードビジネススクール)
7月のバンクーバーのポジティブ心理学会議にもいらっしゃるみたい。会えるかなー。楽しみ♪
Well-beingポイント
なるべく幸せになるお金の使い方をしよう!
Micheal NortonのTED Talk。この本で紹介されているいくつかの例を話してくれているので、復習におすすめー。
Have a nice Evening ![]()
お知らせ
電子書籍いろいろだしています![]()
pingdaoがどうやって、登山を通じてハッピーになったのかを書いた本です。
勝手に幸せになる方法がたくさん書かれています。
誰にでもすぐできる方法で、ハッピーに♪
今までのトレッキング旅行に関しても電子書籍をだしています~♪
お勧めは、pingdao初めてのネパールトレッキングを書いた
「山に行って元気になろう!☆ネパールのまき☆~カラパタールとゴーキョ」です。
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