まず感謝
News Picksの講座を受けてから１年。あの講座を受けてから、なんだかすごいことが起こるようになった。
こんなすごい機会を作ってくださった前野隆司先生、島田由香さん、EUMOの方々に本当に感謝しかないのである。
そして、このコロナの時期に受け入れてくださった西精工さんの方々、一緒に参加した皆様にも、ほんと感謝なのである。みなさんがいらっしゃったから、更にこの体験がすごいこととなったのだ。
なぜ西精工という会社に？
なぜ私が、こんなすごい研修ツアーに参加できるのかというと去年News Picksの”Well-beiing組織の創り方”という講座に参加したからである。コロナの時期だったので、完全オンライン開催。それなので、イギリスの私でも参加することができたのである。そして、その授業中に、前野先生が社員が幸せな会社の例をお話されている時に、このツアーが開催されることが決まったのである。
この講座で、感動してた様子は、こちらから♪
News Picks Well-being組織の創り方 前野隆司さんと島田由香さん | pingdao Well-Being日記 ～イギリスから～ (ameblo.jp)
連れていってくださった先生方
本当に、超豪華な方々とご一緒することができたのである。こんなことってあるんだなって。ほんと夢の中にいるような時間だったのだ。
前野隆司先生
Well-beiing関連の盛り上がりで、本当に今まさに、のりにのっている先生。慶応大学で、昔から幸せの研究をされていらっしゃる方。幸せのこととか、体感でわかっている人はわかるけど、企業とかを変えるためには科学的な説明が本当に必要。
心から前野先生がされてることが全世界に広がればいいなと願うのだ。
そして、奥様のマドカさんが、また本当に素敵で、奥様との毎朝のVoicyで、毎日幸せにしていただいている。
島田由香さん
元ユニリーバの人事部長で、今はアステリアのＣＭＯ（Cheif Well-being Officer )とか、彼女の会社Yeeyも前から経営していらっしゃている。
日本の人事界をほんと変革してくださっている方。日本の全ての会社が、島田由香さんが望むような方向に進めばいいのにと、ほんと思うのだ。
そして何といっても、由香さんの発言、行動、服装、全てがかっこよすぎるのだ！
岩波直樹さん
EUMOという会社の偉い方。
EUMOとは新井和宏さんが立ち上げた会社で、共感資本社会を目指している会社。
Eumoとは、Eudaimonia（持続的幸福）の略で、みんんあの持続的幸福に気づく機会をつくるという願いが込められているのだという。
岩波直樹さんは、主にアカデミー関連で、今回のような幸せに働く企業のツアーもやってくださっている。別のツアーにも参加したいなあと密かに思っているのだ。また参加させてくれるかな。
こんなすごい先生方３名と、受講生はなんと9名＋徳島県副知事とその秘書の方というものすごい回に参加することができたのである。
学んだこと、感動したこと、感じたこと
西精工で学んだことこともすごかったんだけど、一番の衝撃というか感動は、本物のすごい方々と会って、お話することができたこと。
こういう機会って、ほんとあるんだなって。
そして、それを活かすのも、無駄にするのも自分次第だなって、私は、、全然だめだめだったのだ。もっとあんなこと話せばよかったとか、いろいろあるけど、もう今更くよくよ考えても仕方ないので、次の何かの機会のためにきちんと準備をしようと心に固く誓ったのである。
さて、西精工とは、徳島にあるナットとかボルトの製造をしている会社。そして、前野先生がいい会社の例として、講義の時に何回もおっしゃっていたので、本当に気になっていたのである。
この会社では、社長のものすごいリーダーシップで、会社が社員を成長させる場所になっているのである。社長もおっしゃっていたけど、学校のような場所になっているのである。
当日は、朝7時半に会社に到着、西社長のお話を聴いて、朝礼見学、それからまた西社長のお話を聴いて、その後の社員の方々も含めて質問会という流れだった。
pingdao的感動ポイントは、以下の通り。
１ 西社長の強力なリーダーシップ
２．社員の方々がとても魅力的
３．朝礼時のファシリテート
４．訪問の受け入れが完璧
５．本気度
詳しくは、下の方に長々書いてあります。。。長いので気が向いたらどうぞ。
本当にすごい経験だった。
前野先生が勧めてくださっている他の２社（伊那食品とネッツトヨタ南国）は、まだ行っていないので、またEUMOさんのツアーに参加したいのだ。
改めて、今回お世話になった皆様！本当にありがとうございました。
西精工訪問直後の前野先生のＶｏｉｃｙ
西社長の著作の感想
西精工を知りたい方はぜひこのYou Tubeご覧ください
EUMOに関して
（↑の感動、響いたポイントの詳細。長すぎるので気が向いた方だけどうぞ。）
学んだこと、感動したこと、覚えておきたいこと
１ 西社長の強力なリーダーシップ
今回は３社（伊那食品、ネッツトヨタ南国、西精工）を訪問する機会がありましたが、いろんな状況を考えるとやはり１社に絞るしかありませんでした。それなので、３社に関する本や資料を読んで、西社長に惹かれて西精工さんの回に参加することに決めました。著作でもご自身のことや社内で実践していることをかなり詳しく書いてくださっていて、人間味あふれた西社長にぜひお会いしたいと思って、西精工さんの回に参加することにしました。
潜在能力を引き出す
西社長からこの言葉を聞いて、自分が東京ディズニーランドで働いていた時と山小屋で働いていた時、自分の限界より少しレベルの高い山に挑戦するとき（私にとってはキリマンジャロや初ネパール登山）に自分の潜在能力を使っていたと思い出しました。それと同時に、潜在能力を出している時のすがすがしさと、気持ちよさもなぜか一緒に思い出し、またそんな状態になりたいと強く思うようになりました。
たぶん人それぞれの感動ポイントがあると思うのですが、私にとってはリーダーが社員の潜在能力を引き出すことをここまで意識して、実践されていらっしゃるということが思いっきり刺さりました。もちろんそのためには、苦しいことや面倒くさいこともあるとは思うのですが、それを乗り越えたら全然違う人生を送ることができるのは間違いありません。そしてそれは、普通に流されて生きる人生よりも、充実したいい人生である確率が高いと思われます。
西社長ご自身が学校を作ったとおっしゃっていた通り、西精工では人が成長するシステム、人の潜在能力を引き出すシステムができあがっていました。毎日会社に仕方なく行くということを、少し厳しいけれども、自分が思う存分成長できることを望んでくれる場所、全力を尽くすのがかっこいいという居場所にすることにも成功していました。（岩波さんがおっしゃっていた”居場所”って、人にとって必要なんだなと。）
西社長が潜在能力のことを思い出させてくださり、自分と、自分の周りも巻き込んで、そんな環境で働きたいと更に強く思うこととなりました。このようなきっかけをくださったことに本当に感謝です。
社長がいなくても社長の意志が伝わるシステム
西社長は、今は何もしていないとおっしゃっていましたが、社長がいなくても勝手にみんなが成長するシステムを構築するのは、自分でやるよりも大変なことだと思います。
特に朝礼は、社長がいなくても、社長の意志、方向性がしっかり伝わる仕組みでした。人は、すごくいいことを聞いて感動しても、数日たつと忘れたり、感動が薄れてきます。けれども、それを繰り返すことで、それらを忘れるということはなくなりますし、繰り返し頭に刻み込み考えることで、やっと定着していくのかと思われます。
東京ディズニーランドの時も、配属される前の2日間（大昔なので記憶が曖昧ですが、たしか２日間ぐらい）の研修でディズニーのフィロソフィーをこれでもかと浴びせてもらい、全ての人にハピネスをという使命感に自然に燃えるようになり、山小屋でも毎朝の朝礼で、その山小屋の理念（大自然に感動し、幸せになってもらうこと）、行動指針をみんなで順番に読んで、社長がいなくても社長の方向性が伝わるシステムができていました。この山小屋の社長も、これらを始める時にはみんなの反対にあい大変だったということです。↓のビデオでもそれらに関して話をしています。
（私が働いていた山小屋の動画です。ここも挨拶、掃除を大切にしていました。）https://ameblo.jp/pingdao/entry-12662428188.html
西精工は、それに加えて、社員同士の対話も重なり、更なる相乗効果がでていました。毎朝の１時間で、各個人が自分の意見を発言する力、それらをまとめる力、そしてファシリテートする力というのが身につき、それが社員のみなさんにものすごいプラスの効果が働いていると思われます。あの朝礼があり、発言の場所があるからこそ、組織の歯車という意識が薄れていくのではないかと思いました。みんながみんなの話を聴いてくれる場所は、まさに居場所だと思いました。
どんな企業もカリスマ的な社長がいなくなると、迷走を始めてしまうことがあるのは、既に様々な企業で証明されています。カリスマ社長が、自分がいなくても成長していく仕組みを作るのは本当に難しいことかと思いますが、西精工さんは既にその仕組みをほぼ構築されていらっしゃるように感じました。特に朝礼は、社長がいなくても、社員みんなが会社の方向性を知り、進むべき道が明確になるものすごい方法でした。
２．社員の方々がとても魅力的
朝は、総務の方々が受け入れてくださり、最後は３名のランダムに選ばれた方々が私たちの質問に答えてくださいました。
総務の方からは、朝礼の後に感想を言ってほしいと事前にお声をかけていただいたりしました。そのような気遣いが、とてもありがたかったです。
それから、質問に答えてくださった３名の方々が、本当に素敵な方々で、質問の受け答えが本当に素晴らしくて、自分だったらあんな受け答えはできないと想い、尊敬の眼差しで聞いていました。社員の方が全ての質問に真摯に答えてくださる姿が、本当に素敵でした。私が質問をした時には、私の目を見て回答してくださったことに感動でした。朝礼の時には、話をする人の方に体を向けるようにしていたようですが、そういうしぐさがもう自然に身についているのかなと思いました。自分は果たして、そういう基本的なことがおろそかになっていないか、見直すいいきっかけになりました。
３．朝礼時のファシリテート
朝礼の終了後に感想をと言われていたので、何がいいかなと考えながら朝礼を聞いていました。
まず経営理念をみなさんがものすごい音量で、暗記していたのに驚愕したので、それを言おうと思っていましたが、朝礼が進むにつれて、他に言いたいこと↓がたくさんでてきました。
・みんなが創業の精神、経営理念を暗記している。みんなが真剣に声を発している
・創業の精神、経営理念以外にも、稲盛さんの言葉とか、人として必要なことが毎日繰り返されている（私みたいな人間には、必要なことかも）
・朝礼の流れが、ものすごく効率的（覚えておかなくてはいけないことを始めに共有し、それからグループに分かれて、その後はグループごとに発表、その後全員で対話）
・ファシリテーターによる朝礼の進め方とみんなの意見を引き出す質問が素晴らしすぎ
いろいろあったのですが、一番の驚愕は、ファシリテーター力だったので、それを伝えさせていただきました。ファシリテーターは、なんと毎日変えていて、今日のファシリテーターの方は、事前準備を全くしていないということでした。ということは、西精工さんの社員の方は、みんながこのすごいファシリテーター力を身に着けてしまうということなのでしょう。みんながこのような力があるということは、みんながその大変さを知っているということなので、実際の仕事に関するミーティングは、とても生産性が高いものだと思います。
４．訪問の受け入れが完璧
朝7時半前なのに、かなりの社員の方がいらっしゃって、１階の事務所の方々が全員で、迎えてくださいました。そして、通された会議室は、全てが完璧に準備されていて、本当にびっくりでした。
・資料、名札等が、既に机にセットされている
・今日のスケジュール、注意事項が既に記載されている用紙が準備されており、ありがたかった
・施設の案内も投影されていて、とても優しい
・阿波番茶が、準備されていて、すごくうれしかった
・工場見学の際も、帽子などがきちんと準備されている
・工場見学の際に、説明してくれる人が、行ったらすぐに説明してくれる状態になっている
・朝礼から戻ってきたら、クッキーと朝礼前に撮った写真がプリントされて机の上に置いてあった
あらゆることに気が配られていて、細部まで完璧でした。
これを準備した方々は、本当にいろんなことに気づき、それにしっかり対応できる方々なのだと思います。
５．本気度
参加者のみなさんが書いていらっしゃった「本気度」こそが、いい会社の源泉なのだと気づきました。そして、前野先生もおっしゃっていた左脳で理解することこそが、何かにエネルギーを吹き込むことなのだとも。
今は、様々な会社がWell-beiing、心理的安全性を目指していますが、やはり本気度のある人が関わらない限り、それは達成できないのかなと思いました。これから今の組織で自分がやろうとしていることに対して、本気で向き合おうと新たな決心をすることができました。
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初めてのネパールで感じた衝撃を一緒に体験してください～。
感想、指摘、なんでもお待ちしています！
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イギリスの南の方。
