山でハッピーになる理由 その1 下山後のご褒美
小さな勝利も、大きな勝利も、大切にして祝うことにしよう!
まず私は、お酒を飲むこととおいしいものを食べることが、人生の楽しみであるという人間である。
もちろん地上のおいしいレストランで、おいしいお酒を飲みながらおいしい食事をいただくのも大好きである。
だがしかし、この世で一番おいしいお酒、おいしい食事とは、その一日の山旅で、ボロボロ、ドロドロに疲れ果てて、やっとこ辿り着いた山小屋、もしくは下山したからいただくものなのである。
もちろん仕事で、精根使い果たした後に乾杯するお酒もおいしい。だがしかし、やはり山で自分の限界ぎりぎりもしくは、限界を超えた後に、ご褒美として祝いながらいただくものは、本当に別格なのである。
そして、そのご褒美があるからこそ、その日その日を乗り切ることもできるのである。
かなり怪しいが、山を登っている時は、大体その日のお酒やディナーのことを考えて、歩いている。というか、達成感&ご褒美のために歩いていると言ってもよいかもしれないのだ。
pingdaoの尊敬するポジティブサイコロジストのショーンエイカー氏。彼も著書の中で、自分にご褒美を与えることの重要性を説いている。
「祝うこと」は、モチベーションを引き出す究極の力だ。人生の素晴らしい出来事に光を当てて強調するだけでなく、祝う時間そのものが最高の瞬間となるからである。
「ビックポテンシャル」 ショーンエイカー より
そして、彼は大きなお祝いだけでなく、小さな勝利も祝うべきだとしている。
登山では、山頂に到着したり、峠を越えたり、その日の目的地に到着したりと、大きな勝利、小さな勝利が目白押しである。
そして、その一つ一つの勝利を自分の好きな形で祝うのである。
登山は、本当に自分の達成したものが、地図上ではっきりとわかるもの。自分の達成したものに対して、自分へのご褒美をたくさん与えて、幸せになることができるのだ。
またショーンエイカー氏によると、”何かを楽しみにする”ということを幸福度を上げるために推奨している。
彼の著書「幸福優位性 7つの法則」にて、何かの活動の一番楽しい部分は、多くの場合それを楽しみに待っている時間であると述べられている。将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするときと同じくらいに、脳の快楽中枢が活性化するのだという。
けど、まあこんな理屈抜きにして、やっとのことでたどり着いた山小屋や下山した後のビール、食事ほど最高なものはこの世にないのである!
そして、pingdaoが山に登る最大の理由とは、下山後の乾杯のためである。
ぜひこのこの世で最高の味のためだけにでも、山に行く人が増えてほしいのだ!
今まで一番おいしかったビール
pingdaoが今でも、一番おいしいと思ったビールは何かというと、キリマンジャロから下山したゲートで飲んだキリマンジャロビールである。未だかつてあのビールほどおいしいビールを飲んだことはない。
もしかしたら、今後もあれ以上おいしいビールをいただくことはないかもしれないと思うのだ。
キリマンジャロ登山は、かなり過酷であった。毎日がテント暮らし、そのためお酒や炭酸飲料とか、山で不思議と飲みたくなるものを飲むことができない。
そして、何といっても、体力なしのへなちょこpingdaoにとっては、かなりきつい山行だったのである。
特に登頂の日は、前日の夜12時前から山頂に向かって出発し、なんと夜通し歩かなくてはならないのだ。
夜に眠ることをこよなく愛するpingdao的には、かなりきつい行為だったのである。
もう本当に、あと少しで自分が、バラバラボロボロになってしまうような、とにかく瀕死の状態だったのである。
様々な山の中で、よく瀕死の状態になっているが、やはりキリマンジャロでの瀕死の状態が、半端なかったのである。
そうして、ほんとようやくたどり着いたゴールで、待っていてくれたキリマンジャロビールと旅行会社の方が準備してくれていたお弁当。
本当に最高の瞬間であった。
あの瞬間を一緒に登った仲間と、ガイドさん、ポーターさんたちを祝うことができたから、キリマンジャロ登山が自分の人生で忘れることのできない瞬間になったのだ。
万が一キリマンジャロ登山に興味がある方がいらっしゃったら、どうぞこちらへ。↓
今まで一番おいしかった食事
ネパールのダルバートも本当においしいし、スイスやフランスの山小屋でのフルコースディナーも、最高である。そして日本の山小屋でいただけるなんとも懐かしい日本食も、pingdaoにとっては、ものすごく魅力的である。
そのため、どの食事が一番おいしかったかというのは、甲乙つけがたいのであるが、敢えて選ぶとしたら、イタリアの山小屋でいただいたスープであった。
この日は、ある山小屋が営業していないために、通常であれば2日かかるルートを無理くり1日で歩くという試練の日であった。そのため、朝も尋常ではない時間に出発し、なんとか明るいうちに次の山小屋に到着できるかどうかという非常にチャレンジングな日であった。
そうして、何度も、何度も峠を乗り越えて、やっと、やっと、やっと日没前に到着したのであった。
この日のアップダウンの繰り返しは、かなりつらいものだった。
自分の限界をかなり超えていたが、次の山小屋がここしかないということであれば、自分の限界がどうのこうのとか言っていられない。次の山小屋にたどり着かないと、寝床や食べ物がないのだから。
ヨーロッパアルプスの山小屋では、大体フルコースで、スープ、サラダ、メインのお肉、デザートという感じである。
そして、この小屋でのスープは、まさにpingdao好み、夢にまで見た豆、野菜たっぷりのスープだったのである。
どろどろ、ヘロヘロに疲れた体には、まず水とおいしいスープである。
この日の山行に興味のある方はこちらへ♪
それにしても、山小屋や下山後の食事のおいしいことといったら、、、考えただけで幸せな気分に。
本当にこのために山に登っていると言っても過言ない感じである。
おまけコラム 1
今まで一番おいしかった水 (まさに命の水)
本文で、おいしかったビールなどを思い出していたところ、今までで一番おいしい水のことを思い出した。
それは、やはり試練の日の出来事であった。
これは、トレッキング途中のサプライズのご褒美であった。pingdaoが今まで飲んだお水の中で、一番ありがたいと思って飲んだ水であり、このお水があったから足を前に動かすことができたという私の命の恩人でもあった。
イタリアAlta Via付近では、町や、山中に井戸がある。そしてそこからは冷たくて、最高においしい水がわしゃわしゃ噴き出している。ここら辺は、ほんと水が豊富みたいである。
そして、イタリアでの試練の日に、それも最後の峠を越える前に、その井戸を発見したのであった。
まずそこの水をありがたく、ごくごくいただき、それから、日本製の温度を一定に保ってくれる水筒にその水をじゃぶじゃぶいれて、水を補給した。
そして、この冷たい水が、最後の急登をなんとか越えさせてくれたのである。
この水には、感謝してもしきれない。逆に、この水がなかったら、あの峠を越えることができなかったかもしれないと思うのだ。
下界では、普通にある冷たい水。
けれども山にくると、それが命の原動力になったりする。
キリマンジャロ 山頂付近の氷河
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