湖水地方2日目。じぶん日記が長すぎるので、まず写真から~。
 
駐車場で、ここら辺のルート案内。こういうの貴重なのだ。
 
例?の駐車場にある駐車料金を支払う機械。 教訓 :湖水地方には、念のため大量にコインを持参すること。
image

 

湖までの道。新緑の森を歩く。

 

まだ朝っぱらなのに、ちっちゃい子たちが湖で水遊びしている。

 

今日はこんな感じで、この湖一周!とはじめは思っていた。

 

なんだかいい感じ。

 

湖から離れて山方面に入ってきた。

 

ガイドブックでは、違う道を行く予定だったのだが、なんだかこの先まで行ってみたくなったのである。

 

目論見通り上の方に上がってきている感じである。

 

あー、最高の天気。こんな日に歩くことができてほんとうれしい。

 

私は、この先を歩きたいのだ。(ガイドブックとは違うけど)

 

あー、ほんときれいだった。

 

なんだか、この場所知っているのだ。そう、、Buttermereである。もうこんなとこまで歩いてきていたのだ。

 

最後の登り。いい感じの道。

 

 

一応頂上らしき場所。石が積んである。

 

355mだけど、ほんといい感じの場所だった!12:40ぐらいだったのだ!ほんとスクリーンショットって後で見返すのにいいかも。

 

ほんと、この場所最高だった。2つの湖とその中間にあるButtermereの村が見渡せる。

 

本当は、この湖を1周する予定だったんだけど、ハートに従い予定大変更。

 

本当に緑と青空がきれいだった。

 

ブルーベルに関して。みんな決められた場所を歩こうねって感じ。そうしたら来年はもっときれいよーって。

ブルーベルを大切にしよう!

 

山の斜面に咲くブルーベル 本当に初めてみた。

 

ここら辺は、結構最盛期?

 

新緑の森も最高。

 

ここでランチ。湖の水の音がとても心地よかった。

 

Cockermouthへ朝散歩

 

前日は、おいしい白ワインで寝落ちしてしまうが、一応アラームは5時にセットしておいた。けれどもアラームより前に、奇跡的に起きたのである。

 

今日も天気がものすごくいいことが大体わかっているので、朝日を見るべく早朝散歩に出かけるのである。

 

私の聖書?ともいうべき湖水地方のガイドブックには、Cockermouthのウォーキングルートが掲載されている。ただ、3時間コースなので、途中まで行って帰って来ようと思っていた。

 

山の格好になり、早朝散歩に出発である。

 

さて、この早朝散歩。当初は、日本でただ日の出を見るためだけに、早く起きて日の出を見るというのが趣旨であったのだが、いろんな旅行をしているうちに、なんだかどこに泊まっても、早朝に宿泊地の周りを散歩するという習慣がついてしまったのだ。

 

そして、この早朝散歩が、かなり楽しいのである。

 

まず、早朝の雰囲気というのは、どこでも大体最高である。そして、何といっても人がいない。

 

この日も、朝5時にホテル内を歩くが、当然誰とも出会うことはない。

 

ホテルからでて、町の方面に行っても、人も車も全くみかけない。

 

このホテルは町はずれにあったが、すぐハイストリートに到着。そして、ほとんどのお店が閉まっている町を突っ切っていく。

 

かわいい看板のお店とかいろいろあって、なんだか楽しいのだ。

 

そして、見つけた驚愕のメッセージ。写真を撮るのを忘れたが、たしか自分の背丈よりもかなり高い位置に、以前の洪水でここまで水がきたと書いてあったのだ。

 

確か数年前に、湖水地方が洪水だった時があった。

 

この村は川のすぐ横なので、あの川が氾濫したのだろう。

 

2m以上の高さだったと思うが、ここまで水が来たということは、本当に真剣にものすごかったのだと思う。

 

これらを今のように復旧させるのに、いったいどれだけの時間が必要だったのだろうか。

 

まさかホテルの横にある川がここまでになるとは。

 

もう2度とそんな事態にならないように、祈るのだ。

 

街中をずんずん突っ切っていくと、住宅街になり、住宅街を突っ切っていくと、丘が広がり羊たちがごろごろしている。朝日もいい感じである。

 

ここで時間切れだったので、朝食のためにホテルに戻ることにした。

 

イングリッシュブレックファースト

 

今日もかなり歩く予定なので、朝食はしっかりイングリッシュブレックファーストをいただく予定だった。

 

だいたい、、、イングリッシュブレックファーストはものすごいボリュームのために昼過ぎまでは絶対におなかがすかないのだ。山歩きの日には、かなりいい朝食である。

 

朝の7時に朝食を予約したのは、どうやら私一人だけだったらしい。

 

そう、、これがいいのだ。もう少し時間がたつと人でわさわさして、サーブされるのが遅くなる。

 

最近はどのホテルでも、コロナ対策のために、ビッフェ形式はなくなり、個々にオーダーする方式になっている。

 

私は、自分で何かをとりに行くというのがあまり好きではないので、この方式はうれしい。

 

あと、さすがにホテルでの朝食なので、山の格好からホテルの朝食に耐えうる服装に着替えている。

 

メインがサーブされるまで、フルーツサラダやシリアルを楽しむ。そういえば、バナナ以外のフルーツを朝いただくのって久しぶりであり、フルーツサラダのおいしさに大感動♪ りんご、キウイ、グレープ、オレンジ、洋ナシがほどよい大きさに切られていて、ほんとおいしかったのだ。(家じゃぜったいにしないけど、、、)ほんと幸せな気持ちに。

 

さて、久しぶりのイングリッシュブレックファーストである。

 

今日オーダーしたのは、カンブリアンソーセージ(湖水地方はカンブリア地方と呼ばれ、ソーセージが有名である。)、ベーコン、ベークドビーンズ、ポーチドエッグ、マッシュルームであった。何といっても、、、ベーコンとソーセージがおいしすぎたのだ。たぶんいい素材を使っているのだろう。ほんとおいしくて、感動ものであった。ちなみに、マッシュルームの代わりにトマトがでてきたということは、気づかぬふりをする。(気弱さんというか、、、いちいち言うのが面倒だった。)

 

そうして、大満足の朝食をいただいて、今日の目的地に出発である。

 

駐車料金支払い問題

 

当初は、昨日の山から見えた別の山に行こうと思っていたのであるが、朝散歩の時に、Buttermereというサインを見つけたのである。

 

”あり?Buttermereってこの近くだっけ?”

 

と地図を見て見ると、別に遠いわけではない。

 

それだったら、Buttermereの方まで行ってしまえ!ということで、Buttermere近くのルートがないか確認すると、湖を1周するいいコースが見つかった。

 

それなので、今日はこの湖を1周しようと急に思い立ったのである。

 

本当は、Buttermereから歩こうと思っていたのだが、このルート説明の1行目に”Buttermereの混雑を避けるために、駐車場はここがいい”という記載があり、このガイドブックに従い、Buttermereではない場所の駐車場を利用することにした。

 

ガイドブックが勧めるだけあって、広さも十分である。

 

ただ一つ、、、駐車料金を払うのが至難の業なのである。

 

もしNational Trustメンバーなのであれば、それほど大変ではないのだが、私はメンバーではない。

 

それなので、駐車場代を払わなくてはならない。

 

払う方法は3つある。現金(というかコインで)で払うか、もしくはスマホアプリもしくは電話で支払いをする方法である。

 

私は、コインも持っていたが、可能なかぎりコインはもしものためにとっておきたい。

 

それなので、電話でまずトライをしてみた。

 

だがしかし、、、さすが、、山の中で電波がよくない。そして、致命的なことに、PINナンバーがテキストで送られてくるはずなのに、いくら待っても送られてこない。

 

そしてアプリをダウンロードしようとも試みるが、やはり通信の関係か、ダウンロードできない。

 

ということで、今がそのもしものタイイングだということで、ザックに奇跡的に入っていたコインを使うことにしたのである。

 

ほんと、これは奇跡のコインである。たしか、昨年の11月に超念のために両替してもらつたものだった。

 

駐車料金は、7.5ポンドであった。こんな大量のコインというのは、普通は持ち歩いているわけがない。

 

極めつけ(というかイギリスではごく普通であるが)お札は使えず、おつりがでないのである。

 

これがまかり通っているイギリスって、ほんとすごいのだ。

 

電話とアプリダウンロードで多少無駄な時間を使ってしまったが、なんとかコインで支払いをし、無事に支払い完了だ。やはり、イギリスを旅行する時には、コインをじゃらじゃら持って行った方がいいと心から思い知ったのであった。

 

ハートに従って歩く

 

さて、安藤美冬さんのハートで感じるってこととてもいいなあと思っていて、別に意識したわけではないのだが、結局この日はハートに従って歩くことになった。

 

 

やっとこ車を駐車場にとめて、今日の目標は少々大き目の湖出発なので、勢いよく歩き始めた。

 

昨日は思う存分登ったので、今日はまあ湖1周ってことにしようと思っていた。おまけに私のバイブルの難しめコースにランクされている。それなので、そこそこ大変なことはなんとなくわかっている。

 

途中、湖のビーチのような場所で、水遊びをしている家族等を横目に、湖の横の歩道をいい感じで突っ切っていく。

 

そうして、湖から少し離れて、山側を歩く道になった。

 

なんだか、ガイドブックのルートに従うのではなく、今歩いているこの道をもっと歩きたいと思ってしまったのである。

 

この道は、上の方につながっているようであり、なぜだかここを登って行きたいと思ったのだ。

 

ということで、安藤美冬さんの言葉も思い出して、自分のハートに従ってこのまま歩くことにした。

 

前に進むにつれて、自分はやっぱり湖の歩道ではなくて、こういう道が好きなのだと心から実感したのである。

 

こういう山道を歩いている方が湖の平らな道の歩く何倍もわくわく楽しいのだ。

 

そうして、途中からはまあまあの登りになって、すごい場所にたどり着いた。

 

辿り着いて、これまた驚愕!

 

実は、もう既にButtermereぐらいまで歩いていたのである。

 

そして、去年通ったものすごい山の中の書道を横から目撃することに。

 

知っている場所を他の場所から見るとなんだかびっくりするのである。

 

この場所は、景色的にかなりいい。というのも、Buttermereの村と村を挟み込む2つの湖が見えて、かつ後ろのいい感じの山並みも見えるのである。去年の11月に登ったHay Starkも見えている。(はず。。。もうどれかわからない。。。)

 

image

 

本当にここに来れてよかった。

もちろん湖1周でも楽しかったと思うけど、この日、この時間にここに来ることができて、このすごい景色を堪能、そしてものすごいエネルギーをもらえたことに、本当に感謝なおんだ。

 

昨日の場所もいいけど、こっちの方がもっと深い山の中にいる気になる場所である。(それぞれ、最高って感じ)

感動していた場所はこの付近。

 

image

 

 

会う人がみんないい人

 

この付近で一眼レフまで出してきて、写真をとりはじめのんびりしていたが、今日は運転もしなくてはならないので、そろそろ戻り始めるかと思い、戻ることにした。

 

そして、少し先に人とちっちゃいワンちゃんがいるのが、見えた。

 

その人が日本人?と聞いてきたので、

 

”そうだよー。”

 

と、なんだか話が始まった。

 

なんていうのかな、、姿、色の違う私ときちんと会話をしてくれる。湖水地方の山の中で出会う人たちは、私に対して差別的な感情をもってなさそうだし、偏見の入った言葉を発する人もいない。

 

なんというか、湖水地方の山の中にいる人たちというのは、どんな人でも同じように尊敬して人と接することができる人なんだと思う。

 

山の中を一人で歩いているへんてこりんなアジア人と普通に会話をしてくれる人たちなのだ。

 

そのおじちゃんは、目の見えないワンちゃんと一緒に山を登っているという。

 

その方は、湖水地方のいろんな町に住んだことがあると言っていて、心からうらやましいと思ったのだ。

 

最近のリモートワークで、別に会社から遠くても働けることがわかったので、いつか湖水地方とか生活したいなあと秘かに企んでいる。

 

そうそう、前日もSkiddawの駐車場で、素敵なご夫婦と会ったのである。彼らは、朝からSkiddaw周辺を大回りしてきたと言っていた。たぶん私がいつも1日かけて歩くコースだと思うのだ。

 

ここら辺がいかにいい場所か、どこそこがいいなどなど、なんだかここら辺が好きな人にとても通じる会話をすることができるのだ。

 

そして、こんなへんてこりんな私にも、普通に接してくれるのが、とてもありがたい。

 

基本、、山の中にいる人たちは、ほとんどいい人である。

 

頂上付近で出会ったおじちゃんに下りの道を教えてもらって、多少急ではあったが、見覚えのある場所まで下りてきた。

なんだか、下界に下りてきたという感じで、今まで天国というか違う場所にいたような気分がする。

 

なんと湖では、ウエットスーツを着て泳いでいる人、カヌーで遊んでいる人たちがいる。

 

そうそう、頂上で会ったおじちゃんも、最近は海外に行くことができないから、湖水地方に人がたくさん来ていると言っていた。ってか私もまさにそのうちの一人だけど。

 

けどさ、湖で遊ぶのはいいけど、トイレとかないし、長時間いるのって厳しいのでは?と思ってみるのである。

 

それと、この時点では、この日に自宅に帰るか、もしくはもう1泊するか実はかなり迷っていた。

 

だがしかし、スマホの電波があまりよくないので、明日の天気予報も、宿の空室状態もよくわからない。

 

そして、急な石段を下りていると、なんだか鼻水がでてきたと思ったらなんと鼻血だったのだ!なんだか今日は家に帰った方がいいよと言われてるような気がして、鼻血で家に帰ることを決めたのだ。

 

その後鼻血の状態はそれほどよくなく、鼻を手で押さえながら道を歩くこととなり、かなり愛想の悪い人となる。

 

けれども、すれ違う人、抜かれる人には、大丈夫かと心配されたり、元気に挨拶してもらったり、、、ああ、みんな優しいなあと心にしみたのである。

 

鼻を気遣いながらも、この帰り道でものすごい場所に遭遇する。なんと山の斜面にブルーベルが咲いているのだ!ブルーベルは、森の中に咲いているものだと信じていたのだが、なんと山の斜面に生息している場所も会ったのである。これは今回の新たな発見だったのだ。

 

image

 

そうして、朝も歩いた湖脇の歩道を歩いていると、鼻血もおさまり、ちょうどお腹もすいてきた。

 

そう、今日はランチはいらないと思っていたのであるが、今日の朝ガソリンを入れている時に、サンドイッチランチセットが目に入ったので、超念のために買っていたのである。

 

もう2時を過ぎていたと思うが、ちょうどお腹が空いたとこで、おいしいサンドイッチをいただくことができて、大満足。前日の失敗もあり、絶対にミスのないと思われるシーザーサラダチキンラップを買ったのだ。予想通り、マヨたっぷりで、最高のランチだったのだ~。自然の中でいただくランチ、、、ほんとそれだけでおいしいのだ。(ということは、昨日のサンドイッチはいったい何だったのだろうか。深く考えないことにする。)

 

そうして、なんとかまた私の愛車の待つ駐車場に戻ってきた。

 

いつも私を迎えてくれるこの子に感謝である。

 

集中するということ

 

さて、今日は家に帰ると決めたので、6時間ぐらい運転しなくてはならない。

 

普通に生活していて6時間なんて、絶対運転したくないけど、湖水地方に来るためという理由であれば、何てことないのだ。本当に不思議である。

 

たぶん、ゴール、目的がはっきりしていれば、多少難しいことであっても、人間ってできるようになっているんだと思う。

 

自宅にナビをセットして、出発である!!!

 

だがしかし、眠気が襲ってくるし、なんだか異様に暑いのである。それなので、急遽昼寝休憩である。眠くなったら、とにかく寝るに限るのだ。10-15分寝ただけで、頭すっきり、その後数時間の運転に集中することができるのだ。

 

加えて、結構暑いとこをほぼ一日中歩いていたので、体が水分と糖分を欲しており、異様にスタバの激甘のプラペチーノが飲みたくなる。だがしかし、スタバのあるサービスではなかったので、まずマックのストロベリーレモネードで、欲求を満たして、先を進んだのである。

 

登山に行くと、自分の体が普段と違うものを欲っしたりする。その変化を感じるのもおもしろいのだ。

 

それにしても暑い。こんなに暑いなんて、、去年の8月ぶりぐらいではないだろうか。エアコンがほとんど効いていない。

 

私の目論見通り、昼寝後はちゃんと集中、そしてスタバで念願のフラペチーノを購入し、先を進むのだ。

 

特に運転は顕著であるが、この集中モードに入ることが重要なのだ。集中モードに入らないと、なんだかふわふわして、先には進まないし、なんだか運転が全く楽しくない。

集中モードとは、いわゆるフローの状態に入っているのだと思う。そして、仕事もやっぱりフローの状態に入るのが一番楽しいし、(おそらく普段よりは)いい仕事ができているのではないかと思うのだ。

 

おそらくフローの状態で、家まで無事。1泊2日の弾丸旅行は終わったのだー。

と思った私は甘かった。私は、ここで重大なミスを犯していたのだった。

 

 

5:00 起床 Cockermouth散歩へ

7:00 朝ごはん

9:30 駐車場到着

15:30 駐車場に戻ってくる

22:30 自宅到着

 

Have a nice Evening ニコニコ

今までのトレッキング旅行の電子書籍をだしています~♪

 

↓Amazonの筆者ページです。登山に興味がある方もない方もぜひ、覗いてみてください!

 

*Amazonプライム会員の方は、キンドル本が月1冊無料とということです。ぜひ試してみてください。

 

一番のお勧めは、pingdao初めてのネパールトレッキングを書いた↓です。

初めてのネパールで感じた衝撃を一緒に体験してください~。

 

1人でも多くの日本人(特に若い人や女性)が、ネパールに興味をもってもらって、実際にネパールに訪れる人が増えることを願って書きました。

 

 

感想聞かせていただけたら、本当にうれしいです。