この交流会に参加させていただくことになりました~。

去年から海外支部メンバーに入れていただき、ものすごいイベントに参加させていただいています。

 

Chisaさんのブログからもほんと感じることができるのが、人が集まることによるBIGPotential.!!!

 

BIG Potentialとは、私の尊敬するショーンエイカーさんの言っていること。本の題名でもある。

大好きな本

 

 

 

ほんと一人での成功って、限られてるけど、いいエネルギーをもった人たちが集まると、すごいものを達成できるのだ。

なんだか、それを感じることができて、めちゃくちゃうれしいのだー。運営の方々が、みなさまほんと素敵すぎ♡

 

イギリスに来て、もうかれこれ10年以上、、、、昔いろいろ感じたこととかを忘れつつあるので、イベントの前に自分の記憶を思い起こすために、ちょっと整理してみた。

 

ーイギリスに来た理由

もともとアジアに興味があり、アジアで働くことを目指して、全世界にネットワークのある企業に入社する。アジア、特にシンガポールへ海外研修に行くために、仕事をがんばったのだ!だがしかし、、、希望していたシンガポール、アジア諸国というのは、却下され、なぜかイギリスへ。当時は、なんとまだ!女性を受け入れていくれる現地法人というのが、限られていたという。

 

シンガポール研修の夢は破れ、全く興味のなかったイギリスへ、研修で初めて渡英。ほんと、、、当時はヨーロッパに関して全く何の魅力も感じていなかったのだ。だから学生時代も、社会人になってからもヨーロッパに行こうという気にもならなかったのだ。

 

だがしかし、、、イギリスに来て、あらびっくり。ロンドンではなく、ロンドン近郊の田舎の町だったためか、家のすぐ隣には、鹿の群れがいる大きな公園があり、テムズ川にも歩いて行くことができる。、なんだかとっても好みの場所だったのだ。(イギリスに自然に♡を奪われた)

 

住宅環境等は最高であったが、当時の海外現地法人というのは、日本人で回している感たっぷりで、まさにぼろ雑巾のように、働いたのだった。(だがしかし、これがイギリスに来るきっかけに。)

 

それからもう一つ、なぜかとても居心地よく感じたのであった。というのも、特にロンドン付近は、様々な人種、文化的背景の人たちばかりなのである。日本では多少浮き気味であった私でも、日本で感じる違和感をそれほど感じなくてよかったのである。どんなに変でも受け入れてくれる。そんなイギリスが本当に心地よかったのだ。

 

そして、1年たったころには、イギリス大好きになり、いつか絶対に戻ってきたいと勝手に誓ったのであった。

 

ーまたイギリスに来ることができた理由(自分的分析)

1.研修員時代に、ぼろ雑巾になるまで働いた

やっぱりこれに尽きるかも・・。ほんと当時の海外現地法人って、すごい状態で、ありえない問題が山積み状態。それを解決するには、マネジメントを変えることが必要だったんだけど、それを議論する前に目の前の問題をなんとかしなくちゃいけなかった。とにかく、目の前の問題解決のために、ほんと馬車馬のように働いた。よくあれだけ毎日毎日いろんなたくさんの問題が発生したと思うのだ。あはは。

 

2.いろんな人に戻りたいと言いまくったこと

とにかく、イギリスが気に入ったので、会う人みんなみんなに、イギリスに戻りたいと熱弁したのだった。それは、イギリスの現地法人にいる人、日本に帰ってからの上司とか、本社の人たちとか、同期の人とか、同じ課になった人とか。とにかく、私がどれだけイギリスを愛し、イギリスに戻りたいかをあらゆる人に言いまくったのだった。

 

3.会社を辞めたこと(こわいことに該当?)

そして、決定的な理由はこれ。日本の会社を辞めたこと。やっぱり現地法人は、現在日本の社員をリクルートすることは、不可能なのだ。日本の会社を辞めたことにより、チャンスが広がったのだ。やはり次のステージに行くためには、怖いことをしなくてはいけないみたい。(安藤美冬さんの”新しい世界へ”参照~。) やはり何かを手放さないと次のステージには行くことができないのだ。

 

追記(昨日、走っている時に、ふと思い浮かんだ・・これもイギリスに戻ることができた理由の1つ)

4.会社を辞めて山小屋で働いたこと (自分の心に従って行動したってことかな?)

研修から帰ってきて3年ぐらい働いたが、やっぱり研修前と同じ仕事で、その場所にいると10年後にもほぼ同じことをしている自分が簡単に想像できたのだ。10年ぐらいしたら、海外駐在できるかもしれなかったけど、あの当時同じ仕事を10年続けるということは、もうできなかった。(これは、もう本当に直感で、できないと思った。)

加えて、自分の要領がよくないこともあり、働くことに疲れていたので、”人生の休息”ってことで憧れの山小屋でアルバイトすることにしたのだった。(ちなみに、この山小屋で学んだこともすごかった。)

もし私が普通に転職をしたのだったら、、イギリスから声がかかることはなかったのだ。自分の心がしたいことを選択したことも、よかったんだなと思うのだ。

 

ーなぜイギリスがいいのか?

1.多様性

やっぱり何といってもこれ。今も、インド人、トルコ系フランス人、イギリス人、アイルランド人、パキスタン人らと働いてるけど、、この環境がほんとめちゃくちゃ居心地がいいのだ。みんながはちゃめちゃというか、みんなのバックグラウンドが異なりすぎるので、「ええええ!そうくる?」って思うことがありすぎて。ほんとおもしろすぎなのだ。

 

もちろん共通言語(これは語学だけでない)が限られているので、お互いを理解するには、ものすごい時間がかかるけど、何かを解決するためには、ものすごくいろんな意見がでるのもすごすぎる。まとめるのも大変だけど、やっぱり違う考えの人がたくさんいると、何かがどっかからでてくる。

 

これが多様性の強みであり、一般的な日本企業ってこの力が非常に乏しい気がする。だから、あほな上司のどうでもいい方向性に、みんな疑問を持たずに、従ったりするのだ。こっちだったら、あほな指示とかには、従わないよ。みんな全力で反対するから。

 

2.全て自分次第

もう最近は、これが基本だけど、やっぱりまだ日本の日本人を引きずっていた頃は、自己主張などはとくにせず、言われたことだけをちゃんとやるだけの毎日だった。

日本だったら、それで普通に上に上がっていくけど、イギリスだと言われたことだけをやっているだけだったら、一生その給料とその仕事で終わることになるのだ。その状態を変えるためには、転職かもしくは社内で声をあげるしかない。

イギリスでは、何にも勝手に降ってこないから、自分でそれを掴みにいかなくてはならない。

 

3.自然

予想外に、イギリスって、自然がほんと美しいのだ。自宅の周りもいいし、有名な湖水地方、スコットランドのハイランド、コッツウォルズ。西の方のコーンウォールもほんといい。海外に行けないので、今年は可能な限りイギリスを攻める予定~

 

4.休暇

イギリスでは、有給をとらないと、人事から怒られる。計画的に旅行、よい休暇をとるのが死ぬほど得意になった。

 

ー働いて驚いたこと

1.産休、有給、守られている環境。けど解雇もされるよー。

まず心底びっくりしたのが、産休をとっている女性社員がたくさんいたこと。(2003年当時なので、許してください。当時、日本ではまじめに産休をとっている人がいなかったのだ。)それからみんなが有給をとっていることにも驚愕(2003年当時なので、許してください。日本はそんな状態だったんです。)

そして、有給をとっていないと、HR(人事)から怒られたのだ。もう、、ものすごいカルチャーショックである。(2003年当時ではあるが、いかに当時の伝統的日本企業が遅れていたかがわかるのだ。)

 

けど、日本より解雇するのが簡単みたいで、いきなり消えていく人が結構いる。(社内や取引先で。)労働条件のことは、すみません。よくわかりませんが。

 

2.自分から不満であることを主張しないと、満足していると思われる。

イギリスの人たちは、不満があると普通に、文句を言う。それなので、黙っているとその人はハッピーであると勘違いされるのだ。それなので、不満なことは、すぐ声を大にして、言わなくてならない。そうしないと何にも始まらない。

 

3.自分から自分の方向性を勝ち取らなくてはならない。(何も言わないと、一生そのポジショのまま。自分で望まない限り昇進はありえない。)

これは、男女差もが非常にあるような気もするが。(日系企業だからかなあ。)特に女性は、何も言わないと、都合のよいアシスタントで、都合よく使われて一生終わることになる。

 

けどやっぱり、何かを要求する時には、現在の給料以上の付加価値を出してくることが、絶対条件。言われたことしかできない人、Job Discription以上のことをしようとしない人の昇進はありえない。

 

4.みんな会社のことなんて、基本どーでもいいと思っている。

やっぱり日本は、会社のために尽くさなくてはと思っている人が多いが、イギリスでは会社なんて、いわれた労働時間働いているだけ、言われたことだけをやればいいと思っている。これが大多数。

これらの人たちのマインドを変えて、高い目標に向かっていく力、高いレベルで問題解決をするようにするような人に変えるのが、ほんと課題。人は高い目標に向かって、仕事にやりがいを持つと、人生ハッピーになるのだ。私はHRでも何でもないけど、まずチームメンバーがいいマインドで、ハッピーに仕事ができる環境を作ることが、ここ数年の目標~。

こんな働き方をした方が、社員、会社どちらにとっても、いい影響が。ハッピーな社員が多い会社の方が、利益を出しているということは、あらゆる研究結果から証明されている。

 

5.絶対に今日中にしなくてはいけない仕事をほっぽりだして、帰る人たち

これらの人を見た時は、ほんと驚愕!それから日本からの期限、納期もそれほど気にしない。最近は、私も期限に非常に緩くなってきたけど。ははは。

 

ー知っていた方がいいお国情報

1.住宅環境というか、水、電気、ヒーターのシステムは、結構脆弱。

イギリスは、古い家にとても価値があるのだが、そのため様々なシステムが古いときもある。そしてそれが非常に軟弱なのだ。それなので、よくいろんなことが壊れて、とっても不便。これらには根気よく戦わなくてはならないのだ。

 

2.イギリスで生活後に、アジアに来ると、自分が王様になった気になる。

基本イギリスでは、アジア人は虫けら?(言い過ぎか)みたいな感じで扱われる。そんな中で生活していて、たまにアジアの国々にいくと、日本人?ってそれだけで、お姫様みたいに扱ってくれるのだ。イギリスでは、どんな扱いを受けても動じない図太さは必要かも~。

 

3.すんばらしいカスタマーサービス 

イギリスのカスタマーサービスは、人を激怒させるのが死ぬほど得意。だがしかし、最近のIT化によりかなりそのストレスが軽減されている。

人では不可能なことをITシステムが解決してくれているのだ。ということで、最近のイギリスのカスタマーサービスは、ITの力でかなりよくなっている。逆に、人に何かをしてもらうためには、ものすごいエネルギーと体力が必要。

 

なんだか書き出したら、止まらなくなった。

 

Chisaさんはじめとして、このイベントを運営してくださっている方が、ほんとみなさん素敵で、イベント前からいいエネルギーをいただきました♪ほんとありがとうございます。当日みなさんとお会いできるのが、楽しみです~。

 

いろんなとこでいろんな花が咲き始めた~。ほんと最高の季節~。