ロックダウン前ぎりぎり 強行ハイキング (2020年11月3日)

 

イギリスは、先週の木曜日からまたロックダウンとなってしまった。

その発表がなされたのが先週末であり、もともと今週の月火水を3日間休む予定でいた。

 

天気がよければ湖水地方に行こうと思っていたからである。

 

もしかしてロックダウンで、行くことができないかと思ったのであるが、ホテルに電話するとなんと火曜日の宿泊がロックダウン前の最後の宿泊になるという。

 

ちょうど私の休みも水曜日まで、そして水曜日の午前の天気予報がかなりよい。

 

もうこれは行くしかないと思ったのである。

 

ということで、電話のついでにホテルの予約をし、火曜日出発して、水曜日午前にハイキング、水曜日中にこっちまで戻ってくることにした。

ここから湖水地方までは、5,6時間。ただ私が運転すると休憩などもはさんで、ほとんど一日かかりになるだろう。

 

そうしてあたふたと、山登りとそれから普通のホテルに宿泊をする準備をしたのである。

 

前回の湖水地方は、9月でまだ日もそこそこ長かった。

 

しかし、今はもうサマータイムも終わり、状況がかなり異なっている。ヘッドライトは、どんな山でも必携であるが、特にこの時期には絶対に忘れてはならない。それから軍手も。Haystacksは、両手を使って登るところがあるとWEB情報で仕入れているので、私には軍手が必要なのである。

 

久しぶりの長距離ドライブ

 

火曜日の湖水地方の天気予報はぱっとしない。それなので、火曜日は9時頃に出発して3時ぐらいに到着すればいいかなという感覚でいた。朝は9時出発なので、朝のジョギングをしてから行けるかも思ったのであるが、さすがに1泊家を空けるので、なんだかいろいろ忙しく、マラソンする時間もなく、出発が9時半ごろとなってしまった。

 

こんな長い距離を運転するのは、久しぶりである。

 

普通の精神状態で、こんな長距離ドライブは不可能であるが、まあ何日か前からマインドセットをしてあったので大丈夫である。

 

それに私には強い味方Audibleもある。今回は、音楽に飽きたらAudibleに切り替えようと思っていたのである。

おまけに今半沢直樹のアルルカンを聞いているので、時間なんてあっという間に過ぎてしまうであろう。

 

これと決めたらなんとしてでも達成するのである。

 

初めの2-3時間は、かなり快調。音楽をガンガンかけながら、進んでいく。湖水地方の天気はぱっとしないが、道中の天気は最高で、かなりのドライブ日和だったのだ。

 

大体2時間に1回は休憩をして、楽しく行くのである。初めの休憩時には、もうおなかがすいてきたので、卵とブロッコリーの自作サンドイッチを。自画自賛であるが、かなりおいしかった。ただブロッコリーが余っていたという理由だけであったが、この組み合わせが意外とよかったのだ。

 

その後は、ナビをセットするのをうっかり忘れ、当初有料道路でさくっと行く予定であったのであるが、有料道路への分岐を見落とし、普通の道へ。そして、事故渋滞に遭遇した。

 

ここで30分以上ぐらい足止めをくらったのであるが、半沢直樹のオーディオブックを聞いていたので、ほとんど苦にならず。かえっていい場面に集中できたので、よかったのである。オーディオブックのおかげで最近車で号泣する機会が多々あるのであるが、その日も怪しく1人で何度か号泣したのである。

 

そして悲惨な事故現場と事故車を見て、私がこれに巻き込まれなくて本当によかったと心から思う。そして、残りの運転も気をつけなくてはと心に誓うのだ。

 

そうしてひたすら高速道路M6を北上し、”THE LAKES"というサイン向かって突き進むのである。

この”THE LAKES”というサインが、なんだかとても好きなのだ。

 

そうして、9月にも使ったペンリスという町近くのジャンクションに到着する。ここからは、西方向にあるKeswickに向かって進むのだ。

 

高速道路を下りると湖水地方の山々が、私を迎えてくれるようである。(と信じている。)

 

運転しているので、ゆっくりは見えないのであるが、その紅葉の美しいこと。運転しながら、あまりの美しさに思わず涙ぐむのである。

 

そして、今日ここに来れたことに。心から感謝するのである。

 

秋の湖水地方初めてなのであるが、緑の大地に紅葉した黄色、赤が映えて本当に美しすぎるのだ。

 

来年また絶対に来たい。

 

今日の宿泊地は、Buttermereである。ここは以前母親と来たことがある。そしてKeswickからButtermereまでの道が、天国のように美しいことも知っている。今日はまたあの道を通ることができるのだ。

 

ガソリンの量がそこそこ減ってきたのと、明日できるならガソリンを入れることに時間をとられたくないので、Keswickで補給。なんといつも利用するガソリンスタンドであった。たぶんButtermereは、小さい村なので、ガソリンスタンドはないような気がする。

 

そうして、予想していた通りButtermereまでの山道はやはり天国であった。運転しているだけで、感動でうるうるしてくる。

 

本当に来てよかった。

 

ボリスジョンソンよ。ロックダウンを木曜日からにしてくれて、ありがとう。

 

KeswickからButtermereに行くまでは、どうやら一山超える感じである。私の愛車インサイトくんががんばって、私を運んでくれるのだ。

 

そうしてとうとうButtermereのホテルに到着だ。

 

優しいホテルの人たち 

 

9月の湖水地方旅行の時に前日夜9時にキャンセルをくらったおかげで、ホテルってのは直前でもなんとかなるってことがわかっていた。今回の最優先課題は、Haystacksに登ることである。その場合には、Buttermereの村で泊まるのがよい。そうすればすぐ山に登ることができるから。

 

Bookin.comで検索するとButtermereでその日に泊まることができそうなのは、このホテルのみである。けれども、木曜日からロックダウンである。もしかしたら開いてないかもしれないということで、ホテルに電話をしたら空いているということだった。

 

その時に対応してくれたおばちゃんが、私を待っていてくれた。

Buttermereには本当はチェックイン可能な3時に到着する予定だったのが、かれこれ4時を過ぎている。さすが私の運転である。休憩、事故渋滞込で7時間以上家からかかっている。

 

けど今日はいいのである。今日は歩く予定ではなかったから。

 

おばちゃんは、私のことを覚えてくれた。さすがにそうだろう。怪しい英語を話す変な名前で、おまけに一人で来た。

 

けれども、とっても歓迎してくれたのだ。肝っ玉かあちゃんといった感じである。

 

部屋に入るともうほとんど日が暮れかけていた。

 

ほんと秋の太陽の落ちるスピードは、速すぎる。

 

ホテルの部屋で、ゆっくりお茶を飲む。

 

このホテルは山小屋ではないので、普通の下界の暮らしが楽しめる。部屋には、ポットとティーカップが置いてあってお茶を飲むことができるし、最近改装したばかりな感じのバスルームがいい感じである。今日は、ここでゆっくりお風呂タイムを楽しむのだ。

 

こうやって一人でホテルで寛いていると、私ってこういうの好きだったんだなあと思い出す。

前回はいつだったかと思いだそうとすると、去年のクリスマス、年始のタイ、ネパール旅行だったと気づくのだ。

あの時も、本当に至福の時間を過ごすことができたのだ。

 

ほんと今回は、自分は一人旅が好きなんだと改めて認識したのである。

 

部屋で寛いで、お茶を飲んで日記を書いたり、好きな本を読んだり。

自宅とは異なる場所で、1人で楽しむのが好きなようである。

 

そうしておなかが空いてきたので、BARに行くこととした。

レストランは、閉まっているが、BARは営業しており、食べ物も食べることができるという。

 

ホテルの住人たちとディナー

 

6時ぐらいのBARはまだそれほど人はいなかった。

 

私の到着にすぐ気づいてくれたあのおばちゃんが、席に案内してくれた。

 

そして私の部屋番号をしっかり暗記している。

 

すごすぎる。

 

メニューを見ると、ここはいわゆるUKのパブ系のメニューであった。

 

それなので、ひとまずローカルのビールをいただくことにした。

UK国内旅の一つの楽しみに、各地域のローカルビールを飲むことが挙げられる。

 

BARのおにいちゃんに、ラガーがいいと伝え、2種類あると教えてもらう。そして、おにいちゃんお勧めのフルーティーな方をハーフパイントいただくことにした。

 

これが絶品であった♡

 

目がハートになり、本当においしくいただいた。

 

そしてディナーは、ホームメードステーキパイとフィッシュアンドチップスで悩んだが、久しくフィッシュアンドチップスを食べていなかったので、その誘惑に負けてフィッシュアンドチップスにすることにした。何か月ぶりのフィッシュアンドチップスか?

 

初めのハーフパイントがあっという間になくなったので、別のローカルのラガーを頼むこととした。

こちらもおいしかったのだが、やはりお兄さんが初めてに勧めてくれた一杯目の方がおいしかった。

ほんと両方楽しめてよかったのだ。

 

出てきたフィッシュアンドチップスは、巨大であった。

だが、ローカルビールでかなりよい気分になっているので、いつの間にかほとんどなくなっていた。

自分の胃袋の成長が非常に恐ろしい。

 

UKは特に地方に行くと、1プレートが巨大で、それに盛られたものすごい量の食べ物によく驚愕させられる。

そういえば、2,3年にやはり湖水地方に来た時に、小さいサイズを依頼したにも関わらず巨大なプレートがでてきて、友人みんなでびっくり仰天したのであった。

 

BARは、ホテルの宿泊客以外の人たちも来ているようである。みんなロックダウン前に、外食をしようとしてきたのだろうか。

 

周りを見ると、結構1人でディナーを食べている人達がいる。私の前の白人の女の子は、本を読みながら1人でいるし。右側にも1人の男性がいる。

 

それとさっきは、山の格好をしたおばちゃん1人がホテルに到着していた。

 

私みたいに、ロックダウン最後の山を楽しみに来たのだろうか。

 

そうして、とてもUKらしいディナーを終えて、部屋に戻った。

 

快適なお風呂で、リラックスして明日に備えるのだ~。

 

 

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PingdaoがHaystacksに興味をもったのは、このWEBサイトの写真があまりにも美しすぎたから。

ほんとこの方が撮る写真は、好みのど真ん中。

 
 

 

 

ホテルの部屋。どうやらこの部屋しか残ってなかった模様。改装したばかりっぽくて、快適だった♡

 

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夜はローカルビールとフィッシュアンドチップス!久しぶりのフィッシュアンドチップスはいいのだ!

この巨大なフィッシュを完食したPingdaoはすごすぎる。

 

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はじめの2つビールがラガーのローカルビール。2つ目の方がフルーティでおいしかった。

今みたら、値段が安すぎる!なんだこりゃ。

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泊まったButtermereのホテル。彼ら曰くカンブリアンだが、イギリスチックな感じを味わいたいなら、めっちゃおすすめ。