12月30日 トレッキング3日目 (Mardi Himal route )
Forest Camp ( 2600m ) -Low camp ( 3050m) -Badal danda (3300m)
***写真から***
Forest Campの朝。森に囲まれているので、展望はあんまりない。けど、色はきれい!
ロッジのダイニング。昨晩お世話になったストーブ。マルディヒマ―ルルートは、ストーブがあって、ありがたい。
Keikoさんが見つけた花。家の近くにも似たような花が咲いていたような?
Forest Campから30分ぐらい登ったとこに、絶景のロッジがあった。Keikoさんと帰りにここで泊まりたいとカルマジーにだだをこねる。
それにしても、このロッジでの展望は素晴らしかった。次回来ることがあったら、ぜひここに泊まりたい。
美しすぎる。
ここの展望も、素晴らしかった。毎日天気がよく、絶景で幸せ過ぎる。Badal dandaちょっと手前。ここで、かなり長い撮影大会。
Badal dandaロッジ前で。 ロバがガスを運んでいる。
ランチ後の散歩中。
スーパースターダワジー。ここでジャンプ大会が始まった。
夕方にまた上の方へ。
素晴らしい日の入り。
日が沈んだあとも、きれいだった。
初日本人
本日の朝食は、なんとインスタントラーメンである。下界にいるときはラーメンの朝食なんて選択肢はないのであるが、ネパールではララヌードルの朝ごはんが度々登場する。このララヌードルは、かなり優しい味で、よくあるインスタントラーメンのどぎつい味はしないのである。(もしくは、高い場所にいるので、多少味覚がどうにかなってる可能性はある。)
たくさんの野菜と卵で仕上げてくれるので、朝食にかなりちょうどいいのである。そして、とてもあったまるし、山でいただくララヌードルは、かなりおいしい。そして、高山病で苦しむ日本人が唯一食べることができる食べ物にもなるのである。
朝食をおいしくいただいてから、出発である!今日も距離がそれほど長くないので、本日の宿に到着してからランチである。
Forest Campのおばちゃんにまたねー!と別れて、出発した。帰り道にもこの宿に泊まることを既に決定しており、予約もしたという。
カルマジーはこのマルディヒマールルートは、今回が初めてであり、ダワジーはつい数か月前に日本人グループと来ているという。初めての宿であったのだが、キッチンを使うことにもまんまと?成功したらしく、カルマジーはたぶんこの宿が気に入ったのだろう。何といってもあのおばちゃんが、ほんといい人だ。
Forest Campから少し登ると、ものすごく見晴らしのよい場所にでた。そして、なんとここにロッジがあるのである。一瞬でこの場所に惚れ込んでしまったのである。
Forest Campの眺望はほとんどないので、その反動か?この場所がこの世の楽園のように見えてしまったのである。特にここからのマチャプチャレの迫力がたまらない。
みんなで写真を撮り、ここでこのロッジのオーナーと話していたりすると、Keikoさんと私の中に、このロッジで宿泊したいという欲望がむくむくと膨れ上がってきたのである。
そうして、Forest Campの予約をしてきましたーとさっき聞いたばかりなのに、ここで泊まりたいと言い出したのである。
本当に困った人たちである。
ここは、Forest Campから30分ぐらい登ったとこなので、昨日来ようと思ったら、ぜんぜん普通に到着できる場所であった。もしここで泊まっていたら、いったいどんなサンセットとサンライジングが楽しめたのだろうか。
まあ、けどいいのである。あんまり人間欲張り過ぎない方がいい。昨日はあのおばちゃんと楽しい時を過ごせたし、たくさんのにわとりが騒いでいる中で寛ぐのも楽しかった。
けど、万が一また私がここに来ることがあったら、このロッジで泊まってみたいのだ!そうして、Keikoさんもここをマルディヒマールルートのロッジの選択肢にいれた方がいいとカルマジーたちに力説していたのである。
ロッジを後に、しゃくなげの森の中を歩いて、Low Campに到着である。
ここで、このルート上で初めて日本人と出会ったのである。
若くてナイスガイな彼は、なんと一人で登山経験もないのに、ここにやってきたという。昨日ビューポイントとベースキャンプに行ったという。初めての高さだったからか、体がつらくあまり早く歩けなかったという。そして昨日は真っ暗の中を歩くことになり、それがつらかったと話していた。
なんだか日本人に会えたのがうれしそうな感じであった。
私も初めての日本人に会えて、うれしかったのである。
もともと私たちの計画は、ビューポイントまでという計画なのであるが、ベースキャンプというもう少し高い場所もあるのだとここで認識したのである。そして、当然マルディヒマールベースキャンプまで行きたいと思い始め、カルマジーにベースキャンプまで行きたいと言い始める私たぢであった。
はっきりいってここまでは、私ですらかなり余裕であった。高度順応のためこれくらいがいいのかもしれないが、かなりゆったりした山歩きで、気合など全くはいっていなかった。
だがしかし、ここら辺で、スイッチが入ったのである。
明日のマルディヒマールベースキャンプ成功のために、気合を入れ始めたのである。明日は、これまでの数日間の倍以上の距離を歩くし、当然高い場所に行く。そして、今回のトレッキングの最高地点4600mまで行くのである!
明日の目標が決まるとわくわくし、今まで抜けすぎていた気合を入れることにした。
Low Campにては、ちょうど会社最終日に隣の席の子からもらったクッキーをみんなでいただいた。イギリスでは、クリスマス前にはチョコレートをみんなでプレゼントしたりしており、たまたま最終日にクッキーをもらったのだ。会社から空港に直行する予定でいたためクッキーをどうしようか迷ったのであるが、結局持ってきてこんな感じで役に立ててよかったのだ。Sちゃんありがとう!
クッキーとマチャプチャレの写真を撮って、証拠写真としたのである。
あと少しで、本日の宿Badal Damdaである。
ここら辺は、しゃうなげの木がたくさんあり、4月ぐらいがシーズンのようである。これが全部咲いたらいったいどんなことになるのだろうか。ものすごく見てみたい。
そうして、あいかわらずのゆったりスピードで進んでいくと、ものすごい景色の場所にひょっこり到着した。
マチャプチャレが颯爽と君臨し、その左側にはアンナプルナサウス(たぶん・・・)ともう一つのかっこいい山が並んでいる。
おまけに最高の天気である。
ものすごい数の写真を撮り、カルマジー、ダワジー、イマーンシーンジーとも写真を撮り、本当に夢中になってあの最高の天気と景色を楽しんだ。この日のこの時間にここにいる奇跡を大事にしなくてはいけない瞬間であった。
そうして、ここからはBadal Damdaが見えており、私たちのロッジは、Badal Damdaの中間ぐらいに位置していた。
Badal Damdaでは、またカルマジースペシャルランチである。日がでていて温かかったので、外でいただくことにした。いろんな山に囲まれながら、外でいただくランチ。最高の贅沢である。
その日のカルマジースペシャルは、じゃがいものロスティとマカロニと、サラダとツナ。カルマジーのサラダは、生野菜を多少お湯で湯がいてくれているので、とても安心なのである。そして、カルマジーの無国籍マカロニも、いいのである。本当に彼の料理をいただくと幸せな気持ちになる。
ヒマラヤンジャンプ大会
午後は、5人で散歩に出かけることにした。Badal Damdaから少し上に上がると別のロッジがある。そこからの景色もかなりよい。サンセットは、ここで見るぞとその時に誓ったのである。そのロッジの名前はHotel 360。本当に360度すべて開けて、すんばらしい眺望である。
このロッジを後にして、私たちはもう少し進んでみた。そこで、ダワジーがマチャプチャレをバックに、ポーズをとりはじめた。そうして、ジャンプの写真を撮り始めたのである。そういえば、ダワジーはPitam Deuraliでもジャンプ写真を撮っていたので、ジャンプ写真は彼の趣味なのだろう。
ということで、私たちもおもしろがって、ジャンプの写真を撮り始めた。これが、かなり楽しく、はまったのである。
初めはダワジーの写真を撮っていたが、自分たちもやりたくなったので、カメラを渡して、撮ってもらっていた。そうして、マチャプチャレが背景のものすごいジャンピング写真がたくさんできあがる。そうして、次はKeikoさんとカルマジーの組み合わせで撮ったり、私とKeikoさんで撮ったり、ネパール人3人ジャンプを撮ったりして、かなりの時間遊んでいたのだった。
キリマンジャロでは、フリスビーが高山病対策になったが、ジャンピング写真を撮るのもかなり高山対策になったのである。ここは、もう3000mはとうに超えている。
韓国人グループとポーターたち
ヒマラヤンジャンプを堪能して、宿に戻ってくると韓国人グループが宿に到着をしていた。今日の宿泊客は私たちだけではないらしい。
サンセットの時間になると、Keikoさんと私はまたあのHotel 360まで行くことにした。さっきの散歩の時には、ロッジの裏手から回ったが、今回はロッジの奥のきちんとした階段から登ることとした。さっきは遠回りをしていたが、こっちの階段からだとすぐHotel360に到着してしまった。実は、こんなに近かったのである。
そうして、景色はすごいのであるが、韓国人グループの日本語が多少できるおじさんにKeikoさんがつかまってしまっている。写真の撮り方などの指導をされているようであるが、Keikoさんに写真の指導なんて!はっきりいって不要である。たぶんKeikoさんは、この色が変わってきた時間を思う存分楽しみたいはずなのに、非常にかわいそうである。
と思いながらも、どうやって助けたらいいかもよくわからない。
それなので、Keikoさんごめんと私は景色を楽しむことにした。
どんどん色がオレンジ色に変わってくる。その後に、まわりがピンクと紫のやわらかい色にかわり、オレンジのまん丸な太陽が奥の方の山の後ろに消えていった。
今回は、もう何度もすごいサンセットとサンライジングを見ているが、今日のサンセットも、、、、本当に素晴らしかった。人間こういうのを見続けると、人格が変わりそうである。
サンセットを堪能したあとは、私たちのロッジに戻り、カルマジースペシャルのディナーである。ああ、もう毎日幸せでしかたがない。
私たちが夕食をいただいている時に、ちょうど韓国人グループのガイド、ポーターさんたちもダルバートを食べていた。韓国人グループはどうやらかなり早い時間に夕食を済ませていたようである。
その時に、私たちが日本人であることがわかったようであり、ネパール人のポーターの子たちが、私たちに話しかけてきた。そうして、日本に働きに行くのは本当に難しくて大変だと嘆いていた。ネパールでは、日本は未だに人気があるようなのである。日本がある意味夢の国みたいな感じで受け止められているのに、とても驚くのである。
ネパールでは、国の産業が発展していないので、労働人口を全部受け入れるだけの仕事がない。それなので、かなり前から海外への出稼ぎに出る人が非常に多いのである。はじめのネパールの時にその事実に驚愕し、2回目でも同じ状況をカトマンドゥ空港で目の当たりにした。
そして、前回のポーターのヌリジーがマレーシアに出稼ぎにでていると聞いて、びっくりした。あのヌリジーが今マレーシアで働いているのである。そうして!なんとダワジーも、マレーシアで働いていたという。こんな若い子たちがマレーシアで働くという大変な経験をしているのである。
ちなみにマレーシアに出稼ぎにでる場合には、大体みんな3年間という。延長する人もいるようであるが、大体みんな3年で戻ってくるという。
ダワジーは、3年間マレーシアの中国企業で、溶接の仕事をしていたという。そうして、話を聞いた感じでは、ネパールで家族と一緒に住み、山の仕事をしている方が幸せそうである。何といっても彼には、生後6か月の赤ちゃんがいるのである。写真を見せてくれる彼が本当に幸せそうであった。だが、山の仕事は何日も家を空ける仕事なので、やっぱり何日も家族と会うことができないのは、寂しいのだろうと思う。
出稼ぎ大国のネパール。労働者不足、出生率の低迷する日本。私は、この2つの国民の相性はとてもいいと思うのだ。日本の過疎化の地域にネパール人を受け入れるとか、何かいい方法がないだろうか?ネパールには、日本に来たいと思っている人が、本当にたくさんいるのである。
さて、ここ最近はずっと晴れており、夜の星空もとんでもなく美しい。これにだんだん慣れてきている自分が非常に怖いのだ。それから、ここでは星空に加えて、夜景もきれいであった。山から夜景が見えるって珍しい。
この日も早々に湯たんぽをいただき、明日に備えて眠りについたのである。それにしても、よく毎日10時間も眠ることができるものだ。こんなに寝てばかりいると脳に異変をきたさないか。多少不安である。(というか、もう既におかしかったりする。)
そして、私たちは既に明日に向けていつもと違うスイッチが入っているのである。
6:30 Tea
7:30 朝食
8:30 Forest Camp出発
11:00 Low Camp
13:00 Badal Damda
20:00 就寝











