
Ben Nevis登山の翌日は、また長距離ドライブで自宅へ。
本当はグレンコーが見えるコースで帰りたかったのに、あいつが行きでたまたま通りかかったウイスキー蒸留所に行きたいと主張。グレンコーコースはあえなく却下、蒸留所経由で帰宅の途へ。
まあ仕方ない。昨日あんな修行登山に1日中つきあわせたのだから。グレンコーの道は何度か通っているし。
それにあいつが知っているくらいのウイスキーということは、かなり有名なウイスキーなのだろう。見ても損はしないかも。
それから、そういえばスコットランドはウイスキーも有名だったんだとふと気づく。
最近は、日本でもウイスキーが流行っているとか?あいつが言っていたが、本当か?
私はやっぱりそんなに興味はない。ワインの方がいい。
蒸留所に到着して、車から降りたと同時に、ものすごいウイスキーの匂い。おお、ここにいるだけで酔っ払いそうだ。けど嫌な匂いではない。
そしてショップの方に行くと、試飲付き見学ツアーがあるという。あいつが勝手にチケットを購入していた。45分ツアーのようだ。
ツアコン?は、デボラという女の人。参加者は私たち2人とイギリス人カップル2人だけであった。
ウイスキー自体に興味がないのだから、ウイスキーの作り方など全く知るよしがない。
そしてかつ英語がよくわからない。興味がないことに関しては、予備知識、単語量が乏しいので難しいのだ。
まずスコットランドはウイスキーのために非常にいい気候ということだ。この寒い気候がウイスキーに適しているらしい。
このあたりでは、実はもう初雪が降っており、山が少々雪で白かったらしい。冬は1日で2m降る時もあると言っていた。
残念だ。そんな地帯に、車ではちょっと怖いかも。
ちょっと自分の覚書のためにツアーの概要~♪
麦芽
ウイスキーとは大麦からできるらしい。そんなことも知らなかった。
まず大麦を発芽させるらしい。そのために、泥の塊みたいなのを燃料をして使うらしい。ピートと言っていたか?
マッシュ
この部屋は暑かった。
ここでは発芽した大麦をマッシュすして、お湯につけるらしい。
液体は次工程だか、液体を取り出した後の麦は飼料として使われると言っていたような気がする。(自信なし。あらためて、英語能力の低さを実感 (T_T)
発酵
マッシュしてとりだした液を発酵させるという。この状態では液は、白くウイスキーにはまだ程遠い。
でかい樽をのぞくと発酵した白い泡がもくもくしている。
蒸留
アラジンの魔法のランプをもうちょっと変な形にして、上からのにょきにょきと管がつき出して・・・、表現力がないが、変なかたちの銅でできた超でかいもの。これで蒸留するらしい。この部屋も暑かった。
樽で熟成
樽は、アメリカンオークでできているということ。そして1回きりしか使わず、1回使った樽は、解体され魚をスモークするのに利用するという。そしてそれには、ウイスキーのよい香りがつくという。
樽が寝かせてある貯蔵庫はひんやりして、なんだか荘厳な雰囲気が。
昔は、樽の中にエンジェルがいると信じられていたという。
そして数年熟成すると黄金色のウイスキーとなるらしい♡
ここまで見せられると試飲もしたくなり、なんだか興味もわいてくる。
だされたウイスキーを飲んでみると”なんだかおいしい♡”今まで飲んだウイスキーとは違い、とてもすっきり、優しい感じだ。
実はこのウイスキー(Dalwhinnie )は、日本人に人気があるという。
確かに、私でもこのウイスキーなら大丈夫だ。
デボラによるとここのウイスキーはチョコレートと一緒にいただくとよいということだ。
あいつにウイスキーを購入させ、家でもやってみるか。
意外と楽しかった工場見学。
そして、ただだから?ということでシングルモルトウイスキーの会?の会員にまでなってみた。
見学コース、ショップの人の対応、いろんな蒸留所をまとめるマーケティングなどはなかなか?のような気がする。
期待しないものって期待してない分だけ意外と楽しめる。
写真4枚目は会員になったのでいただいたシングルモルトウイスキーの会のパンフレットやあいつが購入したウイスキー。
写真5枚目は、あまりにもきれいだったので買ってしまったポストカード。きれいすぎ。こんな写真が撮れればよいのに。
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