この四次元世界の中で一番驚いたことは、流星群の出現です。
ほぼ1年前に「余命1年」とJ病院のH医師に宣告されていたので
私は1/31に天国へ行くものと思っていました。
かぐや姫じゃないけど、その瞬間を見届けたくて、
眠いのに、頑張って起きていました。
真夜中に腕をみたら、枯れた田んぼのようになっていて
丈1センチ位のカスミ草が生えていましたので、草取りしてました。
その時に、今まで見たこともない美しい流星群の出現です。
私のベットは、病院のバルコニーに面していたので、
みとれていました。バルコニーがお花畑のようにキラキラ輝いていました。
そしてウトウト眠ってしまったのです。(5分くらい)
僅かに眠って起きた時、流星群は山のほうに去っていく途中でした。
朝、起きた時、枯れた田んぼもカスミ草もありませんでした。
私は当分、流星群には乗れないなあと意識しました。
この頃から、私の意識障害は徐々に改善し、うつろな瞳はしっかりとし
食欲は出てきて、少しづつ、会話も出来るようになりました。
意識障害の時期を知っている姉は「奇跡だわ」と驚いていましたが
私には、何故奇跡なのか理解できませんでした。
ただ、テンテキ(点滴)がどういう意味なのか、しばらくはわからなかったし
携帯電話を電卓と呼んでました。(つづく)

