いくら三食昼寝付とはいえ、
時間をどのように過ごすかが、毎日の課題になります。
そのような折、デイルーム(面会などに利用する共用の部屋)で
「アンネの日記」を見つけました。
もう何十年も前に本を読み映画も見ました。
だからストーリーは、ほとんど知っています。
でも、「隠れ家生活」で外に出れないアンネと
病院生活で、自由な外出ができない「私」とが重なり
ついつい読み始めました。
「完全版」で非常に長いので時間もかかりましたが完全読破です。
文中に出てくる「マーストリヒト」とか「アーヘン」といった地名も
とても懐かしく思い出しました。
私自身も5年前にアムステルダムの「アンネの家」を訪れているので
その時の記憶が鮮明に蘇ります。
本を読み進むにつれ、サッカーをはじめとして、オランダとドイツがなぜ
あれほどまで、仲が悪いか、などもオランダ人の目線として
理解できました。
アンネ自身には罪のないことだけれども、かつて私にはユダヤ人の友人がいましたし、ユダヤ系の会社に勤務した経験もありますので
ユダヤ人が迫害された理由も、少しはわかります。
しかし、2年間の隠れ家での生活を思うと、あまりにもアンネが
気の毒でかわいそうでした。
明日は日本の「終戦記念日」。日本でも少女を含む多くの方々が戦争で亡くなりました。
こんな悲劇が二度と繰り返されないよう祈るばかりです。

