義母は私より40歳以上年上の「昔かたぎ」の人でした。
関東近県の地方都市に住んでいましたが、病気をすると
「東京の病院がいい」と言って、いつも我が家に泊まっていました。
体調不良を訴えて某医科大学病院へ通院していた頃、朝起きると
「お義母さん、体調どお?」と私が聞くと、必ず
「いいわけないから、病院へ通っているんでしょ」との返事でした。
ある日、診察結果を聞きに行く日、某医科大学病院へ一緒に行き、医師の
見解を聞くと、義母のどこにも悪いところがないと言うのです。
それを聞いた義母は怒り出し「先生!よく見て下さい」と、胸をはだけたのでした。
おそらく義母は「かまってほしい病気」だったのでしょう。
いつも「お義母さん大丈夫? 長生きしてね」と言ってほしかったのでしょうね。
わかっていても、周りを不愉快にさせるネガティブな挨拶はとても嫌でした。
だから私は、自分がどんなに病気になっても、朝だけは
元気に「おはよう!」と言おうと思っていました。
身体が病気になっても、心だけは明るく元気でいようと心がけていました。
義母が反面教師になっているのでしょうね。