骨董市でミャンマーのクミ族の古布を購入しました。

 

ミャンマーの布というと宮廷で使われた綴れ織りのアチェイクやハカチン族の布は持っていましたがクミ族の布は初めて購入しました。

 

タイに駐在していた時にクミ族の布を購入しなかった理由は➀布の技術の高さを理解してなかった事、②価格が高かった事、③化学染料が使われていた事でした。他の布を優先しました。

ミャンマーは100年前は東南アジアでは進んだ国でした。化学染料も比較的早くから入ってきていました。

 

クミ族の布を日本で購入するとは思ってもいませんでした。

写真のように表側には織柄が出るんですが、裏側は白く織柄が見えません。

 

 

その織柄の拡大写真を見て下さい。同じデザインが無いんです。

これでもかという織の技術を見せてもらっています。

 

 

これが何の布なのかはっきり分かりません。

ブログ友からは肩掛けの写真を見せてもらいました。一番近そうな感じです。

ヘッドクロスにしては大き過ぎます。胸当てにしては長過ぎます。

 

ジョン カベン