皆様、コロナ禍で如何お過ごしでしょうか?私のブログは半年も無沙汰してしまいました。

久しぶりにアップさせて頂きますね。

 

骨董市でアフリカ人の方がアフリカの古い木製マスクや削りだしの椅子みたいな民藝品を販売しています。その中にアフリカの布もあってちょっと興味がありながら、購入せずにいました。

 

今回も骨董市へ行きましたが興味あるものが無いので久しぶりに覘いてみると藍染の綿布がありました。前から気が付いてましたが手にした古布は色が褪せて良い感じになっています。

聞けばマリ共和国の南にブルキナファソという小さな国があり、そこの布という事でした。

 

原始的な腰機で織っているのか幅の広い布は織れないんでしょうね。1枚の布は幅が10cmにも満たないのです。それを13枚もつなげてブランケットにしています。

使われてきた布のなで藍染が色褪せて綺麗なブルーになっています。

 

アフリカにも藍染があるのかアフリカ人の店主に聞きました。

彼の得意げな説明によれば藍染はアフリカが発祥である事。

紀元前から藍染を使い、ツタンカーメンのミイラも藍染の布で保護されていた事。

その藍染がインド経由で日本に伝わった事。

 

勉強になりました。

 

持って帰ると家内は綺麗な色ね。でも何に使うの?厳しいご指摘です。

 

 

 

ジョン カベン