崇徳天皇 ゆかりの地をめぐる③ 坂出市 高家神社と観音寺 | たまゆら日記

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趣味は狛犬めぐり。2022/02/08 初めてのにゃんこ・こつぶを長崎からお迎えしました。2023/06/27茶トラガールのみゅうをお迎えしました。

高家神社

入り口に「血の宮」の碑が建っています。
崇徳天皇ゆかりの神社で「血の宮」とも呼ばれている、というとおどろおどろしいところ?と考えがちですが、実際は清々しくてきれいな神社です。

血の宮と呼ばれるようになったのは、、、
讃岐に流刑された崇徳天皇が崩御なされ、棺を白峰に運ぶ途中で、雷雨風に遭い、御棺を台石とした六角形の石に血が少し滴り落ちていました。
葬祭の後、その血の滴った台石を高家神社に納めたために「血の宮」と称されるようになりました。
という伝承があります。




とてもきれいに手が行き届いている境内

随神門

狛犬さんは安政2年(1855)製
162年前の狛犬さんですが、とても良い状態。うん、いいね!



かっこいいでしょう?

拝殿の木鼻
これまた龍がかっこいい。

そして拝殿の屋根がまた素敵なのです。
大棟に龍が泳いでいるのわかります?
狛犬もおります。ちゃんと阿吽になってます( *• ̀ω•́ )b グッ☆

拝殿の右手奥に「血の宮」と呼ばれることになった件の石が祀られています。


境内社・出雲社と親王社他
高家神社ご本殿

御祭神は、天道根命、大鞆和気尊(応神天皇)、待賢門院(崇徳院の生母)そして崇徳天皇

…待賢門院も一緒に祀られているのね。
崇徳天皇の悲劇の根源は待賢門院と白河上皇なのにね…


拝殿左手にある妙見社

妙見社側の階段を下りると観音寺に出ます。こちらも神仏分離令で別々になったのでしょうね。

観音寺の仁王門の大棟もかっこいい☆表から見ると龍がいて、内側から見ると狛犬がいます。

あまりに屋根が素晴らしいので他の写真が少ない(^^;

仁王さん

本堂

旅の初日の崇徳天皇ゆかりの場所めぐりはまだ続くのですが、ワタシ的には高家神社が一番良かったです(白峯御陵は別格なので)。