先月の中旬頃のことですが、家族が京都で年に一回開催されている、絨毯類の展示会に招待され、往復新幹線のグリ-ン車、ディナ-はオテル・ドゥ・ミクニのオ-ナ-シェフ「三國清三」氏のフレンチ、そしてMK京都のハイヤ-での観光付きという、豪華版だったそうです・・・こりゃあ、手ぶらでは帰れませんよねぇ~ と言うことで、先日その時に購入したペルシャ絨毯が、大手家具店の外商の我家の担当者が二人で持ってきてくれました・・・
ペルシャ絨毯は2500年の歴史ある芸術品で、産地・文様・ランク等色々あるわけで、奥の深いものです・・・
今回購入したものは、「メダリオン文様」と言われるもので、比較的ポピュラ-なデザインです・・・
そしてこの「ザンジャン」ZANJANは、その産地名になりますが、その産地で技術・芸術度、ひいてはその価値が決められてしまうのです・・・左側の項目はこの絨毯の評価になります・・・
ペルシャ絨毯の一番の産地・価値はQOM「コム」で、多くの名品の産地として名高いものです・・・我が家にもこの「コム」の名品が1点あり、それは美術書にも載っているほどのものなんです・・・我が家の家宝ですねぇ~
ZANJANの説明文です・・・
こちらがそのZANJANのメダリオンです・・・目の詰んだシルクの素晴らしい芸術品です・・・
上の写真と見比べて観てください・・・同じものです・・・勿論露出を変えているのではなく、日の当たる方向で、色が変わって観えるのです・・・
これは、中国の緞通等ても同じで、シルクの糸の目の方向が違うので、このようにみえるんですねぇ~
今回は、玄関に敷くために選んだものなんですね・・・大きさは780*1280ですから、絨毯と言うよりは、玄関マットって感じでしょぅか・・・
向きを変えると、表情が変わります・・・しかし、お値段が気になりますね・・・
どうやら、金額はムサシノモデルの最新作のOJのC62形より少し高い位のようです・・・家具店の外商の営業マンが持ってきてくれた時に、クレジットをチェックしていましたから、来月には金額が判りますけどねぇ~
結局置く向きは、玄関から入った時に濃く見える方向に落ちつきました・・・
左側の壁から下がっているのが、先ほどお話したQOM(コム)エスハギ工房の名品、「生命の樹文様」のものです・・・大きさは580*830という小さなものですが・・・凄いんです・・・