いやはや、昨日は真冬に戻ったような天候で、寒いこと・・・
で、イカロス出版発行の蒸気機関車EX(エクスプロ-ラ-)Vol24は、なんとあの函館本線山線のC62重連急行ニセコの特集号で、C622号機のデフのつばめマ-クをスワロ-エンゼルと名付けた「松本謙一」さんの写真と解説をたっぷりと楽しめるのです・・・
おととい23火が発売日だったのですが、事前に松本さんからご案内をいただいていましたので、アマゾンで予約しておいたので、発売日には手元に・・・・
以下松本さんからの案内の写しです
3月23日発売のイカロス出版『蒸気機関車Ex』第24号の表紙と巻頭9ページ9ページのグラフに、国鉄C622号樹を移した、昔々に私の作品がご招待をいただき、さらに光栄なことに、私が高校生時代に『鉄道ジャーナル』に発表した「スワロー・エンゼル物語」の、「スワロー・エンゼル」命名のいきさつを書くように、同誌山本編集長からご依頼を受けた文章も掲載されます。
自分が編集した本以外で、他社様の出版物の表紙に写真が採用されるのは、実に1970年春の交友社月刊『鉄道ファン』以来のことで、じつに46年ぶりです。外部からの原稿ご依頼も本当に久しぶりですが、いくつになっても原稿依頼を受ける」というのは、うれしいものですね。
この号は、ほかに、今年で廃線年になる「狩勝旧線」の回想で、当時の乗務員さんで健在な方の談話も載ります。さらには、長万部機関区でC62重連を走らせた乗務員さんの生き残りの方も発掘されて、、その体験も昨日のことのように語られるうえに、何と、特別付録に、C62牽引の下り急行「ニセコ」の函館~小樽全区間、列車内から録音された貴重な音源まで付くそうです。
季刊とはいえ、本誌『J トレイン』や他の別冊も手掛ける中で、これだけ充実した企画をやり遂げる同社鉄道書籍部門のスタッフのエネルギーには脱帽の限りです。同誌の山本編集長は日本の現役蒸機を全く知らない世代なのに、これだけ蒸機の記録の発掘に情熱を注いでくださる、というのは、かつて「こんな調査が将来活きることがあるのかしら」と思いながら機関車履歴簿を筆写して歩いた私には、やっと報いられた想いです。若い私を応援してくださった故西尾克三郎氏に、やっと合わせる顔が出来ました。
私の記事はさておき、C62重連と狩勝峠の組み合わせは、昭和40年の名作本、『SL No.1』を髣髴させる、凄い号になりそうなので、蒸機ファンにはぜひお薦めしたい、とご案内する次第です。
松本謙一
なにせ、幌歌内も昭和43年の8月に、中学3年生で初めて、渡道し「ニセコの前身の「ていね」を
始めて目の前で観た時の驚きと感動は今でも忘れていませんもの・・・
松謙さんがスワロ-エンゼルと名付けてから早、50年ですって・・・感慨深いものがありますね
勿論、本の中身も濃くて、おまけに狩勝峠越えの記事まであって、言うことなしなのですが、それにもまして、付録のこのサウンドア-カイブスのDVDが凄いのです・・・
幌歌内のお気に入りのPEMP製(松謙さんプロデュ-ス)のていね時代のC622号機に、フイニッシュワ-クで手を入れたスワロ-エンゼルと一緒にです・・・
静止画像もたくさん入っているのですよ~
こんな感じで、函館~長万部のロクニ単機の音と、長万部~小樽のロクニ重連の二本立てになっています・・・
こちら山線の長万部~小樽間の録音内容です・・・夜聞いてみたのですが、あの48年前に聞いた、まるでジェット機のような迫力ある音が眼前に広がってきます・・・
いや~本当に素晴らしい資料ですよ~実際に聞いたことのある方も、そうでない方にも是非
聞いて頂きたいと思います・・・