先日、横浜の海上保安部に行った際に、防災基地の目の前にある、横浜港新港埠頭に1隻の
ちょっと古めかしい船が停泊していました・・・
最近はテレビ番組等でも良く紹介されるようになった、JAMSTECの「みらい」という船でした・・・
この船は、世界最大級の海洋観測船で、全長128.5m、全幅19.0m、喫水8.9m、8,700GWTという
スペックをもっています・・・そして、このサッカ-ボ-ルのようなものは、ドップラ-レ-ダ-というものだそうです・・・
JAMSTEC 日本海洋研究開発機構は、世界最深のボ-リングが可能な船や、しんかいという潜水作業船を持っていて、海のお宝(海洋地下資源)を採取して、商業ベ-スに乗せる研究開発等も行っています・・・
なにより、この船体が日本で最初で最後の原子力船「むつ」を改造したものという所が味噌です
1969年に加圧軽水冷却型原子炉3600KW 10,000PSを搭載して進水しました・・・
そして1993年に原子炉を撤去して、1996年にはこの「みらい」として進水したのでした・・・
だから、船体のデザインが古めかしかったんですねえ~