長崎歴史文化博物館で9月6日まで開催されている「旅する光の切り絵展」へ行って来ました。
博物館に入館すると坂本龍馬像がお出迎えしてくれます。回援隊のブログですから、まずは挨拶して、会場の3階へ。
切り絵作家の酒井敦美さんは切り絵を光で透かして表現する「光の切り絵」を作られています。
これは今回の切り絵展で使用した原画だそうです。原画を切り絵にして、それに光を当てて像を造っているそうです。左下には軍艦島の一部が書かれています。
会場に入って最初に置かれていたのは、通り道の床を照らす行灯(あんどん)。
これは「一画二驚」上下の絵は元々1枚の絵なのに、光の当て方で雰囲気が完全に変化して、全く別の絵のように見えます。
ここからは作者が長崎を旅して見たものを題材として作った新作で、長崎の歴史や文化が織り込まれた壮大にして幻想的な作品「地球スケッチin長崎」です。横幅20mの壁や床および布に投影されたもので、絵、動き、音などが大空間に表現されています。これは浦上天主堂です。
稲佐山からの夜景の中をバスが飛んでいます。夜景は唯一、実写を取り入れているとの事。長崎港や出島ワーフが見えます。
秋の大祭「長崎くんち」の有名な演目で、諏訪神社に奉納される竜踊り。竜が黄色い玉を探して暴れる姿が力強く表現されています。
原爆の犠牲者を追悼し平和を祈念して建てられた平和祈念像。真っ青な空に飛んでいるのは平和のハトでしょう。
世界遺産の軍艦島。アパートの窓にいっぱいの灯りが綺麗に表現されています。細部にわたって描かれており、灯台も見られます。
光の切り絵が何枚もの布に投影された「音彩万華鏡」。
その中を人が通り抜けて行きます。人々が作品の中に入って行く様子が、また一つの作品と考えられておられるようです。
美しい作品に自分が入り込んだ様な写真が撮れるフォトスポットも用意されていました。
これは長崎の海をテーマにして書き下ろした作品。親子が海のなかで遊んでいる?
この時はたまたまこのスポットが私だけになったので、恥ずかしながら係員さんに写真を撮って貰いました。「いつもありがとう」の言葉がいい感じにありました。
そこで、「いつもブログを見て頂いてありがとうございます。」と言うために、この絵をお借りしました。
最初はあまり興味が無かったのですが、無料の入場券に誘われて訪ねて見ると、なんと素晴らしい作品ばかりで驚きました。繊細でぬくもりのある切り絵と彩りのある光が融合しておとぎ話の世界に誘い込まれた様な気になりました。中でも幅20mの壁に投影される「地球スケッチin長崎」は長崎の人々にとっては大切なものばかりが表現されており、大変身近に感じられる作品でした。他にも万華鏡やフォトスポットのコーナーでは、自分も作品の一部になれたりと、来場者が一体となって楽しめる仕掛けがたくさんありました。本当に素晴らしい世界に入ってきました。作者の酒井敦美さん、長崎歴史文化会館のみなさん、その他関係者の皆さん、ほんとうに素晴らしい世界へ誘って頂いてありがとう。

















