連日、猛暑日が続いていますが、少しでも涼しさを感じられるような唐比(からこ)の蓮の写真と伊藤左千夫の短歌「くれないの 八重てり匂う 玉はすの 花びら動き 風わたるかも」を載せました。写真は猛暑になる前に取ったものです。
花びらに水滴がついていました。
花びらと大きな水玉が葉の上に落ちているものもありました。
唐比古代蓮 古代蓮ですから数千年前の原種の色と形を現在まで保ち続いている蓮だと思います。
大賀蓮 2000年以上前の地層から出土した蓮の種から発芽し現在に蘇った花です。大賀博士が千葉市の人々の協力で発掘した3粒の種の1粒が2000年の眠りから覚め、花を咲かせました。
以下は古代蓮以外の種類で、何らかの形で人間の手が加えられたり自然交配した蓮で、そのうちの花びらの枚数が少ないものを一重咲きと言います。
浄台蓮 仏様が乗っている台座によく似ています。
酔妃蓮 白色の花びらの先端がピンク色で、酒に酔ったお妃の顔にたとえています。
唐比まだら蓮 白色に紅色の斑入り。昨年までは無かったと思います。
大紅袍(だいこうほう) 袍は長い上着やマントのような衣のことだそうです。
三色蓮 白、黄色、ピンクの3色が入っている蓮の意味だと思います。
以下は花びらの枚数が多い八重咲き(50枚以上)の蓮の種類です。
白万々蓮 花びらの枚数が100~120で豪華です。
誠蓮 花びらが110~130で、お盆の花として市場価値が高いそうです。短歌の「くれないの 八重てり匂う ・・」のモデルかと思いましたが、違うようです。
菊花粉 今年、初めて見ました。新しい交配種かも知れません。
ミセス・スローカム 花びらは70~100枚で、淡黄色のぼかしに淡紅色が入っています。
葉の上に小さな水滴がいっぱいです。
これが蓮の開花から散るまでを示していると思います。一番右は第2日目(早朝に開花するが昼には閉じる)、右から2番目は第1日目(早朝から開花を始めるがほとんど開花しない)、その次が第3日目(早朝に開花し一日中咲いている)、最後が第4日目(その日のうちまたは翌日に散ってしまう)です。
少しは涼しく感じられたでしょうか? これらの写真は暑くなる前に撮影しましたが、その日は曇り空で霧がかかったり、涼しそうです。また花びらや大きな葉にも水滴が見られますし、風で花びらが揺れるので風が収まるのを待ってシャッターを切ったりもしました。 そこで「野菊の墓」で有名な伊藤左千夫の短歌「くれないの 八重てり匂う 玉はすの 花びら動き 風わたるかも」が、この時の情景にぴったしかなと思いました。写真と歌で少しでも涼しさを感じて貰えたら嬉しいです。
















