長崎と諌早にある2つの滝を訪ねました。まずは近場の「滝の観音」へ。正式には長滝院霊源院といい、わが国最古の霊場と言われています。
長崎バイパス途中の「間の瀬」から出て、矢上へ向かう途中にあります。第1峰門をくぐると、ひんやりとして,そこは別世界です。
観音堂に向かう参道には、伏樹門と呼ばれる倒れた樹の幹の下を潜る場所があります。左右どちらが根なのか判らないそうです。
進むと仁王門があり、左右の仁王様が迎えてくれます。江戸時代初期の創建の禅宗寺院で、領主諫早公の祈願寺として庇護を受けました。渓谷を挟む2万5千坪が県指定第1号の名勝文化財です。
観音堂前には元禄時代に彫られた観音石仏群あります。佐賀の有名な石工の作だそうで、木彫りの仏像に近い高度な技術を持っており、今も限りない慈悲を伝えています。
寺の一番奥に30mの立派な滝がありますが、人里にある滝の中で固有の名称が無い滝は国内では、ここだけだそうです。流石に滝周辺には冷気と霊気が漂っていました。
滝はもちろん、お寺全体のたたずまい、四季折々に情景を変える風光は、より身近にある小秘境だとの説明がありました。
次に向かったのが、諫早市高来町の五家原岳の中腹にある「轟の滝」です。近くに轟キャンプ場、遊歩道や自然プールなどもあり老若男女が楽しめる場所です。
「轟の滝」が有名ですが、多良岳山頂付近に水源を発した水量豊富な清流を「轟渓流」と呼び、そこに大小30の滝が連なっています。その内の1つが落水の爆水音とどろく「轟の滝」で、落差12m、幅3mです。
最も下流にあるのが「潜龍の滝」で、「轟の滝」のすぐ下にあり、上には橋が架かっています。最上流には「見納めの滝」があるそうです。
これは近くにある「楊柳の滝」で落差50m、運が良ければ虹をかけて流れ落ちる姿を見ることができるそうです。水量が少なく残念と思いましたが、「ヤナギの滝」と緑の枝葉が良く合っていました。
最後はやはり名物「そうめん流しの滝」を見て帰らねばと思い、回るそうめんを食べました。水量は程々で、こしがあって美味しかったです。
大事な事を忘れていましたが、轟渓流は名水100選に選ばれています。その名水で作られた水まんじゅうが目に留まり、つい買って食べました。
轟渓流は名水100選のうちの「景観が素晴らしい名水部門」で、安曇野のわさび田、菊池渓谷などに続いて全国第5位でした。この名水の給水所があったので、おいしい水を貰って帰りました。訪ねるならペットボトルのご用意を。











