大村市田下町にある「しあわせイルミネーション」を見に行ってきました。
バイパス・高速を使って大村ICで降りて、国道444(しあわせ街道と言う)号を北上すると、家から約30分で「ようこそ」に到着。ここから2~300m先まで光のオブジェが並んでいます。
少し早く着きすぎたけど、西の空に夕日が沈み、夕焼け空とのコラボ写真が撮れました。
約30年前に1軒の家から始まった飾り付けが、次第に地域を巻き込んだものとなり、今年は13軒の家で思い思いの飾り付けがなされていました。
アイラブユー・ようこそ田下(たじも)へ。
ハートのオブジェでは人も犬も、大人も子供も写真を撮って楽しんでいました。
萱瀬保育園にはキティちゃんとアンパンマンのオブジェが。
大きなツリーとサンタクロース。
中でもこのあたりの家のイルミネーションは絵本の世界に入り込んだ様な感じでした。
私が撮ったこれらの写真の中にも必ず見物人が紛れ込んで写っています。
人も景色に溶け込む様に存在し、それほど身近に感じられるイルミネーションでした。
本当に各家で工夫され、手作り感満載のしあわせイルミネーションでした。
家の壁にはプロジェクションマッピングのような仕掛けもあり、道路ミラーも灯りにあふれていました。
今年はあまり寒くもなく、すべての飾りをゆっくりと見ることができました。この日の夕方は大村市から佐賀の鹿島市に向かう国道444号(しあわせ街道)沿いにある小さな町のイルミネーションの世界に一瞬まぎれ込んだような数時間でした。この田下町の入り口には1654年に建てられたキリシタン様式の墓碑が見つかっており、江戸初期に大村で起きたキリシタン弾圧と関係があるそうです。それから約370年後、この地でクリスマスにちなんだ催しがなされており、誰もが自由にものが言えて、「しあわせイルミネーション」といえる平和な日常がいつまでも続くことを祈るばかりです。












