奈良吉野川 キャンプでカヤック! | ロードバイクを待ちながら

奈良吉野川 キャンプでカヤック!

5/31-6/1に奈良県五條市の吉野川に行ってきました。

 

 

いろいろ乗り換えてJR五条駅まで輪行。ここは地名は「五條」なのに駅は「五条」です。

 

 

小雨ですがとりあえず駅前のイオンまで行って食材調達。自転車で30分ぐらいのところにあるキャンプ場を目指したのですが、天気予報とちがい雨は止まないのです。うっかりジーパンで来てしまいレインパンツ持ってくるの忘れてしまいずぶ濡れに。

 

 

なんと丁度いいところにモンベルがあるではありませんか!(実はここが目的地の一つなので当然なのですが。)

 

 

店に駆け込んで店員さんに「レインパンツください!」とお願いしたら親切に選んでくれて、着替える場所、コインランドリーの乾燥機、休憩場所などまで教えていただきました。ここは宿泊もできるのでいろいろあるのです。モンベルのレインパンツ2着目になってしまいましたが。

 

 

気を取り直して雨のなか吉野川沿いにキャンプ場に向かいます。

 

 

「カルディアキャンプ場」到着。予約したのはここから2キロほど離れた第2サイトだったのですが、この天気でこの第一サイトでも空いてるということでこちらを。

 

 

 

 

 

車乗り入れ可能のサイトが3個ならんでいるうちの一つを確保。まだ雨降ってます。右寄りの草が生えてるところに設営したのですが、これは失敗。草だけでなく苔も生えていてぐずぐずで滑りやすかったです。

 

 

取りあえず小雨の中設営完了。裏に倉庫のような建物があってそっち側は殺風景。

 

 

テントの前、吉野川川は緑豊かな眺めです。空きバンガローがちょっとホラー映画の雰囲気出してますが。今回、初登場のヘリノックス・グランドチェアに座ってほっと一息。

 

 

取りあえずイオンで買ってきた缶ビールと謎のスナック菓子で早めの夕食スタート。

 

 

今回は焚き火台持ってきませんでした。その代わりロゴスのキャンプ用練炭みたいなものをもってきました。マッチ一本で着火すると思ったのですがうまく着かないので上に着火剤乗せて点火したら炎上しました。

 

 


あとでよく説明を読むと、マッチ・ライターなどで10秒ぐらい連続して加熱する必要があったみたいです。大きさはアルコールストーブとほぼ同じなので同じ折り畳み五徳がつかえます。結構便利。

 

 

イオンで買ってきたチルド焼売をHSMで焼いてみました。いけます。

 

 

次にシェラカップにお湯を沸かします。

 

 

この上に表と裏に切れ目をいれたパックご飯を乗せて沸騰したお湯で5分ぐらい蒸します。湯煎するより少ないお湯でできます。

 

 

シェラカップのお湯をすてて、レトルトカレーを入れて加熱。

 

 

キャンプ飯王道のビーフカレーできた。実はキャンプで普段ご飯たかないのでカレーをキャンプで食べるの初めて。イオンで買った竹の子を付け合わせに。

 

 

後は音楽聞きながらウィスキーのんでまったり過ごしました。焚き火ないと手持ち無沙汰かと思ったのですが、別に平気でした。このチェアがリラックスするからかもしれません。ただ前に一回だけ使ったチェアゼロより座面が低い分、立ち上がるときに腕で体を持ち上げないといけないのですが。

 

 

さて翌朝、練炭はきれいに灰になってました。

 

 

大体イオンで仕入れてきた朝食。

 

 

おかずパンをホットサンドメーカーで焼きました。

 

 

アップルパイは少し焦げてしまい、大人味になりました。

 

 

キャンプ場内を散策。カヤックのレンタルでしょうか。

 

 

ラフティングもやってるようです。

 

 

居酒屋もある?

 

 

屋根付きのグループ用サイトもあって昨夜は家族2組ぐらいでBBQしてました。

 

 

今回初めて使った装備。ずっと一年中同じ夏用ダウンシュラフを使っていたのですが、今回はシュラフなしで代わりに薄いインナーシーツと冬用シュラフカバーを使ってみました。

 


最近よく参加するモンベルのイベントと名前が同じですが関係ないです。モンベルは扱ってないようです。なにかヒートテックのような発熱素材でできているようです。


この時は最低気温15度ぐらいで、夜も小雨だったようですが、この組み合わせで快適でした。

 

 

但し、左の今回使った組み合わせと、右のダウンシュラフのみでは体積にあまり差が無いような気が。これから真夏に入ったらこのインナーシーツだけで寝られそうなので試してみます。冬に夏用ダウンとこのインナーだけで寝られたら荷物減っていいのですが。

 

 

これが最近、セカンドストリートで格安で入手した新品のヘリノックスのグランドチェアです。これ自転車のフォークキャリアに丁度フィットするので定番入りしそうです。

 

 

さて、日も上がって天気は良くなってきました。キャンプを撤収して、今回のメインの活動に向かいます。

 

 

前日にもお世話になったモンベル五條店です。ここは吉野川の前にあってカヤックに力を入れている店なのです。

 

 

ここの「ホワイトウォーターカヤック Step 1」を受講しにきました。

 

 

 

2020年からカヤックに乗り始めて、あちこちで乗ったり、Sea to Summitに参加したりしてきたのですが、大体は穏やかな水面の内海、湖などで、長いカヤックでした。「ホワイトウォーター」というのは白波がたつような急流という意味で、そこで使うカヤックは全然違う形です。この写真にあるような短い艇で、何より底面が平底でキール(竜骨)がありません。だから自然には真っすぐ進まなくて、漕ぎ手がコントロールしないと行きたい方向には進みません。逆に急流ですぐ曲がれるというメリットがあるようです。

 

講習中はスマホとか扱える感じではないので、写真はないのです。

 

まずウェットスーツ、ライフジャケット、ヘルメットなどの専用装備に着替えます。

 

今回の講習はインストラクター2名に生徒3人という贅沢なほぼマンツーマン指導です。もう一組の親子もカヤックの経験があったようなので、初心者にありそうな真っすぐ全然進まないというようなことはなかったので、効率よく練習メニューは進んだと思います。

Step 1はまだ急流にはいかなくて、店の前にあるあまり流れのない水面での練習で、パドリングの基礎が中心です。カヤックのレッスンは数回受けたことはありますが、ホワイトウォーターカヤックはちょっと油断するとすぐ艇が回転してしまうので、下半身でしっかり艇と体を固定して、体幹を使って正しい漕ぎ方をする練習をします。いままで漫然と漕いでいた問題点がよくわかったと思います。その後は横移動の「ドローストローク」、傾いた体を立て直す「ローブレーキ」、体を傾けての急カーブとかの要素技術を練習しました。

最後に時間余ったからか少し流れのはやい部分に行って漕ぎ登るというのをやりましたが力尽きました。

一番最後に「沈脱」というわざと転覆させて艇の下から水中で脱出するのを体験しました。Step 3までいくとこの状態でパドルを使って艇をもとに戻す「ロール」というのを習うはずです。

 

 

これが練習した水面です。ほとんど流れはないです。

 

午前の部の航跡。主に直進(フォワードストローク)の練習。

 

 

午後の部、各種テクニックの練習。

 

この講習会、予約したときは次の日のStep 2と連続のはずだったのですが、最低人数の3人に足らなかったらしく、Step 1の一日だけになりました。でも相当疲れたので連続でなくてよかったかも。6月後半にStep 2を予約しました。なんとか今シーズン中にStep 3まで行きたいと思います。

 

 

さてモンベルで着替えて、シャワー浴びてさっぱりして自転車で五条駅付近にもどります。まだ4時半ごろなので飲食店あまりあいてなかったのですが、国道沿いの焼き鳥屋さん「炭炭」さんが4時半開店だったので入りました。とりあえずビール。

 

 

チーズ入り大根サラダでヘルシーにスタート。焼き鳥、イカ焼き、焼きそばなどをいただきました。

 

前日は雨だったのですが、いつもと少し違う焚き火なし、ダウンシュラフ無しパターンでキャンプできてよかったです。ホワイトウォーターカヤックも楽しかった。

ところで、キャンプ場で撤収しているときに隣のサイトに一人で車できてキャンプしている人が自転車を見て話しかけてきたのでお話したら、なんと世界中を自転車で旅行してきて、カナダ縦断とかヨーロッパ横断とか色々すごいことをしてきた方でした。現在は日本各地のサイクリングロードを回って紹介する地図を作られているそうです。

 

 


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