大阪橋巡りポタリング | ロードバイクを待ちながら

大阪橋巡りポタリング

新しい自転車でどこか行こうと考えたのですが、山の方は寒いし、天気もあまりよくないので近くの平地が良いだろうと、以前計画だけして実行していなかった大阪の海に近い橋を回るルートに行ってきました。

 

 



計画したルートはこれなんですが、作ったのが2年ぐらい前で細かいところは覚えてないのです。

 



1/28朝 8時半ごろ神戸市の家を出発。とりあえず尼崎城の前まで来ました。ルートはこの辺からスタート。

 

 

淀川の国道2号線の橋です。橋のよこに洪水のときに橋を締め切って淀川の氾濫をふせぐ「陸閘」があります。この倉庫から壁が出てきて国道を封鎖するはずなのですが、道路上のレールが埋められているのでもう機能しないのではないでしょうか?(現在は橋の反対側に「回転式」の陸閘が隠されているらいい。)

 

現在はもう廃止されたらしいレール式の陸閘の倉庫の扉。中はどうなってるのだろう。

 

 

橋(淀川大橋)から川上側をみたところ、梅田のビル街が見える。水上スキーしてる人がいました。

 

 

橋の反対側では阪神高速の工事してました、トンネルが川沿いにできるらしい。現在の海老江JCTからトンネルで地下に入ってまず新御堂筋までつながるらしいです。最後は門真まで延伸して大阪市の外側を一周する環状線になる計画。

 



 

淀川大橋から川上側の工事現場。この下にトンネルを掘るのでしょうか。

 

 

川下側を見ると海老江JCT付近にクレーンが立って工事してるのが見えます。

 

予定のコースではここから淀川左岸沿いの道を行くはずだったのですが、すでに工事現場になっていて通れないので、迷いながら迂回。

 

 

海老江JCTの下に来ました。大きなループ橋の工事をしてます。ここで高架から地下トンネルまで下がるのですね。

 

 

近くに大きな円筒形の建物を作ってました。トンネル用の換気口でしょうか?

 

 

続いてやはり工事現場。今度は阪神電車難波線の淀川鉄橋架け換え工事です。これが現在の阪神電車の淀川堤防上の踏切です。手前の赤いものが淀川氾濫のときに線路を封鎖する陸閘です。向こうに見える白いゲートのところに新しい線路がより高いところにできます。

 

 

これが出来上がりつつあり新しい線路の橋脚です。隣の現行線路より数メートル高いところにあり津波や洪水でも安心です。この線は以前は阪神単独の西九条で行き止まりの「伝法線」というマイナー路線だったのですが、今は近鉄と接続していて難波や奈良につながる重要路線になったのも関係あるのでしょう。

この橋が完成するとすぐ横にある「伝法駅」は線路ごと位置がずれるようです。

 

 

すぐ横に国道43号線の新旧の「伝法大橋」がかかっています。こっちも新しい橋梁のほうが高いところを走っています。

 

 

この後、淀川沿いはいろんな工事などで道がわかりにくく、何度か迷ったあとに「常吉大橋」を渡って舞洲(まいしま)へ。橋の横にあるテーマパークみたいな目立つ建物がありますが、これはなんとゴミ焼却所なのです。オーストリアのフンデルトワッサーという画家・建築家が設計したものです。展望塔のようなものは煙突です。

 

 

 




どうみても中にレストランとかありそうですが。

 

 

舞洲の端っこまで行ってみました。エアストリームがならんだキャンプ場みたいなのがありました。

 

 

カート用サーキットもあります。大阪がF1レース誘致するという話とは関係ないと思います。

 

 

丘の上から万博会場のある夢洲(ゆめしま)が見えます。巨大な木造リングができています。

 

 

舞洲には週末やってる飲食店がないみたいだったので橋を戻ってUSJの近くまできて遅めのランチ。舞洲からUSJのちかくにいく「此花大橋」には自転車も通れる歩道橋がついているはずなのですが、ここも工事の関係で閉鎖されていて自転車は渡れなかったので大回りしました。

 

 

この交差点にあった「一笑閣」という中国人シェフのお店であんかけ焼きそばをいただきました。ちょっと遅い時間なのに地元の人でにぎわってました。お店をでたらなんと小雨が降っていました。天気予報では降水確率ゼロだったのに。

 

 

大した雨ではなかったのでとりあえずUSJの前まで来ました。ここに来るのは初めてです。

 

 

雨はちょっと待てばやむという予報だったので、自転車を駐輪場に置いて、USJのゲート前のショッピングモールで雨宿り。焼きそばでお腹一杯なのでレストランは入れないのでウロウロ。「サイゼリヤ」でコーヒーと思ったら順番待ちでした。あきらめて「ハードロックカフェ」に入ってコーヒーとデザート。

 

 

アメリカンなデザートは値段もアメリカンでコーヒーとアップルコブラーで1700円!店内はがら空きです。ハードロックカフェすごくひさしぶり。

 

 

雨もやんだので引き続き河口地帯をうろうろ。この辺はこういう水門と陸閘とか多いです。過去に高潮被害とかあったんでしょうね。

 

 

これは橋ではなくて珍しい歩行者用の川底トンネル「安治川トンネル」の入り口です。自転車も通れるように大型エレベーターがあります。無料。

 

 

ママチャリ数台とともにエレベーターに。

 

 

トンネル内はこんな感じ。自転車は危険なので乗車できません。係の人が監視してます。

 

 

しばらく走って今度は京セラドームの前に。

 

 

なんか途中で切ったみたいな鉄橋がありました。

 

 

阪神高速が巻き付いた現代の「栄螺堂」みたいな建物がありました。朝潮橋パーキングエリアです。元々、緊急車両用のループ橋の出入り口だけあったところあとからパーキングエリアを建てたそうです。

 

 

「日本最低の山」として有名な「天保山」にやってきました。ここは江戸時代(当然 天保年間)に安治川の河口の土砂を浚渫して積み上げてできた丘があって船の航行の目印にもなり「天保山」と呼ばれるようになり、やがて木が植えられて茶屋ができて観光地になったという場所です。

 

 

こんな感じで大賑わいだったようです。

 

 

この写真の測量点は「山頂」ではないようです。

 

 

この階段の上が「海抜4.5メートル」の山頂です。自転車担いでヒルクライムしてみました。

 

 

天保山の観覧車到着。元の予定ではここからさらに南港方面も行くはずでしたが、道迷ったり、雨宿りしたりで時間切れです。

 

 

最後に「夕日のダイヤモンドスポット」なるところ(中央ふ頭)に、来てみました。天気悪いので夕日はよく見えませんが、少しだけ海面に反射してます。

 

 

大阪メトロ「大阪港駅」の近くに面白そうなお店があったのでここで一杯やって帰ることに。

 

 

丁度、店の前に照明付きのベンチがあったのでそこで自転車を輪行用に分解します。いままでの自転車と違ってディスクブレーキなのでやることがちょっと多いです。

 ブレーキローターに保護カバーかける。
 ブレーキパッドにも保護用プレートを挟む。

 リアエンド保護金具はクイックレバー用ではないスルーアクスル用のものを使う。

 スプロケットが大きいのでチェーンが長いから年のためチェーンをフックにひっかけてテンションをかける。

 

ちょっと作業が増えるし慣れてないので15分ぐらいかかったと思います。

 

 

店内に入ってとりあえずジンソーダかぼす味と、突き出しの塩こぶキャベツ。

 

 

チーズとクリームをミックスした「天保山チーズ」。

 

 

串カツセットを食べた後はホルモン焼きうどんというなぜか岡山名物で締め。

 

 

この日のルートの大阪市内部分。このあたりは工事中の道路や自転車が通れない橋とか多いので複雑になりました。なんか工事現場と殺風景な景色が多いコースですが、このあたりあまりよく知らなかったので行けてよかったです。

新しいグラベルロード車は平地走行はあまりスピード出しにくいですね。25キロ維持するのも意識しないとできなかったです。30キロ出すのはかなりつらい。色々取り付けて車重増えたのと太いタイヤは摩擦大きいのですかね。乗りごこちはスルーアクスルと太いタイヤで快適です。

今回のルート。

 

 

しばらくはこのグラベルロードばかり乗ると思います。