Mavic UST チューブレスタイヤのシーラント交換 | ロードバイクを待ちながら

Mavic UST チューブレスタイヤのシーラント交換

これはどっちかというと自分用の備忘録です。

- MAVIC キシリウムエリート USTの専用チューブレスタイヤに入っているシーラント剤を交換する手順。

 

- 用意するもの。

 

 * MAVICシーラント剤 60cc (100cc入りで売っている。)
* 100均で買えるコスメ詰め替え用の注射器(本体のみ。針やプランジャーはいらない。)
* MAVICの専用のバルブコアを回す道具(小さなプラスチックのU字型)
* シュワルベのクリップ式3本セットのタイヤレバー

* フロアポンプ

* CO2ボンベと専用インフレーター

* ペーパータオル

* 古新聞

 

まず作業する床面がシーラント剤で汚れないように古新聞を広げる。

 

タイヤから空気を抜く。

 

タイヤをホイールから外す。(クリンチャーと同じ手順。タイヤレバーを使うとはずしやすい。)

 

タイヤ内部の古いシーラント剤をペーパータオルで拭き取る。同様にホイール内側なども。

 

 

外した時点でこのように乾いていたらもうシーラント剤としての効果はないです。

 

 

これぐらい残っていたらまだ効果あったはず。

 

大体半年ぐらいで交換したほうが良いみたい。今回は9ヵ月たってました。後輪は残っていて前輪には残ってなかった。

 

せっかくタイヤを外したのだから、ここで前後を交換。このタイヤは回転方向の指定があるので間違えないように。

 

タイヤをホイールに戻します。この工程が一番問題多い。

 

ホイールの黄色いマークとタイヤのマークを合わせる。(バルブの反対側)

まず片側を嵌めていく。これはクリンチャーと同じように素手でもはまる。

残った反対側は3本レバー必須。まず素手ではまるところまではめる。バルブの反対側が残るようにする。

 

素手ではまったところの両端にシュワルベのレバーのクリップ側を固定してクリップの外側がはずれないようにする。クリップをできるだけ内側に移動させて残り部分をなるべく短くする。

3本目のレバーをクリップしてある部分の真ん中ではなく、1/3ぐらいのところに差し込む。クリップと反対側のリムにひっかかる部分をタイヤとホイールの間に突っ込んでリムにひっかける。レバーを強く引っ張ってタイヤをリムにはめる。(折れそうなぐらい力をいれてもレバーは折れない。)レバーを残った部分の真ん中ぐらいにつっこんでもう一回引っ張ってはめる。

(一回で嵌めようとするとはまらない。)

これで一応タイヤはホイールにはまっているのだけど、このMAVICのUSTというシステムの場合、さらにタイヤのビードをホイールのリムの中央にある溝に落としておく必要がある。タイヤを回しながらつまんでいって中央の溝に落ちてることを確認。

 

この状態でエアを入れるとビードがパンパンと音がしてあがっていってリム内側に密着していくはず。なのだけど、フロアポンプで入る場合と入らない場合がある。原因は不明。フロアポンプで入らない場合はいくらやっても多分入らないのでCO2インフレーターを用意して、ガスで一気にいれるとビードはあがる。

 

これで走行可能な状態に一応なった。

 

この状態でまたバルブを緩めて一旦エアを抜く。ここでエアを抜いてもビードはリムにちゃんとはまったままのはず。

 

次に新しいシーラントを入れる。

専用工具でバルブコアを回して抜く。

 

コアを抜いたバルブに注射器のシリンジを漏斗の代わりにはめる。

 

 

シーラント剤をシリンジに入れる前にタイヤを押してちょっとつぶしておく。そのままでシリンジに10ccのシーラント剤を注ぐ。(MAVICの容器の三角形の部分は取り外して容器本体から注ぐ。)タイヤを押す力を緩めるとタイヤがシーラント剤を吸い込む。これを3回繰り返して30ccを充填する。

シリンジを外してバルブコアを戻し、フロアポンプで好みの圧力までエアを入れてバルブを閉めれば作業はほぼ完了。

充填後に一応タイヤを回した方が良さそう。

 

バルブ周辺などにこぼれたシーラント剤をふき取って完了。

 

これはあくまで個人的なメモで、これが「正しい」とは限らないですが、参考になれば幸いです。