かさいちFANライド 紫電改に乗って北風ライド! | ロードバイクを待ちながら

かさいちFANライド 紫電改に乗って北風ライド!

10/17に兵庫県加西市で開催された「かさいちFANライド」に参加してきました。

 

 


自転車イベントに参加するのは2019年3月の「遊湯ライド」以来です。

 

 

スタート地点は加西市の「鶉野飛行場跡」です。自宅から車で早朝いけなくもなかったのですが、久しぶりなので余裕をとって加西市北条町の駅前のホテルに前泊しました。

 

 

 

北条鉄道北条町駅からちょっと旧宿場町に入ったところにある薩摩鳥の居酒屋で一人前夜祭しました。居酒屋に普通にいけるようになってうれしい!

 

さて一夜明けて、朝7時にホテルからスタート地点まで数キロ走ります。ちょっと小雨降ってました。

 

 

こういうロードバイクがずらっと並ぶ光景も久しぶりに見ます。なんかうれしくなります。

 

 

会場は旧海軍の飛行場跡で、この近くに川西航空機の工場があり紫電改の製造・開発をしていたようです。それにちなんで、加西市はこの震電改の実物大模型と展示用格納庫を最近建設したようです。その他、関連の戦争遺跡を整備していました。

 

 

紫電改をバックに開会式とコース説明。なんか出撃前の激励みたいです。

 

 

この日は久しぶりの百哩大王のジャージを着ていたのですが、雨除け兼ウィンドブレーカーのレインジャケットをずっときていたので見えません。前日まで夏のような天気だったのですが、天気予報ではこの日は急に寒くなる、ということなのでこういう服装で丁度良かったです。

 

 

 

スタートは15人づつ10分間隔でした。私と関西百哩大王のMさん、Nさんはなんとなく流れで最後の方になってしましました。コース上で大集団にならないようにする工夫らしいです。

 

 

スタート時点で雨はやみ晴れ間も見えてきました。

 

この大会の特徴としては「エイドステーションが100キロに6カ所もあって全箇所で地元名産が出る」というのがあります。「グルメフォンド」と言っていいのでは。

 

第一エイドまでは、固まらないように15人の同時スタートグループごとにつくペーサーのスタッフを追い抜いてはいけないことになってました。

 

 

まずブドウジュースとミニトマト!

 

 

前に見覚えのあるジャージの人が!

 

 

なぜか、前方の交差点をちょっと先に走ってる人たちが横切っていきます。どうも全部で100キロにするために組み込まれたループかも。(集団で2段階右折するのを避けただけかも。)

 

 

第2エイドは巻きずし。この近くの八千代というところに有名な手作り巻き寿司の店があるのでその関係でしょうか?一応、これが朝食かな。食べ物が多いときいていたので、この日はホテルで菓子パン一個たべただけだったので丁度いいです。

 

 

コースはこの後、「加西三坂」という峠を三個越えるミニヒルクライム三連続という前半の見どころに。「遠坂峠」「坂峠」「釜坂峠」と続くのです。写真は二つめの「船坂峠」のトンネル。去年からやってる播磨の峠巡りでここは来たことあります。その時は、右の旧道を登って古い峠を通りました。

 

 

 


この日はずっと強い北風が吹いてました。冷たくはないのですが、遮るものがない盆地や川の土手で向かい風はつらかったです。

 

 

三坂の最後の釜坂峠。ここは旧道っぽい雰囲気がありました。どの坂も登りは大体2キロぐらいなので、きつくはないです。

 

 

 

続いてエイドステーションでは「鹿カレー」です。さっき朝食だったのがもう昼食です。

 

 

 

百哩大王のお二人も久しぶりのイベントでご機嫌です。

 

 

ここのエイドステーションでは出発時間が決まっていて、それより前にはスタートできないので、スタート待ちの行列が。また6人づつの分散スタートです。エイドとか誘導の人員手配の関係の制限だと思いますが、できれば中間では自由にスタートさせてほしいものです。

 

 

 

 

次の北条鉄道の駅前のエイドではコーヒーゼリーかこの自転車クッキーの選択だったので、クッキーをいただきました。

 

 

先月は彼岸花が田んぼの横によく生えてましたが、今回はコスモスが綺麗でした。山田錦の田んぼは刈り取りが終わったところが多かったです。

 

 

「三坂」がおわったらもう登りはないかと言えばそうでもなくて「一乗寺」というお寺の裏でちょっと登りました。

 

 

ふと、信号待ちで後ろを振り返ると「回収車」が迫ってきてました。圧を感じます。

 

 

そろそろ銀杏も色づきはじめてギンナンが落ちてます。なんか突然、夏から晩秋になった感じです。

 

 

また北条鉄道の駅のエイドで「俵もなか」をいただきました。もうかなりお腹一杯です。

 

 

段々風がきつくなってきて、大会の登りもくしゃくしゃです。土手の上の自転車道路は風がきついので、集団の後ろに便乗させていただきました。

 

 

この「ブラックサンダー」ジャージの方が先頭の「播磨犬」というチームのトレインに無賃乗車させていただきました。ありがとうございます。

 

 

 

最後のエイド「フラワーガーデン」では姫路おでんが!ここはゴールまで9キロしかない地点なのですが、どうしてもおでんが出したかったようです。なんとか完食しました。

 

 

ゴールの紫電改前の少し手前に防空壕らしきものがあって扉があいているのが見えたのでちょっと自転車を置いて入ってみました。入口に「ヘルメット着用」と書いてありますが問題無いです。

 

 

実は一般公開していたのではなくて、なにかのイベントの準備を係の人がしているところだったので、ちょっと覗かしてもらうだけですぐ退散しました。

 

 

 

本当はこの月2回のイベントに申し込んで見学と映像上映ができるようです。

 

 

そして久しぶりの大会ゴール!100キロでエイドステーションが沢山あるのでブランク後の大会としては丁度よかったです。いきなり山岳センチュリーとかもう走れないです。

 

 

ふと目に入ったe-Bike 2台。段々、eBikeもこういうイベントで普通になってきたみたいです。

 

 

この大会は今回が第2回だそうです。今回の参加者は350人。緊急事態宣言解除して2週間後の開催だったので、久しぶりの参加者が多かったと思います。近いのでまた参加したいです。

 

このイベントと同時に12月末までならいつでも参加できる同じコースのモバイルスタンプラリーも開催中です。私はこの日にこっちのスタンプもスマホで集めて「釜坂峠」以外はゲットして抽選に三つエントリーしました。これは万一、ライドイベントがキャンセルになっても別の形で同じコースを走ってもらいたい、という主催者の意欲の表れなんでしょうね。

 

 

 

 

いつもならライドの後は温泉とビールなのですが、近くに温泉はないし、寒いしお腹いっぱいなので、粟生駅まで行く途中にあったカフェでカフェオレをいただいてまったりしました。

 

 

小一時間も休憩してしまったので、出て来るともう夕方でした。加古川線粟生駅でJRに乗りました。

 

 

あんなに食べたのになんとなく夜になるとお腹が減った気がしたので、加古川駅で途中下車して駅前の居酒屋でビールとおつまみ少々いただきました。

 

 

 

なんとか加西市を中心にみどころをまわりつつ100キロを確保するために色々グルグル・ジグザグになっている今回の走行ルートです。100キロで獲得標高1000メートル。

 

 

 

 

今回のコース周辺はよく走りに来る地域なので、見覚えのある道も多かったです。

2018年に飛行場跡にも来ているのですが、この時は紫電改の展示施設などまだなかったです。

 

 


今年の夏から一連の施設の公開が始まったようです・