Carradise リアキャリア崩壊! | ロードバイクを待ちながら

Carradise リアキャリア崩壊!

しまなみ海道の見近島キャンプ場にキャンプしにいったら、キャンプ場の1キロ手前で、超大型サドルバッグをささえるキャリアが崩壊してしまい、サドルバッグが使えなくなってしまいました。バッグを肩からぶらさげてキャンプ場までは自転車を押していってキャンプはできたのですが。

帰ってきてから、どこがどう壊れたか調べてみました。

 

 

これが問題のキャリアです。Carrdaise という英国のバッグメーカーの専用品で、同社のSuper Cという大型バッグと同時に2013年に購入取り付けして、泊りがけツーリングや最近はキャンプツーリングに愛用してました。

サドルバッグはまず、サドルのレールにつけてある金具にベルトをひっかけて固定して、それを下からL字型のアルミのラックで支え、そのラックをさらに補強用のステーでシートポストに固定する、という構造になっています。通常のリアキャリアと違って、私のロードバイクのようにキャリア用のダボ穴が無くても取り付けできるのが特徴です。

 

これが、問題がおこる直前に大三島の有名な記念写真スポットで撮影した自転車の状態です。すでに、このときに異変は起こっていて、ラックをささえるステーの角度が最初の状態から変わっています。ステーをシートポストの固定するリング状のパーツの内側のゴムのスペーサーが劣化してずれてしまったようです。その結果、ステーとラックの角度が変わってしまったようです。この時は気が付いてなかったのですが。

 

 

その結果、ステーとラックをつなぐ金具がまず破断してしまい、ラックだけではバッグを支えられなくなり、タイヤに接触。

 



ステーを外して、サドルを高くすればタイヤに触らないかと思ってちょっと走ったのですが。

 

 

結局、ラックのほうが根元で折れてしましました。ここでサドルバッグを乗せることが不可能に。幸い、キャンプ場も道の駅も近くだったので、なんとかなりましたが。


一番の原因はこの写真にも写っているシートポストを挟む金具のゴムのスペーサーが劣化しているのに放置したことなんでしょうね。わかっていたのですが、面倒くさそうなので放置してました。

あとは荷物がいつもよりちょっと重かったかも。通常の寝袋、テントなどの基本セットに薪割りようの鉈と、買ったばかりのモンベルの小型チェアが追加されてました。

あと、縦型輪行をすると、このキャリアが自転車の荷重を受けてしまうので、それも良くなかったかも。横型に変えた方がいいようです。

直さないとキャンプに行けないので、同じ Carradiseのラックの新型を注文しました。



カタログの写真です。ラックの素材がアルミから鉄に変更されたようです。ステーの固定方法も変わっています。強度が向上してることを期待したいです。英国のCarradiseに直接注文したのでしばらくかかると思います。

このキャンプ用に使ってるBasso Viperはもう10年ぐらい乗っていて、フレーム以外のパーツはほぼ交換されてるのですが、次は何が壊れるのか。リアのスプロケットがすり減っているのはわかったので、交換予定です。