南紀潮岬 Bike Campの旅 | ロードバイクを待ちながら

南紀潮岬 Bike Campの旅

 

この週末(10/20,21)は、紀伊半島の先端、串本町に自転車キャンプに行ってきました。

 

 

今年はBickpackingの流行(?)やアニメ「ゆるキャン」の影響で、自転車でキャンプ、というのを始めたのですが、今回が3回目です。 (いなべ と ゆめしま海道 が1,2回目) 今回は、イベント参加ではなく、自主ツアーです。自転車仲間のNさんが最近入手したブロンプトンで同行していただけました。

 

 

新大阪から3時間ちょっと特急「くろしお」に乗って串本駅到着。「くろしお」は白浜駅までは家族連れなどで満席でしたが、そこから先はガラガラです。

 

今回も以前と装備はほぼ同じで。クロモリ車に、超大型サドルバッグ、フレームバッグです。今回、焚火台が追加されたのですが、キャンプ用品はすべてサドルバッグ、テントのポールだけフレームバッグです。着替え、スマホバッテリーなど、身の回り品はドイターのリュックサックです。この時期は着替えが重いです。

 

 

同行のNさんが事情により次の「くろしお」で来られるので、それまで、駅の近くの橋杭岩の道の駅でサンマ寿司でお昼ご飯。天気良いので海水浴場の休憩所で海をながめながらシーカヤックの話をきいたりしてのんびり過ごします。

 

 

Nさん、愛車ブロンプトンで登場!なんと、小型のキャリーケースにキャンプ道具を入れてリアキャリアに固定してあります。前にも巨大なバスケットが付いていて最大積載量は多そうです。

 

この日は、ここから、潮岬の東側にある「紀伊大島」という島に橋で渡って、そこの丘の上にあるオートキャンプ場で泊まる予定です。当初、周参見からここまでサイクリングしてからキャンプする案だったのですが、慣れないキャンプサイクリングなので、1日目は数キロしか走らずにキャンプすることに。(それで良かったにです!)

 

 

目的地の「リゾート大島」までの道は島に渡ってから結構、きつい坂道を数回登りおりした先にありました。途中に航空自衛隊のレーダー基地があって、そこまでの坂が結構きつくて、荷物満載の6段変速ブロンプトンのNさんはちょっと苦しそうでした。元の予定通り周参見からキャンプ装備で走ってきていたら、二人とも時間も体力も足らなかったかも。

 

 

まだ陽の高い時間にキャンプ場に到着。とりあえず、缶ビール一本をやって、海を高台から眺めながら休憩して、テント設営。右手前が私の小型一人用ドームテント。フライシートを外側につける2重構造です。左側のNさんのテントは三角形のシート一枚で、地面むき出しの上に「コット」という地面から浮かした寝台のようなものをおく構造です。空気が断熱になるので、この上に寝袋を置けば寒くないそうです。

 

 

ここは至れり尽くせりのキャンプ場で、「てぶらBBQ」というのを予約しておくと、肉と海産物、野菜などの食材、食器、調味料、BBQ台、炭火、着火剤、椅子、テーブルなど、持ってきてくれる、というにわかにオートキャンプ並みの環境が出現します。電気釜で炊いたご飯まで持ってきてくれます。すいません、酒飲み二人なので、開けもしなかったです。

 

後ろに写っている車はMiniのClubmanという荷物スペースが大きいタイプでお隣のサイトのカップルのものです。自転車が積めそうかどうか密かに偵察してしまいました。

 

二人で、BBQを焼き、食べながら、缶ビール、チューハイなどは飲み切ってしまったので、最後の手段、ウィスキーのミニボトルをそれぞれ飲みだして無事終了。ここは売店は5時で閉店してしまうので、水さえあれば飲み続けられるウィスキーはキャンプには必須だと改めて認識しました。

 

 

わかりにくいですが、月が海面を照らすのを見ながら焚火をしてウイスキーをいただく、という、お前いつから”Be Pal"族になったのか、という状況です。この焚火台はドッペルギャンガーの軽量型で、三本のポールの間に金属メッシュの三角形を張るタイプです。薪がちょっとはみ出るので、時々下に端っこが落ちるのには注意が要りますが、それ以外は使いやすくて、収納時も小型でよかったです。キャンプに焚火は欠かせないので愛用したいと思います。

 

 

さて、前夜は酔っぱらって早く寝てしまったので、朝日で目が覚めました。海から日が昇ってきてこの日もいい天気です。Nさんが折角もってきたバーナーを使わないのは勿体ない、ということで、オイルサーディンの缶を温めたり、パンを焼いたりコーヒーを入れたりしてくれました。私もバーナーあったのですが出番なし。

 

 

 

キャンプを撤収します。サドルバッグに入れる前の荷物です。左から、食器類、バーナーと鍋、網、グランドシート。シュラフ、エアマット、焚火台です。これとテントがバッグに入ってしまいます。 Nさんはキャンプ荷物一式をキャンプ場から宅急便で送ってしまい、身軽なブロンプトンになりました。

 

 

折角来たので紀伊大島の東端にある日本最古の石造り灯台を見学します。150年前にイギリス人が設計して150人の石工が働いて建設されたそうです。その後、明治23年にオスマントルコの海軍船がこの近くで遭難し、生存者がこの灯台に崖を登ってたどり着くという「エルトゥールル号事件」が起こった場所でもあります。(と、いう話を、灯台の管理人の話好きのオジサンに詳しく教えていただきました。) その縁で、ここには「トルコ記念館」というのがあったり、串本町全体に「トルコ推し」でした。

 

 

灯台の前にはトルコの英雄 ケマル・アタチュルクの銅像まで!

 

 

灯台の前で日土友好に思いを巡らせてるところ。

 

さて、ここからはまた、紀伊大島の坂を越えて、本州側に戻り、潮岬を一周します。

 

 

潮岬の本州最南端の近くある観光タワー。ここで「WAKAYAMA800」という和歌山県のサイクリングキャンペーンのQRコードスタンプをスマホでゲット!他に、トルコ記念館と周参見の道の駅で3点獲得。

 

 

ちょっと腹減ったので、本州最南端のミカンソフトをいただきます。この後は、海岸線沿いに紀伊半島西側を北上して周参見を目指しました。なぜか途中で糖分不足かなにかで、猛烈な眠気が。いつもはそれに備えてカフェインジェルを持ってるのですが、キャンプ装備で忘れてました。途中で、エナジードリンクを飲んで、5分ほど居眠りしてなんとか回復。この潮岬でもっと身のあるものを食べるべきだったのかも。

 

 

そんなこんなで、ノロノロと重い荷物を積んで、海岸線のアップダウンを50キロほど走って「道の駅 すさみ」に到着。本当はNさんのおすすめで道の駅の隣の食堂で昼食の予定だったのですが、運悪くお休み。道の駅のレストランで「いのぶた焼肉丼」をいただきました。

 

 

周参見には「イノブタ」の牧場があって「イノブータン王国」として盛り上げているらしく、ここにもこんなものが。

 

 

また、この日は、この「ライドオン SUSAMI」という自転車ロングライドのイベントが開催中で、私たちが道の駅のあたりの海岸線を走っていたころに、丁度、参加者がどんどん走ってくるタイミングでした。荷物満載の私は、普段でも遅いのに、さらにノロノロなので、どんどん追い抜かれました。沿道にはところどころで地元の人が旗を振って応援してくれました。「あの人、なんであんなに荷物多いのかね」という声も聞こえましたが。

 

 

道の駅の一角がイベントのエイドステーションになってました。ここから、10キロほど先の周参見の駅の前の海水浴場がイベントのゴールです。私たちもここで、サイクリング終了。

 

 

ゴール地点の公園で、「とてとCamp」という自転車のキャンプの展示・飲食イベントをやってました。やっぱり、自転車キャンプはブームなのでしょうか?ここで、私たちは地ビールとたこ焼きで浜辺で反省しつつ帰りの特急くろしおを待ちました。

 

 

こういうバイクパッキング機材の展示もありました。今回は荷物は背中のバックパックと自転車のサドルバッグに入れていたのですが、バックパックが重いと、ややお尻が痛くなることがわかったので、今度はフロントバッグもつけて背中の荷物を軽くしたいなあ、などとビールを飲みながら展示を眺めてました。

 

ということで、最高のお天気のなか、紀伊半島の先端部で、二日間、楽しい自転車キャンプ旅でした。ご同行いただいたNさん、ありがとうございました。今回はいたれりつくせりのオートキャンプ場で二人連れだったのですが、次回はさらにハードルを上げて、トイレ以外何もないような無人キャンプ場でのソロキャンに挑戦したいと思いますが、そろそろ寒くなってきたのでどうしようかなあ。

 

一日目の走行距離は たったの 17.5キロ、獲得標高は174メートル コースは このGarmin Connect に。

 

二日目は59キロ、683メートルの こんなコース でした。 一応これで、キャンプ装備の重量で、ゆるい坂道交じりの60キロならゴールに3時ごろに到着できるペースで走れる、ということがわかったので、今後のキャンプ旅の計画の参考にしたいと思います。荷物なしでも、寄り道、観光ありの自転車旅は、一日の距離としてはこれぐらいが丁度良いというのが私の感覚ですね。