安曇野迷走記 | ロードバイクを待ちながら

安曇野迷走記

先週末, 7/22は所属する「百哩走大王の会」の年に1度の夏合宿でした。全国にメンバーがいるこの会のメインイベントです。今年は安曇野で開催でした。3年ぶりです。

 

私は大阪を金曜の夕方出発して新幹線と特急しなので夜10時ごろ宿に到着。

 

翌朝は朝6時にまつもと空港横の公園に集合。心配されたお天気は曇りでした。
 

 

40名ぐらいの皆さんが愛車とともに集合。ほとんどの方は車かJRで来られてましたが、中には千葉から3日かけて自走で来た、というかたもおられました。

 

 

今回の幹事のKさんによるブリーフィングです。

 

 

これが千葉からこられた方のクラシックな愛車です。

 

コースは空港から一旦ちょっと南の朝日村に向かって、山麓線、美麻などを通り白馬まで行き帰ってくる180キロです。

 

6:30から2人づつ1分間隔でスタートします。この会はコース誘導やエイドステーションなどはなく、各自の責任で夕方5時までに帰ってくる、というものです。コースはわかりにくいところもあり、GPSナビやキューシートなどで注意していないと迷子になります。

 

スタートして、9キロほど、ゆるい登り坂を快調に走っていたら、突然、左足のビンディングが外れてしまいました。はめ直そうとしてもうまくはまりません。仕方ないので、後続に合図をして、路肩で停まりました。シューズ側のクリートをチェックしても特に問題はないです。ふと、ペダル側を見ると、なんと左右のクランクがあり得ない90度の角度になっているではありませんか!これでは走れません。

 

そういえば、スタート前にフロントギアがアウター側に入らない、という現象があり、ディレイラーを調整したのですが、そのときすでに、クランクが軸から緩んでいて、左右にガタついていたようです。

 

自転車を倒して止まっていると、後からやってきた大王のメンバーの皆さんが集まってきます。この状態では簡単に修理もできそうにないので、、ここで早くもリタイアすることいして皆さんには先にどんどん行ってもらいました。次に、幹事のKさんが車でやってこられて、クランクを戻せるか試していただきましたが、結局、クランクは外れてしまいました。

 

 

珍しい、クランクが外れたロードバイクの図。

 

 

これでは仕方ないので、ゼッケン 13番のカードをKさんに返却して公式にリタイア。まだ9キロなのに。

 

ですが、平地で、あまりパワーもスピードも出ていないところでよかったです。登り坂でダンシングしてるときにこんなことになったら多分転倒してます。

 

Kさんも本来のサポート業務があるので、先に行っていただきました。一人、外れたクランクを抱えて、どうしようか、と考えます。今回、こういうこともあろうかと輪行装備を持って走っていたので、とりあえず駅まで行けば宿に帰ることもできます。 Google Mapで最寄り駅を調べると塩尻駅まで約10キロです。

 

最初、塩尻に向けて自転車を押しながら歩きはじめたのですが、よく考えると右側のペダルは使えるし、ギア、チェーンなどは動くので、右足だけで踏めば自転車は進むということに気が付いて、やってみます。ビンディングなので右足だけでも360度ペダルは回せました。そういえばそういうペダリングの練習ありましたね。苦手ですが。

 

ただし、クランク軸が左右に動いてしまうので、変速するとときどきチェーンが脱落してしまいます。なるべく変速しないでゆるゆると進みます。歩くよりはずっと速いですが。

 

なんとか塩尻駅について、自転車を分解して袋にいれて、村井駅まで、2駅、JRに乗りました。村井に宿があるのですが、近くに「サイクルベースあさひ」もあることをスマホで発見したので、そこで修理してもらえないか、と考えました。開店の朝10時まで小一時間あったので、近くのファミレスで2回目の朝飯を食べながら時間つぶしします。

 

開店と同時に「あさひ」にクランクのとれたロードバイクをもっていくと、ちょっとびっくりされたかもしれませんが、専用工具を使って、クランクを取り付け直ししてくれました。ただし、クランクの篏合部が傷んでいる可能性もあるので「様子をみてください」といわれ「お代はいただきません」ということでした。「あさひ」で買い物することはあまりないのですが、日本全国にあり、いざという時に助けてもらうこともあるので、時々は小物とか買いに行こうと思いました。修理している間に2階にあったロードバイク売り場もチェック。 Bianchi, Giant などのエントリーモデルのロードバイクがちゃんと売られていました。

 

 

「あさひ」で修理してもらえた愛車!

 

さて、これで一応走行可能になりました。時刻はまだ10時半ごろです。ちゃんと走行できるかチェックを兼ねて、松本駅までの7キロほどを走ってみました。特に問題は無いので、ここからコースに合流できないか考えました。大王の皆さんの速い人はもうそろそろ折り返し地点の白馬に近いところを走っているころです。松本からコースを逆走していって、先頭の人を探す、というのも考えたのですが、より安直に、途中まで電車で行って、復路で合流するのを狙うことにしました。

 

 

松本駅でまた自転車を分解して大糸線にのります。大糸線は遅いので、終点の白馬まで行ってしまうと他の皆さんより大きく遅れてしまいそうだったので、大町でおりることにしました。

 

 

大町駅到着。また自転車を組み立てる前に、謎飲料で栄養補給。ついでに駅前の売店で「ダムカレードッグ」という謎食品も補給。自転車を組み立ててスタート。

 

 

 

大町から松本方面に行くコースはゆるい下りで、気持ちよく時速40キロ近くを出して進みます。大王メンバーの姿はどこにもないのですが。 20キロぐらい先の豊科付近のコンビニでやっと数名の方にあいました。この時点で皆さんは150キロぐらい走っているのでかなりバラバラになっています。集団走行しないのが掟の会なのでそうなってしまうのです。

 

復路もまっすぐまつもと空港にいかないで、一旦朝日村とか山形村のあたりの丘に登って行きすぎるコースです。緩い登りですが、まっすぐで距離は長い上に向かい風が吹いていてやや疲れます。150キロ走った後だったらつらかったかも。

 

 

蒸し暑い日でしたので、フルに走った皆さんは相当暑かったらしいです。私もそろそろ暑くなったきたのでコーラ補給。

 

 

4時ごろにゴールしました。大町から60キロぐらいしか走ってないのですが。180キロの先頭の人はもうゴールしてましたが、半分ぐらいのメンバーはこの後ゴールでした。「門限」ということになっていた5時には全員ゴールしました。

 

この後、宿(「信州健康ランド」)に戻ってお風呂で汗を流して、お楽しみの大宴会開始!日ごろ会う機会のない遠くの会員、懐かしいあの人、この人、とのどを痛めるまで飲み語りました。

 

翌日、7/23 日曜日、は蕎麦を食べに行く組と美ヶ原ヒルクライムに行く組にわかれて自転車にのるはずだったのですが、朝9時の時点で雨がふってきたので中止になり、その場で解散になりました。

 

私は小雨の中、最寄りの村井駅まで走り、また自転車を分解してJRで松本駅まで。輪行袋に入った自転車を預かってくれるところがどこにも無さそうだったので、駅前の駐輪場でまた自転車を組み立て駐輪場におきました。まだ小雨模様で自転車に乗りたい雰囲気ではありません。

 

松本城は以前見たので、他に何か雨の日でも楽しめるところがないかと観光地図を見ると「松本市時計博物館」というのがあったので、歩いて行って見ました。


新しい博物館のようですが、大名時計、振り子時計など和洋の古い時計がわかりやすく展示されています。大名時計以外のほとんどが実際に動いていて現在の時刻にあってました。これを全部維持管理するのは大変なんだろうと思います。

 

 

SPレコードと蓄音機のコーナーもあり、丁度実演がありました。ぜんまい式蓄音機で電気を一切つかわないでレコードを再生します。音は、箱の中に隠れているラッパから出ています。音量はその前の扉を開閉して調整するそうです。クラシック3曲を聴きました。SP版はこのような蓄音機で聞いたほうが良い音がするそうです。

 

この後中町どおりのお蕎麦屋さんで昼食をいただきましたが、観光客用のお店みたいで、いまひとつでした。

 

午後は、自転車で安曇野のお友達のところにお邪魔させていただきました。

 

 

 

お友達のSさんは天文マニアで、ご自宅の庭になんと天文台を建設されてしまいました。住宅の上だと振動が伝わるので、天井が開閉する小屋をつくり、地盤に直接、赤道儀を設置してあります。望遠鏡はステッピングモーターでPC制御で計算どおりの位置を狙えるようになっているそうです。これを使って上空を通過する人工衛星を追尾できる、というすごいシステムです。

 

 

 

大王白馬合宿は以前にも参加したのですが、その時も、道を間違えてしまい、結局大町でUターンすることになってしまいました。大町ー白馬間は安曇野センチュリーや北アルプス山麓グランフォンドで何回か走ったことはあるのですが、大王合宿ではまた完走を逃してしまいました。次回はいつかわかりませんが完走したいと思います。

 

本来走るはずだったコースが これ です。

 

実際に走ったのは 最初の9キロ と 大町からゴールまで だけです。 結局二日間で合計 87キロしか走ってません。獲得標高 478メートル。

まさかクランクが外れるという故障は想定してなかったですが、なんとか対応できて無事ゴールにたどり着くことはできてよかったです。皆さんも一度、クランクにガタがないか時々チェックしたほうが良いと思います。私のは4月にDi2に交換したときに同時に交換したクランクなので、なぜ緩んだか気になるところです。