宇宙博
最初の部屋はビクトリア女王時代風のインテリアで古いSF映画「月世界の女」を流してます。
次の部屋ではソ連の人工衛星やガガーリン、テレシコワの宇宙飛行、対するアメリカの相次ぐ人工衛星打ち上げ失敗、などが動画や新聞で紹介されます。このあたり宇宙飛行初期の歴史が簡単にわかるようになってます。この部分はNASAの出展で、アメリカの科学博物館によくあるようなわかりやすい演出です。
右が世界初の宇宙飛行士 ガガーリン、左がアメリカの最初の宇宙飛行士 アラン・シェパード。ガガーリンは誰でも覚えてますが、シェパードはそんなに記憶に残ってないですよね。やはり一番じゃないといかんのです。
展示は前半がNASA,後半がJAXAです。どっちかというとNASAが過去、JAXAが現在と未来、という構成になっています。
私と同世代の男性は小学校の頃、みんな宇宙大好き少年だったと思います。その世代にはいろいろ懐かしいNASAの展示です。
これはアポロの月着陸船のコックピットです。狭いので椅子すらありません。二人立ったままで操作します。重力1/6だから立っていても疲れない?
すべてアナログの計器とスイッチ。1960年代だからすべてマニュアル、アナログ!
これがアポロ宇宙船に搭載されていたコンピュータです。メモリは磁気コアで4Kbyte. 回路はTTL ICで組まれていたようです。 ”Verb" "Noun" というボタンがありますがアルファベットはなく数字しかありません。おそらく、各機能を意味する数字が表になっていてそれをテンキーで入力して操作したのでしょう。
アポロ11号が月着陸するときにこのコンピュータは" Stack Overflow" で暴走していて機能せずパイロットはすべてマニュアルで操縦していたそうです。
これがその磁気コアメモリー。PCがBlue Screenしたときにメモリの内容をSaveすることを Core Dumpと言いますが、この Coreが語源です。
これもアポロのコンピュータ。TTLっぽい個別部品でできています。LSIなんか当然ありません。
同じく当時のカメラ。当然アナログです。
こんな狭いところに3人乗っていたのか、というアポロ司令船。中央のスピーカーみたいなところについているのは Rockwellのロゴみたいです。昔は航空宇宙産業の巨大企業だったんですねえ。私はRockwellの末期にはモデムチップのメーカーとして付き合いがありました。(その後 Connexantに名前変わりました。)
時代は一気に下ってスペースシャトルのコックピット。今風にデジタル、フラットパネル満載です。
1960年代のアポロをみていると、よくあんなアナログ技術で、月まで往復できたと感心します。組織全体でアナログの精度や信頼性を確保する仕組みをもっていたのだろうと思います。
JAXAコーナーは簡単に。
国際宇宙ステーションの「きぼう」モジュールの実物大模型です。でかいです。大型トレーラーぐらいあります。「きぼう」はISSの最大のモジュールで、船外プラットフォームは唯一のものです。
その他「はやぶさ」や国産ロケットなどの展示や宇宙エレベーターの模型などありましたが割愛。
最近は「宇宙日本食」です。ラーメン二郎が宇宙食で食べられる日も近いです。
お客さんはシニアなかたと大学生風の男女が中心でした。意外に若い女性が多かったです。これがリケジョなんでしょうか。
9月23日までやってます。













