「12番目のカード(上下)」ジェフリー・ディーバー | ロードバイクを待ちながら

「12番目のカード(上下)」ジェフリー・ディーバー

おなじみ車椅子鑑識探偵リンカーン・ライム・シリーズ6作目。 

今回はなぜか一人の黒人少女の命をしつこく狙う謎の男の話。この悪者は鑑識をだます偽の証拠を次々において行くのです。さらに奴隷解放の時代の歴史ミステリまで絡んできます。 

物語は例によってドンデン返りまくりで、そんなのありか、の騙しと、わかり易い引っ掛けが次々に後半でてきます。なんかだんだんこのシリーズはリアリティを失ってきているのではないのでしょうか。 

とはいえ面白いので次も読むとおもいます。 

ところで、このシリーズの最初の「ボーンコレクター」はデンゼル・ワシントン主演で映画化されているので、ついリンカーン・ライムが黒人のような刷り込みがあるのですが、小説はそうではないので、今回のような黒人の歴史の話の場合はちょっとひっかかります。