"オッド・トーマスの受難” ディーン・クーンツ | ロードバイクを待ちながら

"オッド・トーマスの受難” ディーン・クーンツ

死者が見える青年 オッド・トーマスシリーズ第2作。

ロードバイクを待ちながら

今度は、家に突然殺されたばかりの近所の人の幽霊がやってくる、というところから始まります。この幽霊は主人公の友人の父親で、その友人はどうもさらわれてしまったようなのです。それで助けを求めてやってきたのです。死んでも死に切れない、というやつです。

主人公の見える幽霊は誰も口をきいたりして意思をつたえることはできないのです。みんな悲しいそうな表情をするしかできないのです。誰もが幽霊となるのではなくて、現世に名残りがある善人だけです。この辺、日本の幽霊っぽいです。足あるけど。

お話は、この行方不明の友達を主人公がひとりで霊感(霊的磁力)で探す物語なのですが、後半はいかにも映画にも出てきそうな、舞台設定での大立ち回りになります。外は大嵐だし、猛獣もでるし。怪獣はでないです。

悪者の正体と動機がいまいち説得力がないのですが、キャラは立ってます。子分も強力。この辺は職人芸ですね。

最後に主人公は疲れはててしまい、もうこの町には住めない修道院 に入る、と宣言してしまいます。そして第三作 "オッドトーマスの受難”に続く。

前作では映画”シックスセンス”と関係があったのですが、今度は同じ監督の”アンブレイカブル”と少しだけ関係があります。また、今回も悲しいエルビス・プレスリーの幽霊が登場します。今後も出てくるらしいです。


このシリーズは”....受難”と”....予知夢”のあと2冊が出ています。どんどん読もう。

インフルエンザで寝込んだ間に読んでしまいました。