「探偵映画」 我孫子武丸 | ロードバイクを待ちながら

「探偵映画」 我孫子武丸

今年2冊目の小説。

探偵映画 (文春文庫)/我孫子 武丸
¥660
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密室殺人事件の推理小説映画を撮影中に、結末だけ撮らないで監督が失踪してしまいます。そこで、のこった出演者、助監督が、結末をなんとか考えて映画を完成させよう、というお話です。

私は「映画についての映画」が大好きなのです。トリュフォーの「アメリカの夜」とか、フェリーニのいろいろな映画とか、伊丹十三の「お葬式」も主人公は映画監督だし。

で、この小説は映画作りについての小説なので気に入りました。ラストのおちも映画ファン向けです。途中に出てくる映画トリビアも楽しい。この小説を映画化すると大変ややこしいことになるとおもうのですが、誰かやらないかな。

読んでから知ったのですが、実は19年前に書かれた小説の再刊でした。ちょうど私が映画を大量に見ていた80年代に近いのもなんとなく得点高いです。