県紙のお悔やみ欄に知ってる人と同姓同名があり、違うといいなと思い共通の知人に聞いてみたらその人だと言われました。


その亡くなった人は今の会社で3年くらい一緒に働いた9つ年上の女性で、腰と足が痛くて歩くのも大変になり会社を辞めました。


ずっと一緒にいたわけではないけど、時々お互いの義母の話をして笑い合ったり、お孫さんの話を聞いたり、仕事の愚痴を言い合ったり…


辞めてから一度ドラッグストアで会ったのが一昨年。


腰と足は痛そうだったけど変わらず元気そうでした。


最後に会った、というか見かけたのは約一年前。


私が胸のしこりの精密検査で病院を訪れた時。


その時は杖を使って歩いていました。


声をかけようと思ったけど病院だから「どうしたの?」と聞かれるなと。


嘘もつけないし適当にごまかすこともできないし、でもこれから精密検査なんだと正直に答えたら相手に気を遣わせてしまうなと思い声をかけませんでした。


声をかければ良かった。


またどこかでばったり会えると思っていた。


思い出すのは2人で爆笑していた場面。


「まだ早いよ」と声に出したら涙が止まらなくなりました。


あの時、腰と足が痛くて病院に来ているんだろうなと思っていたけどそれ以外の理由もあったのかもしれない。


どうして亡くなったのか共通の知人に聞こうと思ったけど、同じ日にその共通の知人の実家のお母様も亡くなったと聞いたのでお悔やみの言葉を伝えるのが精一杯でした。


亡くなったのは12日。


あっちの世界に着く前にお盆だからこっちに戻ってきたかな。


もう!忙しいな!と言いながら笑っているんだろうなと思います。


そして空の上から大好きな家族を見守っていくんだろうなと思います。


どうぞ安らかに。


いずれ私が空の上に行った時にはまた2人で爆笑しましょうね。