少し前の話ですが。
久しぶりに幼なじみからLINEが来ました。
乳がんになった、と。
もうすぐ治療を始めて順調なら数ヶ月後に手術をすると。
幼なじみとは保育園から高校まで一緒でした。
お互い結婚して以前のような頻度で会うことはなくなりましたが、離れていても当たり前に一緒に歳をとっていくものだと思っていました。
それが、もしかするとそうではないのかもしれない…と思ったら涙がどんどん出てきました。
命は有限であること。
様々な病気があること。
自分も病気だから分かっていたつもりだったのですが、どこか本気で考えていなかったのかもしれません。
そのLINEが来た日は…
出先でハンカチは落とすし、スーパーで買い物すれば買った物の一つをサッカー台に忘れてくるし、間違って財布をゴミ箱に入れるし。
何やってんだか。
私がこんなんでどうする。
治療が始まる前に少しだけ会う時間を作ってもらいました。
幼なじみの乳がんは進行が非常に早いものらしいです。
まず転移を防ぐために抗がん剤治療を行うそうです。
その後手術の予定だと言っていました。
彼女はいつもと変わらない明るさでサバサバと話してくれました。
髪の毛が抜けるのでカツラを買ったけど、きっと着用したらカツラ感満載になると思うと笑ってました。
次に生えてくる髪の毛は今までの髪の毛と違う人もいると聞いたらしく、次がツヤツヤな直毛でどっさり生えてきたらどうしよう〜(彼女は猫っ毛で毛量少なめ)と楽しそうに話してました。
無理させたかな。
現時点で抗がん剤治療は始まっています。
彼女はとてもポジティブな人ですが、抗がん剤治療が始まってから一度連絡したら少し辛そうでした。
それでも「でも大丈夫!」と。
そして「また会いにきて!」と。
私が豪雪地帯に住んでいるから「天気と道路状況をみてだけどね!笑」と。
こんな時でも自分以外の人を気遣って…たとえ猛吹雪でも路面凍結でも会いに行くに決まってるのに。
彼女は分け隔てなく誰とでも接する人なので親しい友人はたくさんいますが、幼なじみの一人として闘っていく姿を見ていきたいなと思っています。