肝生検の2時間ほど前から点滴をしていました。


予定していた時間の少し前に「そろそろ行きますよー」と看護師さんがストレッチャーと共に迎えに来ました。


ストレッチャーに乗り、そこで筋肉注射です。


左腕の肩に近いところ。これは内臓の動きをゆっくりにしてボーッとする注射だそうです。


これが痛い!分かっていても痛い!笑


注射後はそのままストレッチャーでエコーをする部屋に移動しました。


今回は個性的な女医さんがしてくれたのですが、医療ドラマで見かける茶色の消毒液の説明から始まりました。笑


そういえばこの女医さん、経鼻内視鏡をしてもらった時も内視鏡のメーカーであるオリンパスの話から始まったっけ。笑


この茶色の消毒液は消毒液の中でも最強で肌にたっぷり塗って蒸発する時に効果を発揮するんだそうです。


そして消毒液の蒸発を待つ間に痛い注射トップ3を教えてくれました。笑


一番痛いのはこれからする皮膚の表面にする注射だそうです。血管のないところにメリメリと液体入れてやるので一番痛いのだそうです。その次は筋肉注射だとか。


そんな話をしてくれてる間に筋肉注射した薬が効いてきたのかボーッとしてきました。


麻酔は右側の胸の下の肋骨のあたりです。その辺に肝臓があります。


女医さんは麻酔をする時に「チクッとするよ」と言い、液体を入れる時に「おりゃー!痛いね!痛いよね!痛い痛い痛い痛い痛い!」と「痛い」を何回も言って、その通りに痛かったのですが、なんか無音より「痛い痛い痛い」と言われた方が気が紛れました。笑


そこから麻酔が効くのを少し待ちます。 


ここで外来が終わった担当の先生が「もう採ったの〜?」と言いながら登場。女医さんは「最初の麻酔が終わったとこ〜」…なんて緊張感のない現場なんだ。笑


大学病院では手術着を着た医師が二人いて、一人が「先生、局麻です」と漫画でしか見たことないような大きな注射器を渡して。それがドラマのワンシーンみたいで、どこもそんな感じかと思っていたら、違った。笑


麻酔が効いてるかチェックしたら次は肝臓の表面への麻酔です。


二度目の麻酔の痛みはあまりありませんでした。前回はこれも痛かったような。


また麻酔が効くまで少し待ってから肝臓の組織を採ります。


針を刺す場所は前日にエコーで調べて油性マジックで印をつけます。当日の時間短縮のために前日のうちに刺す場所を決めるのだそうです。


ところがエコーを当てながら機械の針を刺そうとするも、印のついたところの肋骨と肋骨の間が狭いらしくて入らないとのこと。別のところから入れるとのことでもう一度麻酔。


私が「肋骨と肋骨の間が狭いってどこかおかしいのかな?」と心の中で思っていたら、間髪入れず担当の先生が「異常じゃないからね、よくあることだよ」と言いました。


エスパーか!
Σ(゚д゚ノ)ノ 


マスクしてて表情が分かりにくいはずなのに、私がすごく不安そうだったんでしょうね。笑


麻酔の効いてるところと効いてないところの境目だったのか、三度目の麻酔は少し痛かったです。側にいた看護師さんが「痛いですよね」と腕をさすってくれました。優しい。そんなに痛くなかったけど、その優しさが嬉しかったです。


一回目の組織採取。まず肝臓の表面から。「はい、息を吸ってー。少しずつ吐いてー。そこで息止めて!」息を止めているのは10秒くらい。決して呼吸をしてはいけません。息を止めたところで針を刺していきます。麻酔が効いているので何も感じません。バチン!←機械の構造上こんな音がします


とりあえずホッとしました。


そして二回目の組織採取。次は肝臓の奥の方から。また息を止め、さきほどより奥へ奥へと針を刺していきます。バチン!


この二回目が前回は痛かったので構えていたのですが、今回はさっぱり。針が刺さっていく感覚が少しあるくらいで痛みはありませんでした。前回は痛みに加え、この刺さっていく感覚もすごくハッキリしてて気持ち悪かったのを覚えてます。これが嫌で体をねじってしまう人(ねじると肝臓突き破って他の臓器に刺さる場合もあるとのこと)もいるそうです。


薬でボーッとする中、前回の大学病院で痛かったのは単純に麻酔をしてからの時間が短かったのではないかしら?と思いました。だってあんなに待ってくれなかったもの。次々と進んでいきましたもの。
σ( ̄∇ ̄;)


前回は痛かったけど今回は痛くなかったと言ったら女医さんは「よし!」と言ってガッツポーズしてました。笑


痛くて顔を歪めたのは筋肉注射と最初の局部麻酔だけでした。


担当の先生が「不妊治療での痛みと、こっちと、どっちが痛い?」と聞いてきたので迷いなく「不妊治療!」と答えたら、その場にいたみなさん笑っていました。
σ( ̄∇ ̄;)


いや、だって、流産の手術の時の処置の方がよっぽど痛かったもの。口には出しませんでしたけどね。


前回の大学病院では研修医に囲まれ静寂の中おこなわれた肝生検でしたが、今回は担当の先生と女医さんと技師さんと看護師さんとで朗らかな雰囲気の中おこなわれました。笑


採った組織を容器に入れた時に担当の先生が看護師さんに「先生!ホルマリン入れすぎ!」と怒られた時はちょっと笑ってしまいました。笑


医師の威厳は何処へ?笑


資格や免許による大きな隔たりは無い病院なのかな、と思いました。しっかりとした医療を提供してくれることを前提とするなら、私はこういう病院の方が好きです。


そして採った組織を見せてくれました。ボーッとする中「初めて見ました〜」と言ったら担当の先生が「前回も見てるよ」と。え?まじで?ボーッとしてたけど、その一瞬だけは覚醒しました。
σ( ̄∇ ̄;)


私の記憶力って。笑


もっと痛いと思っていた肝生検。無事に終わり本当にホッとしました。


部屋の外で待っていた旦那は、担当の先生から採った組織を見せてもらいながら色々説明を聞いたそうです。


エコーをする部屋は特に防音になってないので麻酔をする時の女医さんの「痛い痛い痛い!」という声が聞こえてきてギョッとしたそうです。笑


ちなみに肝生検のためストレッチャーに乗って部屋を出る時に同室のおばさま達から「がんばってね」「いってらっしゃい」と声をかけてもらいました。部屋に帰ってきてからも「おかえり」と言ってくれて、なんだか嬉しかったです。


続きます。