今日、お店に手伝いに行ったらおとうさんがおかあさんを叱っていた。
おとうさんは病気の後遺症でハッキリ喋れない、左半身に麻痺が残っている。
自由じゃない自分の体の代わりにおかあさんに動いてもらっているくせに、ちょっと間違えたり勘違いしただけで「このバカが!」と激怒。半分以上何を喋っているか私には分からないんだけど、捲し立てるように大声で怒っている中に「バカ」という単語だけはハッキリ聞こえた。
30分で何回「バカ」と言っただろう。
そして一度だけおかあさんを叩く音がした。
私が居るところから二人は見えないんだけどペチッと音がしておかあさんが「痛っ」と言った。
顔じゃないとは思うけどね。あの体でピンポイントに頬を叩くのは難しいと思うから。
おとうさん。私達には優しいけどおかあさんに強く当たり過ぎ!
おとうさんを「悪い人じゃない」と言ったけど前言撤回!
悪い人でしょ。
どちらか先に亡くなるというならおとうさんからどうぞ。少しおかあさんに楽をさせてあげて。